アコースティックギター用に使っていたKORGのチューニングメーターの電池蓋を無くしてしまい、チューナー本体は全然元気だったのですが電池を取り付けられないため使えず、結局Amazonで新製品を購入することになりました。
新製品って言ってもやはりKORGのチューニングメーターだったりするのですが、せっかくですから子供が使っているこれまたKORGの安いチューニングメーターと比較してみました。
KORG AW-4G PitchCrow-GとPitch Clip 比較
クリップ式のチューニングメーターって超便利なんですよね。
かつては音叉でA音でチューニングしていたのですが、試しに使ってみたら二度と音叉には戻れない体になってしまいました。
ただ、初代のチューニングメーターはギターを倒した時にクランプ部分をへし折ってしまいゴミ箱行きです。これで3台目になります…
KORG AW-4Gの特徴
このシリーズの良いところは、ピッチの変化が液晶画面で視覚的に分かるので、音合わせが非常にやり易いところです。
もちろんギターチューナーなので、適当に開放弦をはじくだけで出してる音や弦番号が表示されるし、弦の巻きすぎ注意表示する機能も付いています。
また、カポを取り付けてもレギュラーチューニング表示できる機能もあるので、カポの位置を変えてもチューニングで混乱する心配がありません。この辺りは、僕のようなにわかギター趣味人には持ってこいの機能だと感じます。
次期モデルは側面にボタンを配置してもらいたいですね。
同じKORGでも廉価盤ギターチューニングメーターである『Pitch Clip』は発光ダイオードが光ながら移動するのでレスポンスが悪いというか、ちょっと合わせ辛い気がします。
電池は付属している
Amazonなどのネット通販の評価欄では、電池が付属してない等のコメントがありますが、電池はパッケージを開けた折り目の部分に隠れるように付属しているので、見落とさないでください。
電池の装着はちょっとやり難いので、無理しないで慎重に作業する必要があります。
電池ぶたを外すのよりも取り付けにちょっとコツがあるので、外す時に手順をよく確認しながら外してください。
視認性は良好
チューニングメーターとクリップ部分の間には可動ジョイントで繋がっており、実際にギターを抱えた状態での視認性は良好です。
液晶画面も明るいので、ライブ会場などの薄暗い場所でのチューニングも簡単に行えそうです(ライブなんてしませんが…)。
人によってはチューニングメーターを付けたままでの演奏に抵抗がある人もいるようですが、僕は見栄えよりも実用性を取ります(笑)
最近では一流どころのプレイヤーでも、ヘッドにチューニングメーター付けっぱなしの人をよく見かけます。
Pitch Clipの特徴
KORGの中でも最安のギターチューニングメーターなのが『Pitch Clip』。
音を合わせるための最低限の機能しか搭載されていませんが、その分値段は激安で1000円以下で購入できるのがほとんどです。
電源ボタンは背面にあるのですが、大きく押しやすいです。
それと、『PitchCrow-G』のような可動ジョイントがないので、ヘッドにクランプさせた際の視認性は若干悪く感じます。
チューニングメーターの大きさはほぼ一緒で、持った感じの重さも正直かわりません。
ただ、どうしても可動ジョイントはジョイント部分が弱いので、ギターを倒したりすると結構簡単に折れて使い物にならなくなります。可動部分の少ない『Pitch Clip』は頑丈そうに見えますが、破壊試験はしてないのでイメージ先行です(笑)
動画で見る【PitchCrow-G】と【Pitch Clip】
『PitchCrow-G』と『Pitch Clip』を実際にギターに取り付けてチューニングしてみました。
チューニングメーターのレスポンスの違いや視認性の違いがよく分かると思います。
レスポンスはやはり値段分『PitchCrow-G』の方が良いし液晶画面も見やすいのですが、音合わせ性能は両機種とも同じだと感じます。まあ、違っていたらヤバいんですが…
人気のチューニングメーター2機種を使い比べてみて感じたのは、やはり『PitchCrow-G』の方が使い勝手が良いですね。
値段も1000円程度しか差がないので、迷うなら『PitchCrow-G』にした方が幸せになれそうです。
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