30年前のクロモリロードバイクで、30年ぶりにロードバイクを本格的に再開するにあたって自転車機材のバージョンアップが必要になりました。
個人的には、ロードバイクにはスピードメーターが付いてないと走っていても飽きてしまうので、真っ先に購入したのがこれです。
オールインワンで簡単取付け
何しろ30年ぶりのロードバイクなので、Amazon で調べても浦島太郎状態です。サイクルコンピューターなんかは、ぶっちゃけ CATEYEくらいしか知らなかったので、わんさかと出てくる商品群に驚きです。
高いものだと数万円、安いものだと数千円くらいからあります。数万円もする高いものだと、サイクルコンピューターの他にナビゲーション機能などもついていますが、基本的にサイクリングロードしか走らないのでサイクルナビ機能は必要ありません。
となると必然的に1万円以下の5000円程度の中華サイクルコンピューターがターゲットになります。
今回購入したCOOSPOのBC107は、Amazon で5000円程度で販売されており、割引クーポンを使うともう少し安く買うことができます。
しかし値段の割には付属部品も多く、しかも高機能なので驚きです。30年前のサイクルコンピューターしか知らないおじさんには高機能すぎて使い切れるか不安になるくらいです。
そもそも30年前のサイクルコンピューターなんてコンピューターと呼ぶにはおこがましく、スピードしか測れない低機能でしたからね…。もちろん当時でも2万円ぐらい出せばケイデンスも測れるサイコンがあったと思いますが、当時高校生だった自分には高すぎて買えませんでした。
付属部品
で、購入したCOOSPOのBC107に戻りますが、付属品としては…
- サイクルコンピューターマウント
- ハンドル取り付け用ゴム部品
- 充電用 USB ケーブル
- 説明書
になります。
計測機能はたくさん
僕がCOOSPO BC107を選んだ理由としては、こいでいる時のパワーが測れる機能がついていたから。他の中華メーカーのサイクルコンピューターは、意外とパワー計測機能が付いてなかったりしたので、現時点ではパワーメーターは持っていないのですが、将来的に使うかもしれないかなーっていう感じで選んでみました。
- スピード
- 心拍数
- ケイデンス
- パワー
- 坂道の角度
もちろん、基本機能である走行時間、走行距離、平均速度、各種計測値の現在、平均、最高値を表示することも可能です。
個人的に面白いなと思ったのは、坂道の角度を測る機能で、どの程度正確かはわかりませんが、走っていて結構登ってるなーって思って確認すると5%とか7%表示されるので使っていて楽しいです。
高級モデルとの違いは、液晶の表示される部分がある程度固定されているので、自分好みにカスタムするとかそういうことはできません。
ケイデンスと心拍数はセンサーが必要
ペダルの回転数であるケイデンスと心拍数を測るには、このほかにセンサーが必要になります。
心拍センサー(ハートレートモニター)とケイデンスセンサーはワイヤレスで簡単に接続できるので、ぜひ一緒に購入して使うとサイクリングロードを走っていてもなかなか飽きずに楽しめます。
ハートレートモニターとケイデンスセンサー、サイクルコンピューターの三つを購入しても、中華ブランドで揃えれば大体1万円を超えるくらいでそろえることができます。信じられないぐらいに安いです。
一緒に購入したハートレートモニターとケイデンスセンサーです。
STRAVAと連携できる
これが意外と使える機能で、STRAVAと連携できます。
連携方法はそこまで簡単ではないのですが、STRAVAってたまにおかしな記録をしている時があるので、COOSPOサイコンでダブルレコードしていると安心です。
ハンドルに取り付けてみるよ
それではハンドルに取り付けて行こうと思います。
本来ならハンドルの向こう側にサイクルコンピューターを装着した方が使い勝手が良いはずなんですが、写真のようにスマホホルダーが付いているので今回は手前側になるように装着しました。
サイクルコンピューターマウントには、取り付ける部分の径に合わせていくつかのゴムのブラケットが付いているので、ほとんどのハンドルに取り付け可能だと思います。
エアロ形状の平べったいハンドルとかはちょっとわかんないですが…
クランプ部分もオープンクランプタイプなので、簡単にネジで取り付けることが可能です。
サクッと取り付けてみました。ついでにバーテープもきれいに巻き直してみました(笑)
やっぱり上ハン持つにはちょっと邪魔な位置になりますね。仕方ないけども当分これで乗ろうと思います。
3ヶ月ほど使ってみた感想
基本的に週末にサイクリングロードを走りに行く程度の使い方ですが、3ヶ月ほど使ってみました。
バッテリーの持ちは良いと思う
気になるバッテリーの持ちですが、週末に2時間ぐらい走る程度だとバッテリーが突然なくなっちゃうとかそんなことは全然無く、満充電で6時間ぐらい使うと電池のメモリが一つ減るくらいです。
GPS は???
GPS の受信感度は悪くはないと思います。たまに受信しづらい時もあったりしますが、それでも1分ぐらいあれば大体受信できます。
各種センサーの反応
現在使っているのがハートレートモニターとケイデンスセンサーなんですが、センサーの通信状態も良くレスポンスもしっかりしているので使っていてストレスは感じません。
買ってよかったと思う
正直言うと値段も値段だし、中華メーカーっていうこともあってそれほど期待はしていなかったのですが見事に裏切られた感じです。
基本的にデフォルトの画面で走行に必要な情報は完結しているので、画面をカスタムしたいとかそんな気は起きないですね。
初めて行く場所や慣れない場所を走るのならGPS ナビゲーションがあったほうが便利かもしれませんが、僕の使い方だと知っている場所や地図である程度確認してある場所しか行かないので、全然問題ないです。道に迷ってもスマホがあるのでなんとでもなりますし…
これからロードバイクやクロスバイクなどでサイクリングをしたいと考えている方は、いきなり高額高機能なサイクルコンピューターを買わなくても、この価格帯の中華メーターを使ってみて不満があるようだったら買い換えるぐらいの感覚で良いのではないでしょうか?
今のところ満足ですよ。
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