ぐずっていた3連休の天気も、最終日はなんとか日中は曇り空の天気予報。
さっそく、購入したばかりの『Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR 』を持ち出し撮影に向かいます。
向かった先は、いつでも野鳥に会えると噂の越谷市にあるキャンベルタウン野鳥の森公園です(笑)
ニコン超望遠ズームレンズ 200-500mm での初撮り雑記
せっかくの日だというのにあいにくの曇り空です。
しかも、キャンベルタウン野鳥の森公園はテント内での撮影になるので、露天よりもさらに微妙に暗くなります。
「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」はズーム端でも開放f/5.6のレンズなんですが、やはり暗いレンズであることには変わりありません。
カメラの設定は、初めて使うレンズでもあるし、全然予想もつかないので絞り優先オートだけ決めて、後は適宜設定を変更して撮影しました。
カメラの基本設定
- カメラボディ Nikon D5500
- 記録 JPEG FINE
- 絞り優先オート
- 手振れ補正ON
- 手振れ補正モード ノーマル
ざっくり一番使い勝手がよさそうな設定で撮影開始です。
ちなみに貼ってある写真は、基本的に撮って出しの未加工写真になります。ブログ用にかなりリサイズしてありますが、写真をクリックするとちょっと大きく見やすくなります。
重い、重すぎる…
自宅で抱えたりして分かっていたつもりなんですが、やっぱり重いです。
レンズ単体2300g、ニコン一眼レフカメラ中最軽量470gのD5500を取り付けても2770gあります。
カメラボディだけ持って撮影しようとすると、マウント部分からボキッと折れそうな気がするくらいフロントヘビーです。ただでさえD5500はカーボンモノコックボディで、マウント部分は金属フレームになっていないから気を付けないと本当にやばそうです。
野鳥の森公園に行く前から、手持ち撮影は無理っぽい雰囲気がプンプンしていたので、念の為に1脚を持ってきていたのですが、これが大正解です。
3脚座に1脚を装着したら、帰るまで外すことはありませんでした(笑)
結構プルプルプルンだが、手振れ補正は強力
1脚に取り付けたんですが、そもそも1脚を使って撮影することが少ないので上手く撮影出来ません。
しかも、3脚座にある1脚取り付け部分が重心位置ではないための、ズームレンズを繰り出すとかなり前荷重になりバランスが悪いです。
自由雲台も節操なく自由に動き回るので、雲台を軸にカメラレンズが上下左右にグワングワン動きます。撮影していても、微妙にプルプルしているのが分かります…
が、手振れ補正はかなり強力でシャッター半押しで「スウッ」と吸い付くような感じで像のブレが止まります。
オカメインコがいないので場所を変える
どうした事か、この日はオカメインコどころかインコたちが飛びまわっていません。
この公園にくる目的の半分以上は愛らしいオカメインコを撮影する為といっても過言では無いため、オカメインコに出会えなければ撤退です。
くそぅ。超望遠500㎜でオカメインコのおてもやんだけ抜いて写すつもりだったのに(笑)
キャンベルタウン野鳥の森を後にし、クルマ走らせること10分くらいでしょうか?
大きな溜池をもつ巨大な公園に到着です。
この公園はいつでも、サギの仲間たちが僕を迎えてくれます。おや?いつもの場所のカイツブリのペアがいません。まあ、来るのが夏前以来なのでどこかに行ったのでしょう。
しかし、天気は曇ったままですが、テントから出たので少し明るいかな?
比較的至近距離(10m程度?)でチュウサギ?が食餌をしていたので撮影。
このころには、雲台の締め付けナットを半締めにしたら抵抗感がある動きをすることが分かり、足の長さを上手く調節すると直立姿勢の楽なポジションで撮影できるようになりました。
焦点距離が短いので、もう少しISO感度を落としてもよさそうだが、撮影時は全く気が付かず。
AF合焦速度は速い!!!
いきなり飛来して来たシラサギ。
くそ重いんですが、この場合は1脚ごと持ちあげて撮影しています。
AF-C 9点で、適当にレンズで追いかけながらシャッター半押しでAF合焦させていますが、僕の持ってる安レンズたちの中ではAF速度は一番速い感じがします(もっといろんなシチュエーションで試したい)。
曇天で無理な話なんですが、もう少し光が回り込むと違う写真になると思います。
等倍切り出しのカワセミです。
撮影距離は90m以上はあると思います。
肉眼では確認できませんでしたが、レンズを覗いていたら独特の鳴き声と共に勝手にフレームイン。写真としてはダメなんでしょうが、焦点距離500㎜、換算750㎜のすごさを体感です。
コスモスを撮影
この辺りからだいぶ僕の燃料切れで、疲れてきています。
レンズを持っての移動が思いのほか大変なんです。3kg弱の鉄アレイを持ってウォーキングしていると考えれば、日常生活ではあり得ない状況です。
テレマクロっぽい使いかたも出来そうな気がしますが、最短撮影距離ギリギリまで寄って、もっと光がある日に試してみたいです。だが、こんなに重いレンズを載せる3脚は持ち合わせていません( ノД`)シクシク…
緩いんですが、絶え間なく風が吹いていてゆらゆらと揺れ続けるコスモスだったのですが、まあ、それなりの撮影。
実はD5500の液晶画面で見るよりも実際の写真の方が明るいんです。なので、液晶画面で確認して暗いかなと露出補正を掛け過ぎると明るすぎの写真が出来上がります。
RAWで撮影していればいくらでも弄れますが、連写優先でJPEGで撮影していると悲惨な結果になってしまいます。
感想など
感想も何も、まだ1日しか使ってないので何とも言えないのですが、それでもカメラとレンズの性能と1脚のおかげで、それなりの写真が撮影できました。
上級者が見れば笑っちゃうような写真かもしれませんが、300㎜では捉えることの出来なかった世界を垣間見れたので、それなりには満足です。
重いのは何ともならないので慣れるしかないだろうし、ホントもう無理ってなったら売払うかもしれません(笑)
週末まで元気だったら、このレンズを持ってMotoGPの撮影に栃木県にある「ツインリンクもてぎ」に撮影に行ってきます(^^;
果たしてぶっつけ本番で流せるか?
コメント
コシタツさん、こんばんは、やっぱり、違いますね~、烏毛の感じが、よく出てます、
写真が、綺麗ですね、うらやましいです、
私の場合、一脚も、再考で、アマゾンで、調べてみます。
、
日野さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
あえて近くから大きめに写してあるのと、超望遠なので背景が盛大にボケるので楽しいです。
手振れ補正さまさまです(^^;
ただ、実際はもう少し離れた場所からの撮影になるので、どの程度の距離とお日様でどのような撮影になるのかが楽しみです。
一脚は安いので構わないので、1本あるとカメラにビデオにといろいろと便利です。
僕が使っているのも3000円しない物です。
ども。
なかなかいい感じですね。欲しくなりますねぇ。
(ほとんど使ってませんが)シグマの150-500mmとどれくらい違うものなのか比較してみたくもなります。
正直、等倍での解像がどれくらいなのか実際見てみたいですが、結構解像しているように見えます。曇り空でもそれくらいだと、晴れ空だとよりいい感じに出るんじゃないでしょうか。
moukinさん、こんばんは。
被写体にある程度近い状態で、解像感を演出して撮影しているので、今のところ僕自身の評価は???って感じです。
手持ち撮影、3脚撮影での微ブレの影響や、絞り、露出、VRオン・オフの影響もあると思うのでこれからじっくりと試してみます。
とりあえず、晴天の最中「MotoGP」の撮影をしてきたので、記事にしたいと思います。