春は、梅とメジロでウメジロ撮影。似たり寄ったりの構図でツライ・・・

春はあけぼの…から始まるのは清少納言の枕草子だったりしますが、コシタツの場合は春はウメジロだったりします。

もちろん、やうやうと白くなりゆく山際の時間ではなく、お昼ごろに混み合う梅林公園に向かうんですが…いとをかし

もちろん向かった場所は、

越谷梅林公園は梅まつり以外はひっそりと穏やかな公園です。プチ迷路もあるよ
越谷梅林公園は、国道4号バイパス元荒川橋交差点から少し入った場所にある少し小さめの公園です。この公園のお隣には由緒正しき宮内庁の埼玉鴨場がありますが、鬱蒼とした木々に囲まれていて、鴨場の様子を越谷梅林公園からうかがい知ることはできません。 ...

になります。参考にどうぞ。

今回は写真記事でもあるので、画像サイズは1600×1067、データはちょっと重めの500KB程度あります。クリックすると大きくなるので、是非クリックしてください。

ウメジロ撮影

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ウメジロ撮影

この時期の梅林公園は梅の開花も最盛期を迎えるので、お客さん大入りで大賑わいです。

もちろん、デフォルトの駐車場は満車で、ゲートボール広場も潰してクルマ誘導していますが、それも満車。仕方なく国道4号線元荒川の土手に駐車します。まあ、それでも公園には全然近いので問題無しです。

撮影機材

  • Nikon D5500 赤
  • レンズ Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR 黒

カメラ設定

  • 絞り優先オート 晴天なので、ほぼf/8固定
  • フォーカスモード AF-C
  • AF範囲  シングルポイント
  • 測光範囲 中央部重点測光
  • ホワイトバランス オート
  • ISO感度 320固定
  • 連写モード マックス
  • 画質 ビビッド
  • RAW保存

機材と設定はこんな感じです。

普段はJPEGでの撮影なんですが今回のRAW撮影の理由は、どうしてもメジロを追いかけての撮影なので、明るい場所、暗めの場所と明るさが一定じゃない場合が多く、若干暗めに撮影しておけば現像で持ち上げて誤魔化せるからです。

梅の木に止まるメジロ

ウメジロ撮影

メジロって鳥はどうも梅の密には目が無いようでして、猫にマタタビ、コシタツにラーメン、メジロに梅ってくらいに世間一般に良く知られています。

まあ、正直申し上げて、グーグルでメジロ検索かけると大量のメジロの写真がヒットするし、それがまた皆さんお上手だったり、手にのっけていたりと僕がわざわざアップする必要なんか無いような気がしてきますが、それだとあまりにも僕が不憫だし、せっかく撮影したのでアップします。

ウメジロ撮影

合成写真です(嘘)

梅が咲いてなければ、この梅林公園でもそれほど見かける機会の少ない鳥なんですが、この時期だけは大集団で現れて、狂ったように蜜を吸い漁ってます。

人が居ようが居まいが関係なし。

咲き誇る梅の木々を枝から枝へ、花から花へと移動しながら飛び回ります。

さながら中毒者のようです。

梅の密を吸うメジロ

ウメジロ撮影

メジロはお上品な鳥のようで、シベの間に嘴を差し込み上手に?蜜を吸います。

ヒヨドリやシジュウカラなんかはもっと下品で梅の花をもいだり、小さなつぼみ事食べたりしているのをよく見かけます。

ウメジロ撮影

しかし、メジロは体が柔らかくミョーンって伸び縮みします

この時期のメジロの撮影方法は非常に簡単で、公園をブラブラしていればメジロの方から大量にやってきてくれます。

後は光の方向と影に気を付けてひたすら連写すればOKです。

テクニックも何もありません。カメラとレンズの性能を信じてひたすらにシャッターボタンを押すだけです(笑)

もちろん構図なんかも少しは考えますが、それよりもメジロの移動速度の方が速いために結局どうでもよくなり、最後はトリミングすればいいじゃね?って事で、ひたすら撮影します。

ただ、D5500は連写性能、バッファ性能が低いため、微妙にイラッと来る時があります。さらにデータ量が大きいRAW撮影なのでより顕著に感じます。JPEG撮影だともっとテンポよく撮影できますね。

梅とシルエットのメジロ

ウメジロ撮影

背景は梅だし、被写体はメジロだし、構図のセンスは無いしで、どうしても似たような写真を量産し始めます。

撮影している最中は楽しいんですが、自宅で確認すると『あ、あ~』になることが多いです。

そこで少し変わった写真も撮影してみます。

逆光チックなメジロ。

枝の2線ボケが気になりますが、無視してください。

この他にも梅を主役にボカしたメジロや、ボケちゃったメジロ、手振れしたメジロ、メジロが写って無いメジロなども撮影したのですが、観るに耐えられないので割愛です。

いとをかし。

今回のベストショット

ウメジロ撮影

ベストの理由は、目にピントが来ている、手振れしていない、梅とメジロが写ってるの3点です。

構図を作るためにトリミングしてあります。

トリミングするのに躊躇はしません。ついでにアクティブDライティングで気持ち明るめにして、春っぽさを演出しています。

白とび、黒つぶれはどの程度まで許容範囲なのかは分かりません。目の周り、花弁はとんでます。

まあ、残念ながらこのような構図を狙って撮影して無いわけではないのですが、結果的には偶然の産物のような、ひたすら撮影して良い写真をピックアップしてるだけに過ぎないので、果たしてこんな事でカメラ中級者になれるのかどうかは、かなり怪しい気がします。

ちなみに2時間程度の撮影で、500枚程撮影しましたが、目玉にピントが来ているのは20枚程度あるかどうかです。

 

相変わらずの歩留まりの悪さですが、一発勝負じゃないし撮影は楽しいからOKです(笑)

 

コメント

  1. moukin より:

    コシタツさん、こんにちは。
    そろそろ春らしくなってきたようで、これからしばらくは春らしい被写体を楽しめそうですね。
    ベストショットのメジロ、よく解像されているようでなかなかよいと思います。
    メジロは、目の縁を糸でかがったような小鳥であることから「繍眼児」という漢字表記もするようです(日本野鳥歳時記より)。

    • コシタツ より:

      moukinさん、ありがとうございます。

      解像感を出すには被写体にかなり接近しないといけないことが最近になってよく分かってきました。
      ベストショットですと、5m程度の距離で500㎜での撮影になります。
      この時期のメジロは警戒心が薄く勝手に近づいてくれるので助かります。

      中国由来の漢字になるのでしょうか?「繍眼児」でメジロとは当て字であっても読めません(笑)

      • moukin より:

        「繍眼児」ですが、「メジロ」とも「シュウガンジ」とも読めるようです。中国由来なのかどうかは分かりませんが、江戸時代の文献に記載されていたらしいです。

  2. 日野 より:

    コツタツさん、ご無沙汰いたしております、う~ん、やっぱり、500ミリは、違いますね、私のキット300とは、だいぶ違いますね、いかんいかん!!(笑)、

    ウメジロの写真、とっても、良くとれていると思います、メジロの表情や毛並みまで、
    良く取れていますね、私も、休みの日に、がんばって、撮ってきます。

    • コシタツ より:

      日野さん、こんばんは。
      500㎜は被写体にもう一歩近づける感じになるので、重いんですが使いたくなるレンズです。
      僭越ながらレンズについてなんですが、日野さんのお使いの望遠ズームはどうしても300㎜が甘い感じになるので、出来れば250㎜程度までズームしてf/8程度の絞りでもう一歩近寄るともっとよく写ると思います。
      以前同じレンズで実験したところそんな感じでした。参考になれば幸いです。
      天気が良ければよいですね。作品楽しみにしています。

      • 日野 より:

        こんにちは、私も、300ミリ側の甘さは、感じていました、最近は、プロテクトフィルター、つけないで、撮影しています、これでも、少し、違いますね、
        250ミリくらいの、F8ですね、了解です、
        また、空港に行ってきました、かっこいい、戦闘機が、飛んできましたが、早すぎて、写せませんでした、(笑)、また、リベンジ頑張ります、ありがとうございます。

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