前回のあらすじ。奥只見シルバーラインを抜けて秘境の地である、奥只見湖駐車場にたどり着いたコシタツは、スロープカーなる登山列車を発見して乗り込み、一路奥只見ダムを目指したのであった。
奥只見湖を満喫するPART2
乗る事3分ほどのスロープカーを降りるとそこはダム湖のほとりでした。当たり前ですね。
奥只見ダムに到着
ペンキでの手描き感が素晴らしい『奥只見ダム』の看板です。
奥只見ダムの脇からパチリ。あまりにも巨大な構造物って、パース(遠近感)がおかしく感じてしまいます。
銘板を発見しました。竣工昭和36年です。ずいぶん古い構造物ですね。コンクリートダムの寿命って100年程度だとの話がありますが、本当だとしたらあと半世紀くらいで寿命が来るようです。
ダムの最上部は通路になっており立ち入り禁止の看板まで歩いて行けます。通路の真ん中に大きなヒビが入っていますが、パカッと割れたりしないのでしょうか?気になりますw
奥只見ダム直下を覗きこんでみます。150mオーバーの高さなんですが、イマイチ実感がわきません。落っこちたらダム斜面に跳ね飛ばされながら落下していくのでしょうか?東尋坊よりも確実な気がします。
ダム湖側はもちろん水で満ちています。中央左にダム湖遊覧船の発着場が見えます。コシタツは貧乏旅行中なので遊覧船は乗れません。お金に余裕のあるかたは乗ると楽しいと思います。
ただの遊覧船ですけどね。
奥只見電力館へ行く
奥只見電力館へはさらにもう一段高い場所へ移動しなければなりません。無料の送迎バスが出ているのですが、発車時刻の間隔が結構長く歩いて行った方が早いかもしれません。コシタツは歩きました。
電力館から見える景色です。一段高い場所にあるので、ダムの下面高さと貯水高さの差がよりハッキリわかります。
電力館入口にたどりつきました。入館無料なのでコシタツのような貧乏旅行者でも躊躇なく見学できます。
館内はありきたりな説明ですね。特にこれといった特徴はないです。初めて電力館に行かれる方には、分かりやすい説明で好感が持てます。
ちなみにダムマニアには話題の『ダムカード』がもらえます。係り員に『ダムカードが欲しい』と言って下さい。
体験型学習施設が3台ほど置いてありまして、子供たちに大人気でした。こういうのって、分かりやすくていいですね。科学がほんのちょっと身近に感じます。
電力館2階に上がる
奥只見湖は映画ホワイトアウトのロケ地でもあり、主演していた織田裕二のサイン色紙がさりげなく飾られています。
2階はちょっとした喫茶ラウンジになっており、ドリンクが注文できます。頼んでいる人は見かけませんでしたが…。
ふと見ると『ダムマンガ』で有名な井上よしひさのイラスト入りサイン色紙がありました。これはファンならうれしいサプライズかもしれませんね。
まあ、特に学習することも体験することもなく電力館を後にしたのですが、時間があって織田裕二とダムマンガのファンでしたら、行く価値があると思います。それよりも、電力館のエントランスをひたすら掃除するおばちゃんが印象的でした。
帰りは遊歩道を歩く
電力館からの帰りは上手く送迎バスに乗り込みダムまで移動です。その後はスロープカー脇の遊歩道を歩いて下りました。
下りは楽ちんです。小雨が降っていました。
日本人が大好きなデザインマンホールです。ちょっと読みにくいんですが『山と湖と温泉』と書いてあります。
まとめ
楽しく夏の奥只見湖を満喫できました。基本的に貧乏旅行なので、お土産屋での食事や買い物はしません。無料の観光こそが全てです。だいたい一見さん相手の土産物屋で美味い物を食べた記憶がないからね。
うそ…ソフトクリームだけは食べてしまいました。
一応場所も貼っておきます。
〒946-0082 新潟県魚沼市湯之谷芋川大鳥
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