年に1度のオートバイロードレースの祭典である『MotoGP』について、一人ぼっちレース観戦で気づいた事をまとめました。
『MotoGP』を初めて見に行く方や、一人ぼっちでステイエリアに泊まりたいけど、なんだかちょっと不安な方は1度記事を読んでみて下さい。思っているよりも、簡単で安全ですよ。
僕が一人ぼっち観戦をオススメする理由は『超自由』です。
誰にも気を遣わず、遣わせず、ひたすらに自分勝手に行動できます。食べる物も、観戦場所も好き勝手に選べ、つまらなければとっとと帰るのも全然問題無し(笑)
これって、最高じゃないですか?
MotoGPをボッチで泊りで観戦する方法
最初に注意点を1つだけ申し上げます。
ツインリンクもてぎでの『MotoGP』には車かバイクでいきましょう。
もちろん、電車、バスを使っても行けますが、バスの運行本数が1日上り下り合わせても10本程度で運行もかなりタイトなので、どう考えてみても公共交通機関で来るようには考えてありません。
『MotoGP』は3日間開催
MotoGPは金曜、土曜、日曜日と3日間開催されます。
そして、1枚の前売り券で3日間も観戦できるんです。これは超お得です。金曜日からはさすがに仕事があって無理だという方でも、ぜひ土曜日からは観戦したいところです。
土曜、日曜と2日間見ればかなり満喫できるはずです。
駐車券は最初に買っておけ
初めての方に注意して欲しいのは駐車券なんです。
ツインリンクもてぎでのレースイベント開催時は、観戦チケットと駐車券が別売りになっていのがほとんどです。なので車、バイクで行く方は両方のチケットを持っていないと入場出来ません。
で、この観戦、駐車チケットは毎年6月の上旬に販売されますが、ウルトラ大人気の駐車券であるコースサイドに車を停めてキャンプ&観戦できる駐車券は販売開始数分で売り切れます。
これはスーパーGTなんかも同じで、プラチナチケットなんです。
なんとしても手に入れる人は、スマホにPCを複数台使ってチケット解禁直後にネット購入するようです。おかげで毎回サーバーダウンするか、回線がパンクしてしまうようです。
もちろん、コースサイド駐車券を購入する人達はファミリーやカップルだったり、仲間内だったりして決してボッチではありません。
ステイエアリア選びは重要
ボッチの方は通常の駐車券を選べば問題ないのですが、ステイエリア選びは重要です。
僕が泊まった事のある南駐車場ステイエリア、北駐車場ステイエリア、東テントエリアの雰囲気をお伝えします。
2017年から南北駐車場の指定がなくなり、駐車場チケットだけでどこのゲートからも入れます。
2018年の決勝日は駐車場が満車になったようです。
盛り上がるなら北駐車場ステイエリア
北駐車場ステイエリアはオーバーナイトスクエアが夜中まで開催されており、かなり賑やかです。
イベントテント、焚火、出張コンビニまであり今までの北駐車場ではありません(笑)
一人ボッチでも楽しく賑やかに過ごしたい方は北駐車場をオススメします。
ただ、駐車台数が多いので夜間中エンジンをかけてるマナーの悪いお客さんも多い印象です。
静かに過ごすなら南駐車場ステイエリア
が、静かに過ごしたいなら南駐車場ステイエリアをオススメします。
南駐車場ステイエリアはチケットコントロール場所からちょっと遠いのが難点ですが、基本的に慣れた人が多く、夜も10時過ぎにはしんみりとしてきます。
車が出しやすい駐車場なので、四季彩館など外湯、かましんが近いので買い出ししやすいです。
ここは、僕もかれこれ10回以上は泊まっているお気に入りポイントです。
この駐車場を勧めるポイントはトイレが近い事があります。
ただし、この南駐車場も人気があるのでかなり早いうちに満車になるので注意が必要です。
東ゲートステイエリア
元ダートトラックコースだった場所です。
だだっ広い土と草野広場なのと、ここはテント泊だけの場所になるので、雰囲気はキャンプ場さながらになります。
テントは午前7時までには撤収なので、注意して下さい。
北ショートコース
オートバイなどの2輪車専用のテント泊場所になります。
バイクソロテント泊ならこの場所でしょうか?残念ながら泊まった事は無いです。
金曜日の夜には入場
車中泊、テント泊なら金曜日に夜には入場しましょう。
入場ゲートは終日開いていて、いつでも入れますし、ひっきりなしに車が入場してきます。
早く入れば、それだけトイレやバス停、入場ゲートに近い便利な場所にも止められますし、入場渋滞にも巻き込まれません。
終夜明かりが点いているので、暗くて不安になることは無いと思います。逆に、明るくて眠るのに困るくらいかもしれません。
それと、駐車場には交通誘導の警備員が常駐しているので、女性でも不安は無いと思います。
こちらに、ステイエリアを快適に過ごすための道具を紹介していますので、参考にして下さい。
自由席券で自由に観戦
他のサーキットは分かりませんが、ツインリンクもてぎは自由席のみでもかなりの場所からコースを見ることができます。
ちょっと遠くなりますが、ホームストレートも見れるのでスタートも観戦できます。
土曜日は指定席にも入れる
僕が自由席を勧めるのは理由があって、金曜、土曜日の予選日はV席を除く指定席に自由席券で入り観戦できるんです。
予選のタイムアタック中の選手は、1発のタイムを出すためにかなりリスクを取って攻めてきているので、迫力がありますし、それを指定席から観戦できるわけです。
自由席に椅子はない
階段上の椅子もどきがある場所もありますが、基本的に自由席には椅子がありません。
なにしろ自由なんです。だから、椅子を持ってきて座る人、シートを敷くひと、草の上に直接座る人などなど、周りに迷惑をかけない程度に自由にやっています。
ステイエリア泊でも食事の心配は必要なし
いたる所にケータリングカーが出店して飲食物を販売しています。
自由席エリアの近くでも出店しているので、小腹が空いたときや、喉が渇いた時は我慢しないでサクッと買い食いできるんです。
しかも、夕方でもお店はやっているので、夕食用に焼きそばや牛串などのおつまみとビールを購入して車やテントに戻れば、面倒な夕食の支度もしないですみます。
また、【N5】駐車場オーバーナイトスクエアでは、夜23時までケータリングがオープンしているので、食べ物に困る事なんて皆無です。
夜はモトステージ・オーバーナイトスクエアで楽しむ
ツインリンクもてぎでの『MotoGP』は眠りにつくまでイベント満載で大忙しです。
ボッチで寂しい~なんて思う暇なんてありません(笑)
モトステージでトップ選手に会おう
中央エントランスに設置されてあるモトステージでは、往年の名ライダーの解説や予選終了後のMotoGPトップライダーが出演したりと見どころが盛り沢山です。
熱心なファンの方がたは、イベントの始まるずいぶん前から椅子を持ってきてステージ前面でくつろいでいます。
2018年は、なんとバレンティーノ・ロッシ選手が登場してくれました!!!!
直前までピットで仕事をしていたようです。
温泉のぞみの湯は大混雑必至
2015年から入浴できるようになった、ホテルツインリンク内にある『のぞみの湯』なんですが、これが激混み必至です。
料金は大人が650円。子供が350円(3歳~中学生)になるんですが、何しろ待ちます。TDLのアトラクションじゃないか?ってくらいに待たされます。
温泉に入るのに1時間半待ったのは初めてです。
意外にも女性の方が早く、待ち時間は男性に比べて1/3程度でしょうか?
一応ツインリンクもてぎから10㎞くらい離れた場所にも温泉があるので、待つのが嫌な方は検討してもよいと思います。
オーバーナイトスクエアで楽しむ
夜中までイベントは続きます。
北ゲート【N5】駐車場では特設会場オーバーナイトスクエアが開設され、夜の23時までケータリング、出張セブンイレブン、イベントが開催されます。
会場はライトアップされ、写真のように『MotoGP』ファンで大賑わいです。
丸太に火が焚かれ雰囲気もばっちり。
この時ばかりはちょっと話相手が欲しいなぁ…なんて思いましたが、往年のトップライダーのトークショーがそんなことを忘れさせてくれます。
この時はサプライズで『MotoGP』クラス参戦の中上選手が登場して意気込みを語ってくれました。
トークショーの後もイベントは続きます。
オーバーナイトスクエア内別会場ではPS4のゲーム大会が開催され、プロMCによる迫力満点、本物の『MotoGP』さながらの熱いバトルが展開されます(笑)
そんなこんなでイベント満載で夜も更けていきます。
お買い物は早めに買う事!!!
お客さん達は信じられないくらいに、購入意欲盛りだくさんです。MotoGPオフィシャルグッズやレースでしか購入できないプレミアグッズを買いまくっています。
グッズは金曜日から販売しているので、人気グッズは日曜日を待たずして完売なんてこともざらにあります。
ぼくも、和柄ロングTシャツが欲しかったんですが、予選が終わってから買おうなんて悠長に考えていたら、お昼ごろには売り切れていました(泣)
帰りは素早くか?のんびりか?
楽しい『MotoGP』も終われば帰路につかねばなりません。
メインのMotoGPクラスが終わると自由席のお客さん達は一斉に駐車場に向かって歩き始めます。この流れに乗って帰れれば、それほど渋滞に巻き込まれずに帰れると思います。
この日のコシタツはレース終了直後に帰ったんですが、それでも北ゲートは渋滞しています。
宇都宮方面に向かう道路も所々渋滞してますが、それほど目立った渋滞では無かったと思います。
ただ、帰る時間を間違えると一番混雑が激しい当たる可能性があるので、混雑を避ける方法としては、なにしろ素早く帰るか、それが無理ならすべてのイベントが終了するまでツインリンクもてぎ内で遊んで時間をつぶしてから帰るのがよいと思います。
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