お金がない貧乏人が趣味を持ちたい時にオススメしたいのがギターです。
もう、オススメしたいどころかめっちゃくちゃ、なにがなんでもオススメですよ。
もちろんこれにはちゃんと理由があって、コシタツが若かりし頃月15万円で生活していた時に実際にギターで遊んでいたからです。
四十歳を過ぎた今現在でもギターは趣味として続けており、上達してるのかと問われれば、決して上達はしていないんですが、それでも暇な時間は楽しくギターを弾いております。
それでは貧乏人にギターをオススメする6つの理由を説明していきます。
ギターを始める為のイニシャルコスト(初期費用)はめちゃくちゃ安い
ギターを趣味とするには、まずはギターを手に入れなければならないんですが、ギターって意外と安く売っているんです。
これは20年以上もっと昔から続いていることで、下を見れば1万円程度から販売しております。
まあ1万円のギターはちょっと信頼性に乏しいので、できれば楽器屋さんで3万円前後のギターを一本手に入れれば適当に10年以上は遊べます。
毎日何時間もガシガシと練習すれば修理したりしないと10年は持たないかもしれませんが、週末に適当に練習する程度だと全然余裕です。
僕が使っているギターも15年ぐらい前に購入した3万円程度のモーリスの中国製ギターですが、弾いたり弾かなかったりですが、全然現役で使えています。
アコースティックギターならギター本体と音を合わせるためのチューニングメーター、弦を爪弾くためのピック、弦が古くなったり切れたりした時のための替えの弦、それらをまとめて買っても3万5000円くらいで収まります。
エレキギターなら上記の他に音を大きく出力するためのアンプが追加されます。アンプは安いのだと3000円位からあり、1万円程度のものを買っておけば自宅でテロテロ弾く分には一生物になるかもしれません。
この時に、教則本や音楽を勉強するための教材は買わなくて全然OKです。
なぜなら、ギターを弾くためのノウハウは全てインターネットで知ることができるからです。
もっとも最近は楽器屋さんじゃなくても、ハードオフなどのリサイクルショップでも大量に取り扱ってるので、一度近所のリサイクル店を見てみるのもよいです。
上手くなる必要は無い
僕が貧乏人にギターを勧める理由としては、僕自身がお金がない時に(今でもお金がありませんが…)週末の暇つぶしになったからです。
ギターの他にもっとハマっていたのがオートバイだったんですが、オートバイは雨が降ると乗れなかったり、ガソリン代やら車検代やらお金がかなりかかるんです。
なので、雨だったりお金がない時は家に引きこもってギターを弾いたりして時間をつぶしていたわけです。
もちろん基本的に歌が好きだったっていうのもありますが、後で書きますが音楽的なセンスは全くと言っていいほど無いと今でも思っています。
自分が楽しければOK
上手くなる必要はないと書いちゃうと語弊があるんですが、これは人に聴かせる程上手になる必要がないっていうことです。
自分のための暇つぶしの趣味なので、ぶっちゃけて言うと自分だけが満足できればそれでOKなんです。
なので、弾きたいところだけを練習する、歌いたいところだけを練習するってのが全然ありなんです。
真面目にギターや楽器を上達したいと頑張ってる人には申し分けないんですが、 こんなんで十分なんです。
音楽『2』でも弾けるようになる
音楽をやる、楽器をやるとなると、すごい努力やセンスが求められると思いがちですが、実際はそんなことはなく、自己満足で遊ぶ程度なら音楽の知識はほとんど求められません。
実際に僕は小・中学校とずっと音楽は『2』でした(笑)
そうなんです、ギターの良いところは音楽のセンスがなくても楽譜が一切読めなくても何とか弾けるようになるんです。
ギターは楽譜の替わりにコード譜、タブ譜と呼ばれるものがあり、音楽嫌いな人が拒絶反応を起こす原因のオタマジャクシ『♪』がほとんど出てこないんです。
弾き語りなどでよく使うコードなどもドミソ等の実際になっている音が分からなくても、指の形で覚えることができ、とりあえず形さえ覚えれば『ジャラーン』と伴奏を鳴らす事が出来ます。
音楽『2』の僕が続けられた理由も音符が出てこなかったからだと思います。
曲によっては簡単なコードの形を5つくらい覚えれば、それっぽい感じで伴奏出来るようになり、合わせて歌えるようにもなります。こうなると楽しいです。
毎日30分くらい適当に練習すれば1か月でそれっぽくなります。
楽曲や楽譜はタダで手に入る
20年以上前では考えられない良い時代になりました。
YouTubeを見れば、ほぼほぼ聴きたい楽曲はアップされてますし、ちょっと古めの楽曲だとオフィシャルが自らアップしてくれてたりします。
だからわざわざ練習の為にCDを買う事も、音源をダウンロードする必要もありません。
楽器を演奏するには楽譜が必要なのですが、ギターを弾いて歌うにはコード譜と呼ばれる物があれば十分で、歌本などと呼ばれています。
歌本とは歌詞の上にコードが書いてあり、 そのコードを押さえながらギターを弾けばもう弾き語りはOKです。
昔は懐メロや最新の歌本が売られていたんですが、今では無料のネット歌本があるので歌本を買う必要もありません。
僕がオススメするのは Uフレットで、かなり古い曲から最近の曲、 人気の曲まで幅広く取り扱っており、さらに歌詞の上にコードとして弦を押さえる位置まで載っているので、ギター初心者でも非常にわかりやすくなっています。
※まれに音が違っているような箇所もありますが、ほぼほぼ大丈夫だと思います。 曲によっては歌詞とコードがずれている箇所もあるので注意が必要です。
楽曲も手に入ったし歌本もあるので、練習すれば弾けるようになりそうな気がしますが、なんとなく弾き方が分からない、 弾いた感じが分からないって時は、YouTubeで『○○弾いてみた』で検索すれば、弾き語り動画を検索することができます。
後は動画を見て真似をするだけです。簡単でしょ?
この、ギター上達に必要な部分が無料で手に入るようになったのが、貧乏人向けにオススメする理由の一つです。
頑張る必要もないけど、のんびり続けるのがコツ
最初は弦を押さえる指先も痛くてちょっとの時間も弾けなかったりするんですが、 1日30分でもいいので、テレビを見ながら、映画を見ながら、動画を見ながら、雑誌を見ながら、ながらで構わないのでコード押さえて指先を動かす練習をするとちょっとずつでも上達していきます。
もちろん、自己満足が基本なので練習したくない時は練習しなくても全然問題ないし、ぶっちゃけ1ヶ月2ヶ月練習しない時があっても全然問題ないと思います。
僕なんかも練習する時は毎日弾いたりしてましたが、ふと飽きてしまって何年もギターを弾かない期間もありました。
そんな時期もありましたが、今現在でも適当に弾いたりしているので、長続きしている趣味と言えると思います。
コード『F』は頑張らない
ギターコードで押さえるのが難しい『F』なんかは、やっぱり難しいので最初は音が鳴らなくても全然OKです。『F』だけ頑張ると挫けるので適当に押さえるふりして頭の中で音を出していれば問題無しです。適当に半年くらいやってればそれなりに押さえられるようになります。
難しいからお金を使わない
ギターを始めると最初は簡単なコードから覚えたり、ドレミを弾いてみたりして楽しいんですが、上達とともに押さえるのが面倒なコードなどが出てきます。
指先は痛いし、コードは指ツイストゲームみたくなって押さえれないしでだんだん面倒になっていきますが、そんな時は急がず焦らずにじっくりと時間をかければ大体は解決します。
楽器はなかなか一気には上達しない物です。
だから趣味として、お金をかけないで暇な時間をつぶせるんです。
コードをしっかり押さえられずに音が鳴らなくても勢いで弾いちゃえばOK。それを繰り返していれば、なんとなく押さえられるようになっていくものです。
一日30分程度を続けていれば、いつの間にか指先が強くなり楽に弾けるようになります。
ある程度インチキでも弾けるようになると楽しくなりますが、それ以上の上達を目指すともっと練習が必要になります。僕はインチキで止まってしまったので、いつも同じ様な曲ばかり弾いて遊んでますが、意外と子供たちのウケは悪くないですよ(笑)
下手くそでもアンプで楽しめ!?
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