カメラを始めたばかりの素人コシタツが、最近気になるカメラについて紹介しちゃいます。
これからなんとなくカメラを始めようとする人にとって、この2機種は超オススメだと思います。お金持ちはサクっと買っちゃって下さい。
このクラスはエントリーミドルクラスになるのですが、上を見ればもっと高性能なのがありますし、下にもあります。その中でも、値段と性能のバランスを考えたら一番お買い得な価格帯だと思います。
最新モデルを買っておけば、これから1年半くらいはニューモデルは出ないわけで、悔しい思いをしなくてすみましね(笑)
前置きが長くなりましたが、本題です。スペックなんかは書きませんので宜しくです。メーカーサイトを見て下さい。
EOS 8000DとD5500どっちが買い?
どちらも買いだと思います。キャノンVSニコンのがちんこ勝負のカメラです。
日常生活でのイベント事だけで使っていたら、すべての機能を使うことなく型遅れになる事でしょう。それと基本的な性能はほとんど変わりませんよ。正直なところ。
ただし、カメラにステイタスを求める人やお金を持っている人、他人と比べちゃう人は素直にフルサイズモデルを買うことをオススメします。その方が無駄にお金を使わなくてすみます。
2420万画素数VS2416万画素数
どちらもAPS-Cサイズの撮像素子を使っています。4万画素数の差なんてわかる人はいません。
普通の人なんか1600万画素数と比べてもわからないと思います。どちらも問題なく感動するくらい美しく撮影できます。
可動式液晶バリアングルでタッチパネル
自撮りなんてしないし、そもそもバリアングルが必要なシーンってほとんどありません。強いてあげれば、草花や風景をマニュアルフォーカスでライブビュー撮影する時に使うくらいでしょうか。
ただ、運動会やお遊戯会などでビデオカメラ的に使う時は便利だと思います。子供のイベントには一脚あると超便利です。
両機種ともタッチパネルは便利です。
オートフォーカス性能
僕もそうだったんですが、初心者はカメラの性能に過剰に期待しすぎます。オートフォーカス(以下AF)性能はその最たる物なんです。僕の中では、なんでもかんでも思ったところにピントを合わせてくれると思っていたのですが、そんな事はありませんでした。
AFポイント(□枠)以外の部分ではオートフォーカスしません。このAFポイント(測距点)の数はそのままカメラ本体の値段の差になって現れる部分です。
8000Dはオールクロス19点AFポイント
これでもX7iやX7が9点測距だったので、ほぼ倍以上にAFポイントが増えています。簡単に説明すれば、カメラ任せのAFで撮影する時の成功率がX7iやX7に比べて倍になります。
D5500は39点AF 中心部分9点はクロスAF
D5500の方が8000Dに比べてフォーカスポイントが倍ですね。ただし、8000Dは全ポイントオールクロスなので、AFポイントの数だけでは単純に比較はできません。
ただし、子供やモータースポーツなどの動き物を撮影するなら最低でも、この辺りの機種を選んだ方が撮影成功率(歩留り)が高まると感じますね。
動き回る子供たちを写すとなると、撮影した半分以上は意図しないところにピントが合ったいわゆるピンボケ写真を撮ることになるでしょう。ある程度のテクニックや運、機材の性能による部分が多いです。あと、最後は連写です。
どちらも撮影条件がそろえばイメージする写真が撮れるはずです。
もちろん、その条件を理解するにはある程度の練習が必要になります。ただ、上手くはまる時は上手く撮れるので何とも言えないのが本音です。
家電量販店で弄りまわした感じですと、8000Dの方がD5500よりも若干AF速度が速いような気がします。
動き物を狙ったわけではなく、固定物(バナーなど)を狙ってのAF速度ですので、参考程度にお願いします。レンズはどちらも純正のキットレンズ装着でした。
重さとグリップ感は重要
8000Dが520gでD5500が420gです。
たった100gの差なんですが、手で持つと意外と違いは感じます。さらに、ズームレンズなどの重くて長いレンズを付けると簡単に1kgは超えてしまいます。ただ、あんまりレンズが重くなると本体の重さはだんだん関係なくなってきます。
逆に薄くて軽いレンズを付けると、本体の軽さは際立ちますね。薄くて小さい単焦点を付けて歩くなら、軽いカメラの方がメリットはあります。
男性ですと問題ないと思いますが、女性なら軽ければ軽い方が億劫にならずに良いと思います。まあ、どちらも軽い部類には入るはずです。
持った感じのホールド感は、D5500の方がグリップが薄く握りこめる形状なので持ちやすいです。これは手の小さめの女性でも大きなアドバンテージになると思います。
8000Dも悪くはないのですが、グリップが厚いので持たされている印象を受けます。
最後は慣れの問題だと思いますが、意外とファーストインプレッションって重要です。
肩の液晶と水準器は8000D
8000Dの上面にある小さな液晶がちょっとした差別化ですかね。気になる人は小さな優越感を感じるかもしれません。
なくても全然問題ないです。
メインの液晶にも、ファインダー内にも同じ情報は出ていますから。メインの液晶をOFFにして使う時は便利かもしれませんね。
僕としては過去の遺産を引きずっている感じがするのですが、カメラの肩部分の使い方の違うアプローチ方法はないものなのでしょうか?
オススメポイントなんですが、電子水準器は8000Dにしかついていません。僕もそうなんでが、初心者は意外とカメラの水平が保てません。これは心強い装備です。
バッテリーの持ちはD5500
8000Dは440枚撮影できますが、D5500は820枚撮影できます。およそ倍ですね。
バッテリーを気にせずに、メモリーカードがの容量が続くまで撮影できるのは初心者には有り難いことなんです。せっかく買ったんだから、いじくりまわして遊びたいじゃないですか!
820枚だと、朝から夜まで1本のバッテリーで遊べますよ。たぶん。
レンズはいっぱい!
世界の2大メーカーだけあって使えるレンズはピンからキリまで沢山あります。サードパーティー製も入れれば悩んで夜も眠れなくなるくらいにあります。予算があればの話ですが。
交換レンズは悩ましい感じにラインナップしてあり、ビギナーをレンズ沼に引きずり込もうとしています。個人的には価格的にも使い勝手を考えても、300㎜までの望遠ズームレンズをオススメします。
不思議なもので、始める前にはこんなの必要ないと考えるのですが、いざ始めてしまうと欲しくなってくるんです。いまの僕がまさしくそうなんです。
ちなみにメーカー間での互換性はありません。
エントリー中級機を買うくらいの意識がある人なら、安いレンズで構わないのでレンズをそろえて遊ぶともっとカメラが楽しくなると思います。


オススメはD5500
両メーカとも似たような便利ズームレンズが付いて、似たような値段になってます。
たぶんどちらを選んでも満足できると思います。8000DもD5500も子供たちのイベントや、ポートレートなんかを撮ってるくらいじゃもったいないくらいの性能を持つカメラです。
僕のオススメはD5500ですね。値段と性能のバランスの良さが理由です。18-55㎜のキットレンズ付きで\78,000くらいになります。
8000Dのレンズキットだと10万円前後になりますね。
その差額分で安い短焦点のレンズや望遠ズームを買って遊ぶのが楽しいと思います。
EOS 8000Dは男の趣味の道具な感じがしますが、上位機種には6Dとか7DMk2とかあるので、見栄っ張りな人には物足りなくなってくるかもしれませんね。
まとめとレンズ
始めたばかりのころは近くも撮りたいし、遠くも撮りたいし、花に鳥に風景にポートレートといろいろと撮影したくなるんです。
花をマクロで撮ってみてあまりの描写と美しさに感動したり、望遠ズームで少し遠くの鳥を大きく撮影できて感動したり、子供たちの何気ないしぐさを背景をボカして撮影したりといちいち感動できます。
別に20万円以上のカメラでなくても、何十万円もするレンズでなくても素人を驚かしたり、感動させる程度の写真は撮れます。
僕のカメラは型遅れのニコンD5300ですが、軽いしキレイに写るしで不満はほとんどないですね。レンズはキットレンズの18-55㎜とタムロンの70-300㎜ズームレンズしか持っていません。この2本で、いろいろ撮って楽しんでますよ。
カメラ本体とタムロンレンズを合計しても9万円くらいです。
だから、キャノンでもニコンでもどちらでも構いませんが、エントリ―モデルを買って、いろんな種類のレンズを買って遊んだ方が結果的に楽しく遊べると思いますよ。
それで結果的に物足りなくなったら、もっと高性能なカメラを買えばよいと思います(^^♪
関連記事



コメント