TOTOウオシュレットを自分で取り付ける

以前から調子の悪かったTOTOの便座がいよいよ壊れてしまったようです。

購入してから10年位は使ったので寿命と言えば寿命だと思うのですが、それでも購入してから6年目くらい?から、お尻洗いノズルの動きが怪しくなり始め、最後は便座のフタが閉まってないのにノズルが飛び出して洗浄開始!!!!で、トイレ室内が水浸しで終了です…

一応近所にあるTOTOショップに修理依頼なんかしたんですが、修理に来た兄さん曰く「基盤が壊れているので修理するより本体買った方が安上がりです」との事。

しかも、兄さん曰く「戦争の影響で部品が入って来ないので、TOTOショップで購入するより、在庫のあるネットショップで買った方が早いし安いですよ」とまで…

と言うことで、お父さん頑張ってお尻洗浄便座を取り付けてみました。

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ネットショッピングで便座購入

TOTOのお兄さん曰く「同じTOTO製だったら水回りの配管はほとんど一緒だから、出来ればTOTO製が良いですよ」なんて言ってたから、それを信じてまたTOTO製のウォシュレットを購入。

Amazonとヤフーショッピングで比較したら、ヤフーショッピングの方が在庫有とポイントバックが大きかったのでヤフーショッピングで購入。

在庫ありだったのですが、結局のところ一週間ほど納期に時間がかかりました…

かなり大きな箱で届いたのですが、箱自体は軽くて持ち運びにはそれほど苦労は無いと思います。

ウォシュレット便座は道具があれば簡単に取り付け出来る

コシタツさんは長年お尻洗浄便座を愛用しているので、トイレをした後はお尻を「シュ~」っと洗浄しないと気持ちが悪くて悪くて居ても立っても居られません。

もちろん、コンビニでもショッピングモールでもどこでも使います。家のシュ~以外は抵抗ある人もいるらしいのですが、それよりも単純に拭き取るって行為がもう無理で、水で洗い流さないと汚れがパンツのあちこち付いてしまうんじゃないかと思うんですよ。まあ。いいや。

使った工具は4本+1本

便座交換に使った工具は多くなくて、写真にある4本。それとパイプレンチとかプライヤーがあればモアベター。

ホームセンターで絶対に売っている工具なので、チャレンジしたい方は揃えておいても良いと思います。全部購入しても、5000円しないくらいだと思います。

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • ニッパー
  • パイプレンチかプライヤー

この他に便器を触るのでゴム手袋、どうしても水がこぼれるので雑巾、桶があると絶対によいです。

  • ゴム手袋
  • 雑巾
  • 手桶くらいの容器

壊れた(古い)便座を外す

古い便座を外す前にやるべきことは一つ。

便器に水を送っているパイプの栓を締める事。これをやらずに取り外しをすると悲惨な結果が待っています。

…の前に、便器の裏側などはなかなか掃除しにくい場所だったりするので、最初の最初に掃除しておくと後が楽だと思います。僕は最初に掃除しました。

まずは掃除から

結構どころかかなり汚いです…

写真のように全然掃除してなかったので、隅っこはかなり汚いです。ゴム手袋をして最初にそうじ掃除(笑)

しっかり掃除しました。掃除しておけば水がこぼれたり、物を落としたりしても気持ちよく作業ができます。生産性が上がるってやつですね。

止水栓を閉じる

水回りの作業でいの一番でやらねばならないのが、元栓を締める事。

これは、屋外にある元栓ではなくてトイレ室内にある元栓になります。ウォシュレットならパイプの分岐がいくつかある中で写真のようなパイプになります。

コシタツ家はポンコツなのでかなり古いタイプの物になるけど、基本はこんな感じでマイナスドライバーで右に回して締めこんでいくと元栓が閉まります。

ちなみに、今回の作業では元栓から下のホース2本の右側から出ている部分、これはウォシュレット用のホースの交換になります。

真下に出ているホースはトイレタンク給水ホースになるので、これは再利用します。

コンセントを外してアースも外す

次にコンセントを外して、コンセントに繋いである緑色のアース線を外します。アース線はネジでコンセントボックス内にネジ止めされているのでドライバーを使って外します。

これでうっかりした誤作動から身を守れます(笑)

分岐配管を外す

一通り安全対策と水回りの下準備ができたら分岐配管を外していきます。

いきなり外すと配管ないの水がこぼれ落ちるので、必ず雑巾と手桶サイズの容器を下に置いておくと安心です。

僕は写真のような感じで作業をしました。

配管の取り外しにはモンキーレンチを使用しました。

モンキーレンチは手元でナットの幅を調整できるので配管周りの作業には非常に便利です。基本的にネジは時計回りで締まり、逆時計回りで緩みます。覚えておくと便利です。

うまく取り外せました。やっぱりと言うか配管内の水が盛大に飛び散ったので、桶と雑巾を用意しておいて正解でした。

この作業まで終われば、後は古い便座を引き抜くだけです。

便座を引き抜いた便器になります。結構汚れていたりするので、ついでに掃除しておくと良いでしょう。写真は掃除した後のものになります。

便座取付プレートを交換する

写真の上にあるのが古い便座のプレートです。下にあるのがこれから取り付ける新しい便座になるのですが、形状が全然違うので取り替えないといけません。同じ形状だったらそのまま取り付けるだけで楽だったのですが面倒ですが仕方ありません。

で、この便座プレートの取り付けネジが曲者でちょっと緩めたぐらいだと全然プレートが取れません。僕は、ネジを完全に緩め取ってしまいその後ゴムのブラケットをパイプレンチで引っこ抜きました。

ちょっとよくわからない部分なんですが、この便座プレートの取り付け穴はトイレメーカーが違っても同じ位置に開いてる物なのでしょうか???なのでTOTO以外のメーカーの便座を取り付けようとした時に取り付けられるのかどうか???どうなんでしょう???

古い便座取り付けプレートが外せたら、新しいプレートを取り付けます。

便座に空いた穴にゴムのグロメットを差し込みプラスドライバーでねじねじしめつければ取り付け完了です。

プレートの取り付け位置は便器の大きさによって違うので、説明書をしっかり読んで正しい位置に取り付けます。基本的に説明書は詳しく書いてあるので、初めて作業する人でも問題なく読み解くことができると思います。

プレートの位置もバッチリ決まったので新しい便座を取り付けます。

便座はスライドする形で滑らして取り付けているだけなので、簡単に取り付けることもできるし取り外すこともできます。まあ一度取り付けたら外すことはほとんどないと思いますけど。

新しい配管とアース線を取り付ける

作業も残りわずかでラストスパートです。

ウォシュレット用の配管を取付けてからアース線を処理し、コンセントをさして作業の完了を目指します。

ウォシュレット用の接続配管には漏れ防止用のパッキンが付いているので、必ず取り付けて変形させないようにしっかり締めます。

最初は手の力で仮締めをしておきホースの取り回しに無理のない位置を探します。

今回は写真のような位置がちょうど良かったのでこのままモンキーレンチで本締めをしていきます。

あまりバカ力で締めすぎるとネジ山が変形したりする恐れがあるので「ぎゅ、ぎゅ」くらいで締めておきます。もし水漏れをしているようならその時点でもう少し増し締めをします。

配管がしっかり閉まっているのを確認したらバルブを開けて水漏れチェックです。

締め付けはうまくいったようで水は漏れてきませんでした。成功だと思います。

コンセントを挿す前にアース線を取り付けます。トイレのアース線はコンセントボックス一体型になっているので銅線部分を適切な長さに処理して取り付けます。

アース線は適切に処理しておかないと漏電や感電などの事故になる恐れがあるらしいです。具体的にはどのような事故になるかは分かりませんが、説明書にもアース線はしっかり取り付けろと書いてあるので取り付けましょう。

リモコンボックスを取り付ける

リモコンの取り付け用ブラケットは壊れたモデルと共通だったのでそのまま取り付けて完了です。

取り外した便座は便座の蓋が自動的に開いたり閉まったり、LEDライトがピカピカ光ったりする高機能便座だったのですが、今回は予算の都合でシンプルタイプになったので機能も実にシンプル。個人的にはお尻さえ綺麗になれば問題ないので、このくらいの機能で満足です。

ウォシュレット便座取り付け成功です

特に難しい部分もなく順調に作業が進んだので、スマホで写真を撮りながらでしたが1時間もかからずに作業が終わりました。

取り外した古い便座は僕の住んでいる自治体では燃えないゴミのサイズで処分できたので楽チンでした。

ちなみに古いリモコンはメルカリで2000円ぐらいで販売できました。やったぜ。

今回購入したウォシュレット便座は基本機能のベーシックなモデルなので人感知センサーで便座の蓋が開いたりはしませんが、そんなものは人間の手であげればよいわけで余計な機能がないぶん故障も少ないのではないかと思います。

これからウォシュレット便座を自分で取り付けてみようと思ってる方には参考になったでしょうか?それほど難しい作業ではないので頑張ってみてください。

再びお尻を洗うことができ大満足です。

やったね。

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