2016年の夏休み、子供とコシタツだけの男2人旅は富士風穴をもって佳境を迎えていた。
しかし、思い付きで向かった富士風穴なんですが、観光風穴ではないため駐車場があるのかどうか?クルマを止めてからどの程度歩くのかインターネットではさっぱり分からなかったので、ここにしたためておくことにします。
富士風穴までの行き方
時間は小6のこどもと一緒に歩いて駐車場から往復25分くらいの道のりになります。
風穴内に入るには入洞届けが必要になるので、勝手に入っていけないようです。ちなみに、風穴内までの道のりも本来ならば入山届けが必要です。
服装などについて
目的地の風穴までは、想像していた以上に歩かなかった為、夏なら服装は普段着でも大丈夫だと思います。ただし、風穴入口まで降りて行くと予想以上に寒いので薄手のパーカーでもあると重宝します。
足場は富士樹海内の溶岩むき出し地面なのでハイヒールなんかだとちょっと厳しいでしょう。でも履きなれたスニーカー程度で問題ないです。
僕は一応トレッキングブーツを履きましたが、子供はアシックスの運動靴でした。
駐車場は?
グーグルアースからですが、登山道入り口付近に数台程度クルマを止められるスペースがあります。この場所から前後100m程度の場所にも数台程度なら止めらるスペースがあります。
ただ、走行中だとなかなか気づきにくいので注意しながら走って下さい。
風穴に向けて出発!!!
駐車場脇には案内看板が出ています。
とりあえず富士スバルライン方向に進みます。
少し進むと厳重にロックされたゲートが出てきます。
物々しいですね。
小6長男はこれを見て若干ひるみますが、ゲートの横から簡単に入れるので問題無し。っていうか、この先に風穴があるようです。
ゲートを乗り越えて少し進むと、カラフルな一団と遭遇です。
富士五湖周辺のアウトドアガイドツアーの一行でした。ツアーガイドさんに話を聞くと、かれらは入洞届けを出してあり、ガイドと共に風穴内に入って遊ぶようです。
なるほど、それでつなぎにヘルメット、ヘッドライトなんですね。
服装と装備に少したじろぎましたが、風穴までならあんな装備は必要ありません。
地面は一部凸凹した場所もありますが、基本的にはこの程度フラットです。
青つなぎ集団の後ろを歩く事5分くらいで富士風穴の記念碑にたどり着きます。
ここは少し広くなっていて、風穴へは記念碑を進んで右側に進みます。
しかし、8月夏休みだけあって標高1000m超えでもじっとりと暑いです。
風穴到着
記念碑から歩く事2分くらいで富士風穴到着です。
地面にぽっかりと大穴が開いていて驚きです。穴を覗くと赤い集団がいます。宗教的ななにかでも、なんでだろう♪の人達でもなく、ガイドツアー参加者たちのようです。
青に赤…
風穴入口に下りると…
横の階段から降りはじめるとスグに気温差を感じます。
階段を下りるにしたがって冷気に変わっていき、風穴入口に下り立つ頃には寒い!!!に変わってました(笑)
8月真ん中とは思えない寒さです。
小6長男も「うわ、寒み~。でも涼しい」ってどっちだよ!
風穴内は真っ暗
風穴入口をフラッシュ撮影したのですが、中は真っ暗です。
内部は夏でも氷が張っており、気温も0度をキープしています。ちゃんとした装備が無いと命に係わるので、来たついでだから入っちゃおう!!!は絶対に止めましょう。
大人数とはいえよく入って行けるものだと感心します。僕にはちょっと無理ですね…
見上げると鬱蒼とした樹海に包まれています。
一人ぼっちで来たら静けさと寒さで、ちょっと恐怖ですね。
富士風穴は天然記念物にも指定されています。
富士五湖周辺には観光風穴もいくつかありますが、トップシーズンはすごい人混みで大変なんですが、ここはガラガラです。
テント張ったりもダメなんですね。怖くてこんなところではキャンプなんて無理ですが…
行かれる方は自己責任でお願いします。
しかし、風穴から出ると暑くてたまらんです…
富士風穴の場所
所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町精進
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