「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を楽しむための『5つのポイント+撮影編』

今年で4回目を迎えた「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」。

コシタツも本場「ツール・ド・フランス」の風を感じるのと、レース撮影がしたくて観戦に行ってきました。

…が、何しろ初めて行くので、いろいろと不手際が重なり、かなりストレスが溜まる観戦&撮影になってしまいました。

そこで、この失敗を来年につなげる為の反省です。

2018 ツールドフランスさいたまクリテリウム

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「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を快適に観戦する5つのポイント

開催場所である、さいたまスーパーアリーナ周辺へのアクセス方法は快適で、電車では東北本線さいたま新都心駅、埼京線北与野駅下車数分で会場にアクセスできます。

北与野駅からですと、ほぼ目の前がレース会場になっている感じの近さです。

そんなコシタツはお昼頃に車で向かったんですが、拍子抜けするほどに周辺道路は快適で、ほぼいつもの土日程度の混雑具合でした。

スーパーアリーナ周辺の有料駐車場も全然混雑していなくて、すんなりと駐車できました。ただ、駐車料金は30分200円と少しお高めですが、都市部としては安い方だと思います。

アクセスは電車でも車でも問題ないはず。アルコールを飲むなら、電車がべスト。

1.場所取りは超重要

ツールドフランスさいたまクリテリウム 場所取り

沿道は全て人だかりですが、タイムトライアル、ポイントレースではまだ空いています

レース観戦を最大に楽しむなら場所取りが超重要です。

慣れた観客は朝8時過ぎにはコース沿道最前列にシート、椅子で場所を確保している。

事前にチケットを購入してあれば、レースコースに組み込まれたさいたまスーパーアリーナの中で観戦できますが、それ以外の方はコース沿道での観戦になります。

基本的に一般道を使った公道レースになるので、沿道ははぼフラット状で、ひな壇状の観客席などの用意はありません。マラソン中継の沿道をイメージしてもらえると分かりやすいです。

なので、沿道のお客さんの列が3重4重になると、もうレースの全貌は観戦できません。

僕は遅くいったのにもかかわらず、脚立を持って行かなかったので、この時点で既に撮影不可能状態になったいました。

2018年度からは脚立や踏み台などの乗っかりアイテムは使用禁止となってます。どこで乗っても注意されます。
認められた観戦ポイント以外の場所での立ち止まりはしつこく係員に注意されるので、ガッツリ見たい方は早めに場所取りをしておく必要があります。

2.メインレースが一番混雑する

ツールドフランスさいたまクリテリウム メインレース

メインレース。コース後方から観客の頭の隙間を狙って撮影

これも全く想像していなかったんですが、15時頃から行われるメインレースに向けてお客さんが増えていきます。

それに気付かなかった僕は、メインレースに向けて少しでも良い観戦ポイントを探してコースをうろついたのが間違いでした。

メインレースが始まるころには、沿道は人・ひと・ヒトで溢れかえり、何重にもなったお客さんで溢れかえっています。

そこに、僕が入り込む隙間はありませんでした…。

少しでも良い観戦ポイントを見つけたら、メインレース前に移動してはいけません。

メインレース目当てに遅く来た人たちは僕と一緒に後ろからの観戦で、ぼやいていました。子連れにいたっては全然見れないようでした。

コース沿道観戦ポイントはパブリックスペースである歩道も兼ねてるので、観戦場所以外の立ち止まりはできません。積極的に係員に注意されます。

3.コース内側外側の移動は大変

2016 ツールドフランスさいたまクリテリウム コース図

レース観戦するうえで重要なのが、コース移動です。

さいたまスーパーアリーナ周辺はレースコースで外側と内側に分断されており、コース外側とコース内側とに移動するには地上平面でコースを横断出来ません。

一度、けやき広場や合同庁舎を結ぶ空中歩道に上がらなければ移動できないようになっています。

さらに、レースコースに沿って外周一周を出来る作りにはなっていないので、途中行きどまりがあったり、迂回させられたりとちょっとした迷路のような作りになっているので、目的の場所に向かうには、地図をしっかり読み込む必要があります。

空中歩道からはコースが見えないように大きなブラインドが引かれるので注意が必要です。隙間から覗いたり、階段途中で観戦しようとするとスタッフから注意されます。

コース内外の移動は空中歩道で移動する。空中歩道からはレース観戦は出来ません。

4.「さいたまるしぇ」も楽しもう

ツールドフランスさいたまクリテリウム さいたまるしぇ

「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」と同時開催している「さいたまるしぇ」は、埼玉県内のレストラン、飲食メーカーがブースを出展していて、お店に足を運ばなくてもお店の味を楽しめる企画なんです。

場所は空中歩道のけやき広場で開催されます。

ツールドフランスさいたまクリテリウム さいたまるしぇ

美味しそうでしょ!!!売り切れ必至なスペアリブです。こんなのが沢山食べられます

イタリアン、フレンチ、中華、和食などなどの美味しそうな食べ物と共に、ワイン、地ビールなどのアルコールも充実しているので、地ビール、ワイングラス片手にブースを巡りをしているお客さんも沢山いました。

さいたまるしぇでのローストビーフ

僕も、車で来ていなければ楽しめたのに残念です。

でも、メインレースの時間を考えて食べないとレース観戦が出来なくなる可能性があります。

さいたまるしぇは10時からオープンしているので、早めに味わってからレース観戦に向かうと効率的です。

もちろん、レースそっちのけでこれだけを楽しむのもありです。

5.サイクルフェスタも楽しむ

ツールドフランスさいたまクリテリウム サイクルフェスタ

ゴメンナサイ。北与野側から遠くて行ってません

引用:サイクルフェスタ

さいたま新都心駅を挟んだ場所で開催されているのが「サイクルフェスタ」です。

国内外の自転車メーカーや自転車関連企業のブースが多数出展しています。

サイクルモードでもお馴染みの、自転車好き芸能人のトークイベントやキッズ自転車教室、BMXショーなどイベント盛り沢山で楽しませてくれます。

サイクルフェスタに参加してると肝心のレースが見れなくなる心配もありません。会場内では大型モニターによる、レースのパブリックビューイングも行なわれるので、沿道後方から見づらい選手たちを観戦するよりもよっぽど快適かもしれません。

カメラ撮影は?脚立は使えません

ツールドフランスさいたまクリテリウム

観客の後方から頭の隙間を抜いて撮影したフルーム選手。しかし、沿道のお客さん達はイイ笑顔だ!!!

カメラ撮影するなら、早めに来て沿道の一番前に陣取るしかありません。

2018年も撮影に行ったのですが、脚立が使えないのでほとんど撮影ができない状態でした。

2018年度から脚立は安全上の理由で使用禁止となっており、使うと直ぐに係員に注意されます。

脚立が使えないので沿道後方からの撮影ですと、お客さんの頭が邪魔になるので、頭の隙間を抜いた撮影になります。

選手が来ると観客はスマホを掲げて沿道のお客さんの頭越しに撮影を始めるので、後ろからだとまともに撮影は出来ません。

会場内は撮影しやすそうなポイントが多数あるのですが、そんな場所は観戦禁止ポイントになっていて、侵入したり、立ち止まったりするとスタッフに移動するように注意されます。

スタッフはかなり強めに指導されているようで、ちょっとでも立ち止まると注意されました。

撮影に使うレンズは沿道最前列に陣取れれば300㎜もあれば十分だと感じました。沿道前列は観客の密度がすごいので、あんまり長いレンズは危ないです。

レーススピードの選手はビックリするくらいに速いです。沿道真横からは撮影出来ない程に速いので、近づいてくる選手を上手く撮影できるポイントは直角コーナー付近です。

しかし、みんな知っているので場所撮りは早い者勝ちになります(笑)

なにしろ通路ではない人通りのほとんどない公園からの脚立撮影も無理なので、移動しながらの場所を変えての撮影は無理に近いと思います。

まとめ

以前から運営の安全対策はしっかりしてるなと思っていたのですが、2018年度はさらに厳しくなってる感じがしました。

まあ、何人かの集団で行って早めに場所取りをするか、有料シートを購入するのが観戦・撮影しやすいと思います。

ただ、観戦席からだと面白みのない撮影になりそうです。

2019年度も開催されるならちょっとしたプラン立てが必要かもしれません。

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