飯盒(はんごう)の中ぶたが役立たずなので、スチーム加熱できるように改造する

独りぼっちキャンプでも美味しい食事は欠かせませんが、後片付けは大嫌いです。

だから、車中泊やキャンプでの料理は手間なく簡単に出来る料理をメインに作っています。

が、やっぱり料理に使った鍋や食器を洗うのが面倒なので、これからは洗いレスのキャンプを目指そうかと思います。

その為にはまずは飯盒のカスタマイズから始めます(笑)

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飯盒の中ぶたを改造して、スチーム調理できるようにする

飯盒 カスタム

キャンプなんかでご飯を炊く時に活躍するのが飯盒(はんごう)なんですが、この飯盒、デフォルトで中ぶたが付いています。

しかし、この中ぶた、実際の炊飯ではまったく使わずに取り出してしまうんです。お皿にすればって意見もありますが、洗い物を1つでも増やしたくないコシタツとしては余計な物以外の何物でもないわけなんですが、考えました。

そうだ、穴を開けて蒸し器として使えばいいじゃん!!!!!!!

…物置小屋で作業する事数分…完成しました。

飯盒の中ぶたに穴を開ける

電動ドリルドライバーと適当な大きさのドリルでグリグリと中心付近から放射状に穴を開けてみました。

これにはちゃんと理由がありますが、実際に調理しながら解説したいと思います。

改造スチーム中ぶた飯盒でタイカレーを作って食べる

飯盒の改造をしていたらお腹が空いてきたし、実際のキャンプで使い物にならない可能性もあるので本当に使えるのかどうか検証してみます。

用意した物

  • レトルトご飯
  • いなばのタイカレー
  • カセットバーナー
  • 使い捨て食器

実際のキャンプでの超手間なし調理をイメージしてこのチョイスになりました。

感の良い人なら、中ぶたの穴の意味が分かったと思います。

レトルトご飯とイナバのタイカレー

レトルトご飯にいなばのタイカレー。いなばのタイカレーはタイで生産しているので本場の味で間違いなしです。

レトルトご飯 分割

レトルトご飯は200gの一膳タイプよりも、このように小盛に分割できるタイプが使いやすいです。

お湯を沸かして、缶詰をのせて15分で完成!!!!

カスタム飯盒でタイカレーを作る

飯盒に水を張ったらいきなりレトルトご飯を投入します。

説明書はあまり読んでませんが、このやり方で失敗した事はないから大丈夫だと思います。

でも、レトルトご飯の表面を上にして入れないと問題があるようです。

このレトルトご飯は沸騰15分で美味しく食べられる温度まで温まります。

缶詰のフタを開けたら中ぶたにのせる

バーナーに火をつけてお湯を沸かしすと同時に缶詰の蓋を少しだけ開けて中ぶたにのせます。

缶詰の蓋を開けないと、熱により内部が膨張して爆発するかもしれません。必ず蓋はあける事!!!!

飯盒の蓋をして15分待つ

飯盒の蓋をして調理開始です。

レトルトご飯が温まる15分後までに、中ぶたの上のいなばのタイカレーが温まれば大成功です。

手持ち無沙汰でスマホを弄ったりしながら15分を待ちます。ってその前に食器の用意をしておきましょう。

使い捨て紙皿と使い捨てスプーン

賛否両論ありますが、ダイソーで購入した使い捨てカレー皿とスプーンです。使い捨てる便利さには勝てませんです。

15分経過…

飯盒の中ぶたでスチーム加熱した缶詰

蓋を開けるとしっかりとスチーム加熱されたいなばのタイカレーがあるではないか!!!!

試しに素手で触ってみるとかなり熱いので念の為に軍手で摘まみ上げます。

飯盒で温めたレトルトご飯

レトルトご飯も完璧に調理されています(笑)

写真でも分かるように2分割タイプじゃないとこのサイズの飯盒では上手く加熱できないんですね。

レトルトご飯を盛り付ける

お皿にご飯を盛り付けます。

手間を考えれれば飯盒でお米を炊くよりも便利で安上がりかもしれません。

このレトルトご飯、スーパーなどで特価品で売られていたりしますが、味は悪くなく個人的に便利だし気に入ってます。

水だけ調理のタイカレーが完成

レトルトご飯と缶詰タイカレーのコラボレーション

後はタイカレーを注ぎ込んだら完成です。

エスニックな香りが鼻腔を刺激します。うー、腹減った。

お腹が空いているので早速食べます。

レトルトご飯のちょっと硬めの炊きあがりがタイ米チックでグリーンカレーとマッチしますね。

美味い。かなり辛いんですが、ココナッツミルクの甘さが多少感じられるのでそこまで辛~いって印象では無いです。値段の割にはゴロゴロと大きめのチキンミートも入っておりボリューミーです。

レトルトご飯と缶詰タイカレーのコラボレーションを完食

スルスルっと完食です。

ヤバイのが一つ入ってましたが、これは残す方向で(笑)

レトルトご飯200gといなばタイカレー125gで合計325gと、食いしん坊にはちょっと物足りないかもしれませんが、まあ普通に1人前ですね。

食べた後片付けがラクチン

食べ終わったら食器はそのままゴミ箱へポイして、加熱調理に使ったお湯は外にボジャっと流します。ただの水ですから躊躇せずにどこでも捨てられます。

問題は残った缶詰ですが、これは持ち帰って分別収集するしかないですね。

キャンプ場なら軽くすすいで処分ってところでしょうか。

缶詰を温めて食べる事が可能になり、飯盒に無限の可能性

飯盒 カスタム 大成功

飯盒は新たな力を得た…

15分ほどスチーム加熱すればいなばタイカレー程度の大きさの缶詰なら熱くなる程に温められることが分かりました。いろいろ応用できそうで。

結論としては、飯盒の中ぶたを改造することで缶詰の温めが可能となり、お手軽キャンプ、車中泊での食事がより楽しくなる事うけあいってかんじでしょうか。

別にやってることは、レトルトパウチカレーやシチューなんかでも同じなんですが、タイカレー以外にもサバの味噌煮缶などの缶詰を温められるってところがポイントです。

ぜひお試しあれ。

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