今年も懲りずにツバメの撮影に挑戦しています。
もちろん、電線に止まって休んでいるツバメを撮影しても面白くもなんともないので、飛翔中のツバメ撮影になります。
使う機材は、エントリー一眼レフカメラであるニコンD5500と、これまたエントリーズームレンズであるタムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)であります。
オートフォーカスで撮影してみる
昨年はカメラビギナーだったこともあり、技術も未熟でお粗末な写真しか撮影できなかったんですが、あれから1年程たった今は、自動的にカメラ低級者になった事もあり技術も少しは上達したはずです。
そこで、去年はなぜだかマニュアルフォーカスで撮影したツバメ撮影を今年はオートフォーカスで撮影してみることにしました。
カメラの設定
ツバメって朝から夕方暗くなるまで飛び回っているイメージがあるのですが、個人的には夕方くらいからがもっとも活発に飛び回る時間帯のような気がします。
なので、コシタツ所有のレンズでは撮影条件的に少し厳しいんですが、この辺りはISO感度でなんとかします。
今回の撮影機材
- ニコン D5500
- タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)
今年はカメラがバージョンアップしたので頑張ります。
カメラの設定
- オートフォーカス AF-C
- ダイナミック9点
- 絞り優先オート
- 絞り f/8
- シャッター速度が500~1000になるまでISO感度を上げる
- ISO感度 上記にならう
- 高速連写
- 中央部重点測光
- レンズ焦点距離 300㎜ いわゆるテレ端
撮影場所を見つける
ツバメは他の鳥と違って飛ぶのが上手です。しかも、急旋回したり急上昇したりとかなりトリッキーな飛び方をします。
そのうえ、大きさはスズメより少し大きいくらいの、セキレイと似たような大きさなので、自分が近寄るか、望遠レンズでツバメを寄せるかしか大きく撮影する方法はありません。
なので、撮影のポイントはまずツバメが多く集まるところを探し出すことから始めます。理由は簡単で、1羽のツバメが飛んでいるのと、多くのツバメが飛んでいるのではヒットする回数が各段に違うからです。
撮影場所としては田んぼや公園などの開けた場所で、池などの大きな水場があるところによく集まるような気がします。あくまでもそんな気がするだけですが…
曇り空に向けて撮影しない
撮影のポイントはなるべく空に向けて撮影しないことです。
カメラの適正露出で空に向けてツバメを撮影すると、真っ黒なシルエットだけのツバメが撮影できます。これは、空の明るさに露出を合わせてしまうからです。
なので、空に向けて撮影する時は、どうしても露出をプラスに補正しなきゃなりません。
それと、空に向けるとどうしてもツバメのお腹ばかりの写真になってしまいます。
青空だとそれなりに撮影できますが、それでもプラス補正するのは変わりません。
低く真横に飛ぶと撮影しやすい
最近なんですが、ツバメが低く真横に飛ぶと撮影しやすいことがわかりました。
ツバメって観察していると意外と周回軌道で飛ぶことがあり、それも湿気の多い風のない凪の状態ですと、かなり低空飛行をしてくれるような気がします。気のせいなので、違うかもしれません。
撮影ポイントとしては、オートフォーカスでピントを合わせるのが趣旨なので、少し遠くから真横に飛んでくるツバメに何とかしてAFでピントを掴ませます。
後はファインダー内のAFポイントからツバメを外さないように追いかけながら連写します。
上手くいけば1枚位はツバメにピントが来ている写真が撮影できます。
感じとしては、50枚撮影すれば1枚位はなんとか見るに耐えうる写真がある感じです(笑)
向かって飛んでくるのは無理ゲー
何度やっても無理な撮影がこれです。
自分に向かって高速で飛んでくるツバメにAFを合わせるのは至難の業というか、出来た試しがありません。
撮影している方向に向かってくるので、ツバメは大きくハッキリ見えるのですが、AFがツバメを捕える前にこちらに向かって移動するし、頭上を通過していくまでに僅か数秒しかありません。
もちろん、通過せずに切り返したり、Uターンしたりと動きがまったく読めないので、いまのところ成功例がありません。
根本的にはツバメが近づけば近づくほどに、ファインダー内にツバメを捕え続けることが出来ないのが、無理ゲーの理由でもあります。
これは着陸直前のツバメです。
まとめ
まとめる程の内容ではありませんが、500枚位撮影すれば5枚位は、個人的に良しと出来そうな写真がある程度のレベルです。
レンズの手振れ補正機能は、流し撮りではないのでオンにしていても問題ないというか、ちょっと断定は出来ませんが、オンの方が上手く撮影できる気がします。
ツバメは1年の半分くらいは日本にいるので、それまでにもう少し上達して、躍動感あふれる写真を撮りたいですね。
コメント
コシタツさん、こんばんは、燕の撮影状況の絵、たいへん、わかりやすいです、
きょう、偶然に、燕の巣見つけました、子供たちが、大きな、口開けてました、
ほほえましいですね、蛇も、見ましたよ、
私は、山で、マクロでトンボの写真撮ってました、いろいろな、種類がいて、面白いです、いつか、大きいオニヤンマの、写真撮りたいです、天気が悪く残念でしたが、
また行こうと思います、夏きのこも、見つけました、では。
日野さん、おほめ頂きありがとうございます。
これからはちょっとずつですが、簡単なイラストを描いて入れていきたいと思っています。
下手くそで、時間が無いから適当ですが、理解出来てもらえたようで嬉しいですね。
オニヤンマいいですね!大きいから飛んでるオニヤンマを狙っても楽しそうです(*^^*)
キノコに夏、冬なんてあるんですね、初めてしりました。
こんばんは。
ツバメ撮ってみたいですね‼︎
ワタシはここしばらく、木の上のリスの撮影をしているのですが、是が非でも撮りたいのが、木から木にジャンプする瞬間なのですが、全く上手くいきません(泣
静止中は大丈夫ですが…
同じくD5500でダイナミック9点ですが、21点とか、39点に増やした方が良いのでしょうかね?
リスですらそんななのに、5/500(!)とはいえ、キチッと撮れていることは素晴らしいです!
これ以上は、D500の出番ですかねwww!
しまるさん、こんばんはです。
リスの撮影をされているようですが、野生のリスでしょうか?
木から木への飛び移りなんて、飛び出しのタイミングがいつなのか?全然分からなそうな気がします。
つたない経験上の話ですが、ファインダー内で捉える被写体が小さい場合はAF-C9点がピントを外しにくいと感じます。
被写体が大きければ21点なども良いような気がしますが、僕が撮影する場面ではほとんど出番はないです。
子供たちが動き回るのを大雑把に追う時は3Dトラッキングを使ったりもします。
ツバメは横方向に飛んでいればそれほど難しくないと感じます(^▽^;)
まあ、感じるだけで全滅に近い確率ですが(笑)
D500はもっと値段が下がってからですね…
ご返事ありがとうございます。
リスは静止している時間が結構あるので特に難しくないですが、コシタツさんの前の記事に野鳥を撮るのに木の枝葉がじゃまになるってあったのと同じで、構図が上手くいかないところは多少あります。
あと、子供の空手を撮影しているのですが、やっぱりダイナミック9点だけ使っています。3Dはカメラ買った直後に試した位で全然使って無いので、今後試してみようかなと思います。
しまるさん、丁寧にすみません(笑)
もう今の季節は木々は葉が生い茂って撮影も大変ですね。しかも、暑いし蒸すしで困ったものです。
正直、夏はあんまり撮影しません…
空手の撮影は型?それとも組手?の撮影なのでしょうか?『空手バカ一代』がバイブルだったもので、ちょっとだけ知ってます。
技の一瞬を撮影するのは結構大変そうですね。
3Dは結構フォーカスポイントが飛び回るので、動きが読める場合は9点が使いやすいと思います。