猛烈に野鳥撮影がしたいんです。コシタツです。
野鳥といっても、フィールドやバックカントリーにいる本物ではなく、僕自身が野鳥の飛び回っているテントに入っていくタイプになるんですが…。
簡単にいえば、越谷市の野鳥の森でオカメインコや小さな可愛い鳥を撮影したいんです。
70-300㎜の安くて使える望遠ズームまとめ
NikonのD3000番、5000番はAPS-Cセンサーサイズなんですが、万が一のフルサイズカメラ購入を考えてフルサイズ対応のレンズで探してみました。
ご存じだと思いますが、APS-Cセンサーのカメラで撮影するとフルサイズ(35㎜)カメラの1.5倍の焦点距離で撮影できます(表示300㎜だと実際は450㎜)。
300㎜までが手持ちでいけるサイズ
望遠ズームレンズって、カメラ初心者がカメラを始めて少したつと必ず欲しくなる物ナンバーワンらしいです。
そりゃそうでしょう。鳥なんてさほど興味はないのですが、木の枝や電線に止まっていたり、川の流れに乗って鴨やアヒルがプカリプカリしているとつい撮りたくなるのが人情ってものじゃないでしょうか?
しかし、55㎜のレンズじゃ全然小さいんですよ。目で見たまんまです。だからといって、少しでも近寄ると『パタパタ』と飛んで行ってしまいます。
なにが言いたいかというと、お気軽お手軽にカメラを肩にぶら下げて持ち歩ける大きさの望遠ズームって、300㎜位までが妥当な大きさらしいのです。
カメラメーカーがダブルズームレンズ等のキットレンズにしている多くが55-300㎜か70-300㎜なのも、その理由を裏付けています。
三脚買うか、ズーム買うか、もちろん両方は買えませんですよ(>_<)
Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED
参照:ニコン
信頼のニッコールレンズです。製造年式が一番古く2006年製造になっていますが、値段と性能のバランスがよくなかなかニューモデルに切り替わらないレンズです。
お店で持った感じはデカくて重い。だが、これでも望遠ズームレンズとしてはふつうか軽い方らしいです。
すべてにおいてそつがないレンズのようですが、200㎜以上の解像感はイマイチの声が多数あります。
ちょっと問題があるとしたら、この3種類の中では70㎜でのf値が4.5と1/3段暗いことでしょうか。
実売価格は50,000円くらいの間です。定価は78,000円(税別)になります。
発売日 | 2006年12月 |
重さ | 745g |
サイズ | 約80mm(最大径)×143.5mm |
定価 | 78,000円(税別) |
実売価格 | 50,000円前後 |
参考になるサイト
GANREF AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED:ニコン(nikon)
泣く子も黙るGANREFのページですが、記事は古いです。比較対象がAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 55-200mm F4-5.6Gや、AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8Gだったりするのですが、結局このレンズは負けてしまいます。
ただ、テストチャート撮影やグラフを多用してあり初心者の僕には正直どうでもよい情報だったりしました。
Nikon D5300と望遠レンズAF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mmで巨大な満月写真を撮ってみた
僕の使っているカメラとこのレンズでお月様を撮影しています。望遠側が300㎜あると、クレーターをはっきりと撮影することが出来るようです。しかも、手持ち撮影です。すごーーい!!
【伊達淳一のレンズが欲しいっ!】
ニコン AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6 G(IF)
提灯記事のような内容ですが、撮影写真のサンプルが多くて参考になります。古いレンズとの撮り比べもありますが、正直よくわかりませんでした。
SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO (シグマ AF)
参照:シグマ
サードパーティ製のシグマのレンズです。
これもまた古いレンズのですが、なにしろものすごく安いんです。しかも、スイッチ一つでマクロレンズとしても使えます。ただし、手ぶれ補正機能が付いておりません。初心者はボケボケ写真を量産しそうで怖いです。
ほかの2機種よりは小さくて軽いのですが、安っぽい感じはしませんでした。なにしろ格安です。
ズームリングの操作はニコンと逆方向になります。
実売価格は20,000円弱です。定価は46,500円(税抜き)になります。
発売日 | 2008年2月 |
重さ | 545g |
サイズ | Ø76.6mm×122mm |
定価 | 46,500円(税別) |
実売価格 | 20,000円弱 |
参考になるサイト
とくとみぶろぐ シグマの望遠レンズ 70-300mm F4-5.6 DG MACRO ニコン用を購入
このレンズなんですが、あんまりリアルな情報が無いんですよ。このレンズのワングレードうえのAPOなら結構でているんですが…。見つけました。
情報量はGANREFなんかに比べれば少ないんですが、サンプル写真もありアジサイがきれいに撮影されています。レンズの値段と綺麗な写真には関連性があまりないような気にさせてくれます。うーん。
コンテナ・ガーデニング SIGMA 70-300mm F4-5.6 DG MACRO
Canon EOS Kiss D-Xに実際に取り付けている写真があります。写真だけを見ると、格安品の感じは全くなくカメラボディの色調とマッチしていてカッコイイです。一枚だけ上弦の月の写真があります。
HIGASHISA 超簡単!満月をキレイに撮る3つのコツとは?1万円で購入できる SIGMA 70-300mm で撮ってみた!
うむ。手ぶれ補正機能の無いレンズで満月を撮影しています。
そのための細かなテクニックと設定が記載されています。いや~びっくりです。どんどん満月の表情が変わっていくのです。これは参考になりますが、まだレンズを買っていないんですね。
格安レンズのせいなのか、レンズ自体の評価をしているサイトが見つかりませんでした。見つけ次第、追記したいと思います。
TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
参照:タムロン
こちらもサードパーティー製のタムロンのレンズになります。会社創立60周年記念モデルになります。ボディ真ん中の金ラインがゴージャス感を醸し出しています。
インターネット上では価格と性能のバランスが良いと評判のレンズなんですが、当たり外れが結構あるようで注意が必要です。初心者でも外れってわかるものなのでしょうか??そこが一番の不安要素です。
最初のNikonとほとんど変わらない大きさと重さです。見慣れないせいか、やたらに大きく感じるんです。
手ぶれ補正機能が強力らしいのですが、これも賛否が分かれるところです。望遠端の300㎜でもそれなりの解像感で写し撮ってくれるようです。ズームリングの操作はニコンと同じ方向です。
実売価格は33,000円前後です。定価は60,000円(税抜き)になります。
発売日 | 2010年8月 |
重さ | 765g |
サイズ | Ø81.5mm×142.7mm |
定価 | 60,000円(税別) |
実売価格 | 33,000円くらい |
てへへ、結局買っちゃいました(^^;
コシタツが選んだのは、タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)です。インプレ記事もあるので参考にして下さい。
タムロンSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (A005)を褒めちぎる
メジロ、シジュウカラの撮影練習。レンズはタムロンの70-300㎜を使ってます
カメラ初心者の次のレンズは望遠ズームを買うべし!!!300㎜で世界は変わる
参考になるサイト
GANREF 【タムロン SP70-300mm レビュー】 気になる画質をチェック!
泣く子はもっと泣く、GANREFです。有名サイトだけあって写真も豊富でしっかりとしたレヴューになっています。比較対象が先程のシグマのレンズのAPOのタイプになります。
価格差が倍するだけあって、タムロンに軍配が上がっています。比べるから分かるんであって、比較する物がない初心者にはあんまり関係ないです。値段と性能はやっぱり比例することはわかりました。
akio‘s private page タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (A005)
同一の構図で、焦点距離と絞りを変えて撮影したベンチテスト的なサイトです。僕の目にはピントが合っているとみんなキレイに見えてしまってダメなようです。自分なりの基準がないからでしょうかね。
EOS 5Dで撮影してます。このレンズに対する管理人さんの評価はかなり高いです。
小畦川日記 小畦川便り(タムロン70-300:2010/10/23)
最初に紹介した、Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-EDとタムロンレンズとの比較記事です。これは結構興味深く読ませてもらえました。
文章的な説明は少ないのですが、写真で比べているので、説得力があります。ここの管理人さんはNikon純正レンズよりもタムロンレンズの方が評価が高いです。
TAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A030) 【NEW!!!】
先ほどのタムロンレンズの新型になります。が、基本的な部分はA005を踏襲しており、目立った変更点は少ないです。
およそ7年ぶりのリニューアルなんですが、完全新製品ではなく、旧モデルA005のブラッシュアップ感が強いモデルになります。
デザイン的には評判の悪かった金帯が廃止され、全体的にシックでマットな印象に生まれ変わり、一見してタムロンレンズとは分かりにくくなりました。
機能は全体的にA005よりも強化されているのですが、ネット上では体感的に違いが分かるほどには進化していないって情報があります。
イチバン分かりやすい変更点は最前面のレンズに防汚コートが施されたので、メンテナンスがしやすくなりました。
個人的にはよく使う焦点距離ですし、旧モデルの携帯性と写りには満足していたので気になる製品です。タイミング次第では旧モデルと入れ替えたいレンズです。
発売日 | 2017年2月 |
重さ | 765g |
サイズ | Ø82.2mm×142.7mm |
定価 | 60,000円(税別) |
実売価格 | 41,000円くらい |
まとめ
僕が夜な夜な巡ったサイトをまとめてみました。この他にも、価格.comの評価やAmazonの評価を見たりもしました。
結果としては賛否両論で、万人受けするベストバイは無いようですね。
この辺りがレンズ選びの悩ましいところでもあります。
もちろん値段が一桁上がれば、カメラマニアたちが絶賛するレンズが買えるのですが(ピンキリのピンでもうそれ以上が無い)、貧乏人には到底無理というもので、選択肢には入りませんでした。
コメント
レンズに保護フィルターを付けたほうがいいです。また、レンズフードもつけた方がいいです。気になったので、メールします。
また、一脚または、三脚を使用した時の報告もお願いします。
コーヤさんさん、コメントありがとうございます。
レンズ保護フィルターはあった方が安全安心ですし、レンズフードも余計な光を遮断してくれますし、ぶつけた時には緩衝材的な役割もしてくれます。
基本手持ちで狙い歩く撮影が主なので三脚使用はあまりないんですが、超望遠での微ブレ対策にはマストアイテムだとは思ってます。
ぜひ取り組んでみたいと思いますが、手持ちのタムロン、ニコンレンズだけの報告になります…