2016 FIM トライアル世界選手権を「Nikon D5500 レンズキット」で撮影してきました

2016 FIMトライアル世界選手権日本ラウンドに、買ったばかりのNikon D5500と共に土曜日、日曜日の2日間ガッツリ観戦&撮影してきました。

土曜日のDAY1の撮影では、Nikon D5500ダブルズームレンズキットの長い方のレンズである「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」を装着して朝9時から、夕方16時ごろまで1100枚程の撮影でした。

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR トライアル撮影

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D5500&AF-S DX NIKKOR 55-300mmインプレ

使い方はD5300とほとんど同じなので、迷うことなく操作が出来るので安心です。

ただ、D5500を買った目的の一つにタッチ液晶でフォーカスポイントの移動が出来る、タッチFn機能を是非とも使ってみたい!!!があったので、その使い方の慣らしと練習も兼ねての撮影になりました。

オートバイトライアルの観戦は、MOTO GPやSuper GTなどのクローズドサーキットで開催されるのとは違い、観客席のすぐ目の前で競技が行なわれるので、それほど長い焦点距離を持つレンズは必要ありません。

丁度その目的に合いそうなレンズがこの「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」だったわけです。しかも、ズーム倍率6倍弱のレンズなのに軽い!!!ボディと合わせても1000gほどの重さです。これは、山の中を歩き周って選手を追いかける競技には持ってこいの軽さです。

あと、D5500はAPS-Cサイズ撮像センサーを使っているので、実際の35㎜換算での焦点距離は82.5㎜-450㎜になるので、それでも多少長いような気がしますが、この辺りはコシタツが丁度よいポジションに移動すれば問題ないでしょう。

カメラの設定

  • Nikon D5500
  • AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR
  • オートフォーカス AF-C ダイナミックAF 9点
  • 記録フォーマット JPEG Lサイズ
  • ISO感度 上限1000程度で随時選択

写真

  • JPEGリサイズのみの撮って出しになります

静物撮影からスタート

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR タンポポ撮影

もう全然オートバイ競技と関係ないんですが、駐車場でとりあえず撮影したタンポポです。思っていた以上にしっかりと撮影出来たのには驚かされました。タンポポの花弁1枚1枚がしっかりハッキリ写しだされています。

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR タンポポ撮影

もう1枚タンポポです。換算300㎜、絞り開放、ISO500、シャッター速度1/3200sでの撮影です。手振れ補正機能VRはONにしています。AFシングルポイントで適当にシャッターを切っただけなんですが、ピントバッチリで、これだけでウキウキです。

ただ、背景は少し整理した方がよいですね…これは僕のセンスの問題です。

トライアル競技撮影開始

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR トライアル撮影

換算82㎜ 絞りf/8 ISO1000 シャッター速度1/640s

目前での撮影ですので、55㎜(換算82㎜)での撮影になります。被写体は9年連続世界チャンピオンの絶対王者トニーボウ選手です。

競技については詳しくは説明しませんが、簡単にいえば歩いても登れないような悪路をオートバイに乗ってさらに足を地面に着かないでスタートからゴールまで進む競技です。

55㎜で撮影出来るのってかなり便利で、選手の間近でも人間とオートバイをなんとかフレームインできます。

被写体の近くで撮影するって撮影の基本だと思うんですが、やっぱり迫力がありますね。撮影は基本的に連写です。D5500ですと、JPEG FINE Lサイズで記録するとバッファが続く限りの連写でおよそ15枚程撮影できます。RAW撮影では残念ながら5枚が限界です。

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR トライアル撮影

換算120㎜ 絞りf/7.1 ISO1000 シャッター速度1/640s

被写体はトップライダーの一人のアルベルト・カベスタニー選手です。以前、テレ東の「YOUは何しに日本に来たの?」って番組に出ていた選手です。

右の岩の上から走り飛んだ選手をずっとAF-Cで追いかけながら連写です。カメラとレンズの性能だけでこれくらいは撮影できるようです。僕は選手を追いかけてシャッターを押してるだけです。素晴らしい!!!

タッチFnのフォーカスポイント移動が使える

最初は慣れなかったんですが、使っているうちの要領を得てきてかなり便利な機能であることが分かりました。

タッチFn フォーカスポイント移動

参照:ニコン

簡単に説明すると、液晶パネルを指でスライドさせると、ファインダー内のAFポイントが瞬時に移動できる機能なんです。D5300ではコマンド選択ボタンをポチポチ連打しないと高速で移動できなかったんですが、D5500ではこの機能のおかげでポチポチ連打から解放されました。

一番使えるシーンはカメラを横から縦に構え直す時や、被写体が移動してそれに合わせてAFポイントを修正する時です。今回ですと基本的に選手の顔、もしくはヘルメットあたりにAFを持っていっていたので、その細かな修正が大変やり易かったですね。

D5500 AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR トライアル撮影

換算165㎜ 絞りf/9 ISO500 シャッター速度1/500s

こんなガケのような岩場をオートバイで登っていきます。赤い△の間を通過しなくてはなりません。

夕方になってきたので、シャッター速度が落ちてきました。これは僕の設定のミスですね。撮影に夢中になると設定を修正するのを忘れます。こんな時はISO感度オートにセットして、上限を1600や3200で設定すればよいはずです。

手振れ補正の疑問

撮影していての疑問があるんですが、手振れ補正VRをONの状態で選手を追いかけながら撮影すると微妙にブレるような気がするんです。僕の技術のヘタもあるので、断言できませんが。

でも、なんかの記事にもそんなことが書いてあったような気がするんですが…むぅ

一通り確認したら、今回の撮影では全て手振れ補正機能ONの状態で撮影していたようなので、比較できませんでした。一度確認してみるつもりです。

まとめ

撮影枚数はかなりあるんですが、ブログに載せられそうな写真となると、上手く写せていても観客が写り込んでいたり、ピンボケ、被写体ボケで失敗していたりと、かなりの枚数あるのでさらなる練習が必要なようです。

AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」レンズについては、もっと撮影してみたいですね。

オートフォーカスも遅くないし、さらに前もって被写体が来そうな場所にピントを持ってきておけば、フォーカスの移動量も少なくて済むので、それほど不便は感じませんでした。

なにしろD5500との超軽量な組み合わせのおかげで、選手を追いかけて1日中山道を歩き周って撮影したのですが、それほど体に負担が無かった気がします。

今回の撮影に使った機材

今回の撮影に使ったD5500ダブルレンズキットです。軽量コンパクトなボディとレンズで、一日中肩からぶら下げて撮影しましたが、カメラの重さによる肩こりは無かったです。

こちらは今回使ったレンズです。55㎜から始まる軽量コンパクトなズームレンズで、ニコンエントリー一眼レフカメラのキットレンズでも売られている物で、価格もお手頃です。

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