ムクドリの巣作りと、撃退方法。戸袋の異変に気づくのが遅いと大変です

気を付けていたんだけどねぇ…やられてしまったようです。げんなりなコシタツだよ。

これで2度目です。

何かといえば『ムクドリの営巣』の事であります。

ムクドリの営巣 戸袋内

すでに卵を温めているようです

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ムクドリの営巣

コシタツ家の2階の窓には開かずの窓があり、常に雨戸が閉まったままだったりします。ごくたまに開けたりはするのですが、基本締め切りです。

それが最近夜になると『コツコツ、カサカサ』と乾いた音が、窓のあたりからするようになりました。

音がしたその日は気にも留めていなかったのですが、さすがに2日目になると『なにか変だな?』と思い確認してみると…

『やられた。ムクドリだぁ…』

これで2回目の営巣です。1度目はこれまた違う開かずの窓の戸袋で巣作りされており、気づいた時には巣立った後でした。孵化しなかったミント色の卵が転がっていてビックリした覚えがあります。

ムクドリの巣の掃除 孵化しなかった卵

巣作りは勝手なんですが、この後に起こる後片付けが大変なんですよ。

戸袋の中には枯草や他の鳥の羽や抜けた羽が大量に残されており、かなり強烈なにおいがします。しかも、ダニやら羽虫やらもいっぱいいて戸袋から巣材を引きずり出すのが、恐怖というか面倒というかなにしろ『うんざり』する作業なんです。

ムクドリの巣の掃除

45Lのビニールゴミ袋半分以上になる量の枯草が出てきますよ。ホントです。ただ、ヒナのウンチのお世話は親鳥がやるので、ウンチはほとんどありませんでした。

ムクドリの巣の掃除

インターネット上ではムクドリの営巣被害について結構アップされています。これだけ身近な鳥ですから、仕方がないですよね。単純に戸袋の隙間をふさいでいなかったコシタツが間抜けでした(´Д`)

全然逃げない

今もブログを書いている最中に戸袋を確認したら親鳥が卵を温めていました。

いつもならすぐ逃げる癖に全然逃げません。懐中電灯で照らしても変化なしです。

目を『パチパチ』と瞬きさせながらジッとしています。鳴きもしませんよ。

写真の時よりも(1日前)よりも巣材が増えていますし、匂いが獣臭になっています。

さすがのコシタツもこの状態から親鳥を追い出して、戸袋を掃除するほど鬼ではありませんが、ダニの事を考えるとぞゾッとします。

ネットで調べたところ、ヒナが孵化してからウンチや食べ物に吸い寄せられるようにダニが集まってくるようです。

卵の本体を確認していないから、卵が無ければ追い出して掃除してもよいかもしれません。

もし卵がすでにあるようでしたら、ムクドリの孵化から巣立ちまでの期間はおおよそ3週間程かかるようなので、その間は辛抱するしかないようです。

巣立ったら速攻でキンチョールアタックでダニ退治&巣の掃除です。

明朝、親鳥がいなくなったら卵の確認をしてみたいと思います。

ムクドリの撃退方法は???

コシタツの様に巣を作られてしまったら半分手遅れなんですが、一番は巣を作られないように前もっての対策が重要です。

僕が行なっているムクドリ撃退方法を紹介するので、参考にして下さい。

雨戸の戸袋の穴をふさぐ

もうこれが最強です。

コシタツ家は築40年以上のポンコツハウスなので、雨戸の戸袋の作りもいい加減です。

雨戸を引き出すための手を差し込む部分が丁度ムクドリが入れるくらいの隙間なので、そこを木の板などで塞いでしまうとムクドリは進入できなくなります。

ただ、ムクドリも賢い鳥なので塞ぎ方が緩かったり中途半端だと、塞いだ木の板をくちばしでずらして侵入してきます。

これで2度程巣を作りかけれました…

雨戸を開ける

使っていない部屋の雨戸ってどうしても閉めっぱなしになってしまいます。

そうなるとムクドリにとっては格好の営巣ポイントになります。

なので、4月~5月くらいは面倒でも雨戸を必ず開けるなどの対策をとるのが重要です。

鳥撃退グッズをつかう

雨戸の戸袋塞ぎ作戦が奏功しているので個人的には使ったことがないのですが、このような鳥撃退グッズがあるので参考までに掲載しておきます。なるべくコストがかからない、安いけど効果的なグッズを選んでみました。

ただし、評価欄では賛否両論なので効果のほどはなんとも言えないです。

ビラビラするテープが鳥を寄せ付けない効果を発揮するようです。

鳥がとまるあたりに張り巡らすと嫌がって来なくなります。ちょっと面倒ですが効果は高いようです。釣り糸でも代用できそうですね。

物理的に鳥がとまれないようにするトゲトゲです。接着剤や紐、ネジ、両面テープでも固定できるようなので、立体的に配置して近寄れないようにすることも可能なようです。

評価が高いです。

ムクドリに似た鳥

ムクドリ

ムクドリです

ムクドリに似た鳥でツグミがいます。ツグミは春には北国に旅立ちますので、今時期はいません。戸袋に巣を作っているのはムクドリです。

冬の間はムクドリと行動を共にすることもあるので見分けがつきにくいですね。

ツグミです

ツグミです。

庭木にハトが営巣した事も…

ハトの営巣 自宅の庭
ハトです。庭のピラカンサスに巣作りしていました。

ハトの営巣 自宅の庭

10年くらい前の写真なので、どの位で巣立ったかは忘れてしまいました。想像以上にあっという間に大きくなります。柄からしてキジバトでしょうか?

ハトの営巣 自宅の庭

一度、箒の柄で小鳩を突こうとしたらそばにいた親鳥に羽で箒の柄を払いのけられました。しかも、めちゃくちゃ膨らんで威嚇されました。ごめんなさい、もう突いたりしません。

せっかく巣を作るなら、もっと可愛らしい鳥の方がよかったです。ムクドリにハトって…残念!

野鳥のウィルスには要注意?

基本的に野鳥類は人間に害を及ぼすウィルスを保有していると言われています。コシタツは専門家ではないから詳しくはないのですが、ネットで調べると沢山出てきます。

基本的には乾燥した鳥の糞の粉塵を吸い込んだり、鳥を手で触った後に経口感染したりがほとんどのようです。

人間の免疫が強い時は問題ないようですが、風邪気味だったり疲れているときは注意した方がよいみたいです。

ムクドリの巣を撤去する時は、マスクと手袋くらいはした方がよさそうですね。

 

この話の続きです。

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