20年以上前のアウトドア用ヘッドライトの電球は豆電球でした。
そしてこの豆電球がクソ暗いんです。
…違う。今のLED基準から見るとクソ暗く感じるだけで、当時はこの薄ぼんやりした光が漆黒の暗闇を照らしだし、勇気と希望をもってキャンプできたのです。
豆電球からLEDに交換する
今から20年位前に日本一周旅行に使うために手に入れた、ペツルのコンパクトヘッドライト『micro』なんですが、いまだ壊れる事無く現役で使えています。
しかしながら、最近のLEDヘッドランプに比べると電池が満タンでも、『もう電池切れなの?』って位の明るさしかなく、保管はすれど出番は全くない状態がもう何年の続いていました。
そこで再び現役復帰させ、キャンプで活躍してもらう為にクソ暗い豆電球を最新?の高輝度LED交換してみる事にしました。
これでうまくいかなかったらゴミ箱行です…
豆電球(探見球)とLED電球比較
上が豆電球。アウトドア用や懐中電灯などには探見球などと呼ばれ、豆電球よりも少し明るい電球が使われていました。
これはペツル純正の豆電球になるので、恐らく探見球になるんだと思いますが、全然暗いです(笑)
下は交換のために購入したLED電球になります。Amazonで送料無料350円程度で購入です。
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口金は豆電球と同じ規格なので簡単に交換できます。
ただ、ちょっと全長が長いのでヘッドライトによっては交換できない機種もありそうです。
電球単体での明るさは?
豆電球を光らせると昔ながらのオレンジ色に光、少し気分が落ち着きます。
でも暗いですね。頑張れば光を直視出来そうです。
豆電球の欠点としては突然の球切れがありますね。もちろんLED電球でも球切れはあるんですが、LED電球の場合はほとんどが寿命では無く故障で切れるんですが、豆電球は寿命で球切れします。
LED電球に交換しました。
おお、明るいですね。
ヘッドライト純正豆電球が3wなので、明るさとしておよそ5倍程度明るくなったと言えます。
近距離照射実験(70cm)
近距離70cm程度からの照射です。若干スポット気味にフォーカスしています。
近距離だと本も読めるし、地図でルートの確認もできたりと、キャンプツーリングでは大活躍したんですよね。
ペツル『micro』はレンズを回転させて電球のオン・オフの他に、フォーカスも調節できる優れものなんです。まあ、時代遅れのヘッドライトになってしまいましたが。
LED電球での近距離照射です。
LED電球らしい白い光です。個人的にはオレンジ色の光よりも白い光の方が眠くならないので好きです。
中距離照射実験(1.5m程度)
中距離だとスポット照射にしないと光が拡散して明るさを維持できません。
20年前当時はこの小さなボディサイズで、遠くをスポット照射が出来たことに感動を覚えたものですが、中央部分以外は思いのほか暗いですね。
真夜中にテント張ったりするのに、こんな明かりでも心強かったものです(笑)
LED電球は光の直進性が強いので、スポット照射は出来ないようです。
と言うか、フォーカス自体まともに機能せず、どこでフォーカスしてもこんな感じの照らし方になってしまいます。
これだけ明るければメインヘッドライトとしても使えそうです。
消費電力も0.04whとかなり低消費電力仕様なので、単三電池2本で使う『micro』では長時間電池交換不要が期待できそうです。
後は実際にキャンプで使ってみての感想ですね。
豆電球交換用LED電球いろいろ
今回のLED電球をゲットするためにAmazonをじっくり調べたんですが、結構いろんな種類のLED電球がある事が分かりました。
そこで気を付けたいのが極性と使用電圧、電球の全長です。
- LED電球は発光ダイオードを使っているので、電気の流れる向きが決まっています。なので、使うヘッドライトの電池の向きによっては使えない事があります。
- 使用電圧はLED電球によって違うので、実際に使う機器の電池の数や現在ついている電球ワットに合わせたLED電球を選ぶ必要があります。
- 電球の全長は長い物と短いものが販売されているので、取り付ける時に干渉しない物を選ぶ必要があります。
不安な時は短い物を選んでおけば問題無いと思います。
コシタツが今回使ったLED電球になります。レッドレンザーなどのフラッシュライトまでの明るさありませんが、それでも予想以上の明るさで満足しています。
全長が短く汎用性が高いLED電球です。
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