2016年のキャンプ旅は、通常だったらコシタツ1人でのボッチ旅なんですが、今回は小学校最後の学年でもある小6の長男を連れだし、想い出作りも兼ねて男2人ボッチ旅を敢行したわけです。
モンベル クロノスドームテントで1人で眠る
今回の旅の目的は長男が小6にもなったので、キャンプ場で1人ボッチテントで夜眠るにチャレンジしてみるっていう課題もあったわけです。
でも、その前にテントを自分で設営しなければ眠る場所は確保できません。
そこで、僕がアドバイスをしながらでも小学6年生が1人でテントを張れるかに挑戦してみました。…親バカって言わないで~(^^;
クロノスドームテントって?
日本の総合アウトドアメーカーモンベルが販売しているテントになります。
全てが繋がった1本のポールと吊り下げ式のインナーテントで簡単に素早く設営出来るのがポイントです。
しかし登山、山岳用テントほど軽量コンパクトではないため、主にバイクツーリングや自転車旅、車でのキャンプに使うのが一番適した使い方だと感じます。
ちなみにコシタツ自身はこのテントをバイクにくくり付けて、日本をぶらぶらと旅行していました。
今回子供が設営するのは2型で、1人で使うには十分すぎるほどの内部空間を誇ります。
あと、値段が安い。
小6 テント設営に挑む
モンベル(mont-bell) テント クロノスドーム2型 [2人用] スカイブルー 1122491-SKB
左からポール、本体、別売りのグランドシートになります。
グランドシートはあった方が快適にすごせますので、無理してでも買いましょう。
大きさはポールが44cm×Φ6cm、本体35cm×Φ17cm、グランドシート約4×11.5×19cmです。
ポール張りに挑戦
まずはポールを張らねば始まらないので、ポール張りに挑戦です。
袋から出したポールです。さすがにモンベルだけあって軽量で細身な7001ジュラルミンを使っています。ホームセンターで売られている安テントはグラスファイバー製だったりして、ごつくて重いです。
ポールを組み立てていきます。
ポールはゴム紐で全て繋がれているので、適当にはめ込んでいっても形になります。
これがクロノスドームテントの特許であるバーティカル・クロス・システムです。
でもちょっと問題があって、ポールを全部つなげるとかなり場所を取ります。振り回すと結構危ないので注意が必要です。
グランドシートの4隅にあるグロメットにポールを差し込んでいきます。
ここらは力技だったりするので、上手くポールをしならせて差し込んでいきます。
足でグランドシートを押さえながらはめ込むと楽にできます。
ちょっとだけアシストしましたが、なんとか張ることに成功しました!!!
インナーテントを吊り下げる
後はインナーテント吊り下げていきます。
テントの種類について
テントにはクロノスドームテントのような、インナーテント吊り下げ型とテントに直接ポールを差し込んで自立させるスリーブ型があります。
吊り下げ型のメリットは設営が簡単で、フライトシートとインナーテントとの隙間が大きく風通しが良く、結露しても浸水しにくいです。
デメリットは、どうしても部品が増えるし、収納が軽量コンパクトにしにくいです。
スリーブ型のメリットは部品点数が少なく、軽量コンパクトに作れるので山岳テントなどによく使われています。また、多人数用の大型テントもスリーブ型多いですね。
デメリットは、フライトシートとインナーテントの隙間が狭いので、浸水しやすく風通しが悪いです。
特にテンションとかを気にする必要がないので、初めてテントを張る小学生でも簡単に吊り下げていけます。
インナーテントを吊り下げたらこのままでも使えますが、ちゃんとテントを張る為にグランドシートに差し込んであったポールをインナーテント側に移し替えます。
本来はいきなりインナーテントの4隅のグロメットに差し込んで張っていくんですが、今回は撮影もあったのでこんな方法になりました。
バイク旅にジャストなテント
フライトシートを張ったら完成
出入り口に注意してフライシートを張っていきます。
東屋のような屋根付きの場所だったら、フライシートなんか張らなくても問題ないです。夏はその方が風通しがよくて快適です。
フライシートの4隅にはフックが付いており、それをインナーテント4隅のゴムバンドに引っかけていきます。
力が必要なのでひたすら引っ張って頑張ります。
僕のアシストがなくてもなんとかフライシートも張り終えました。
…しかし、オートキャンプ場に来る人たちのテントはスノーピークかコールマンばっかりですね。モンベルはコシタツ家だけのようでした。
小学6年生でもテントが張れました!!!!
イエーイ!!!
初めてのテント張りでしたが、特にこれといった問題も無く張り終える事ができました。
もっときちんと張るなら、ちゃんと4隅をペグダウンして、ロープでフライシートにテンションかけなきゃならないんですが、一応これだけでも普通に寝れますよ。
多分、強風が吹くとコロコロと飛ばされそうですが、中に人がいれば大丈夫でしょう。
最初は要らんと思うかもしれませんが、雨降ったりするとテキメンに効果を発揮します。
感想
初めてテントを張った感想を聞くと、
「簡単でもないけど、難しくもなかった。お父さんの説明があったから張れた」
だそうです。そういえば、説明書なんて一度も読んでなかったな…
ちなみに、1人ボッチで一晩明かした感想はと言うと、
「緊張してたんだか、全然眠れなかった。ってか、暑い、眠ぃ~」
でした。
夏のキャンプ旅なら、全面メッシュ素材のこっちのテントの方が涼しいかもしれませんね。
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