2014年が終わろうとしている頃から、ママの計画は実行されていました。
それは、今年の冬こそは子供たちがインフルエンザにかからないこと。
子供が3人いるコシタツ家では、毎年毎年こどものだれかしらがウィルスをもらってきて、ヒドイ時には家族全員がインフルエンザを発症して全滅することもあったんです。
感染経路は必ず子供たちで、学校や幼稚園で風邪が流行り出したころにはすでに感染しているパターンなんでした。
そこでママは考えました…
考えて考えて思いついたのが…
飲むヨーグルトで風邪予防
それは飲むヨーグルトを毎日飲んで、胃腸を丈夫にして免疫力を上げようとのものです。
なぜ飲むヨーグルトなのかにはちゃんと理由がありまして、子供たちは固形のヨーグルトだと食べたり食べなかったり、食べても残したりしてきちんと毎日食べていないことが分かったからです。
ヨーグルトは毎日欠かさずに継続して摂取しないと効果がない食品なので、この継続するに力を注ぐことに決めたのでした。
そこで白羽の矢が立ったのが『飲むヨーグルト』だったのでした。
飲むヨーグルトは基本的に糖分が添加されており甘いんです。子供たちは甘い物が大好きです。しかも、味にも『ブルーベリー、イチゴ、プレーン』などのバリエーションがあり飽きずに飲み続けられるのもポイントです。
十勝とブルガリアの日欧対決
ママがよく買ってきたのは日清ヨークの十勝飲むヨーグルトと明治ブルガリアのむヨーグルトでした。
この2種類は僕も一時期、健康焼酎割りを作るのに使っていたこともあり、美味しいことは知っています。ただ、あまりにも甘いので、焼酎とブレンドすると味のバランスがイマイチ整わず、いつの間にか飲むのをやめていました。
飲むヨーグルト界の2大巨頭です。
実はこの2つの飲むヨーグルトは乳酸菌の菌種がちがうんですね。優劣はないと思うんですが、一応まとめてみました。どっち飲んでもたいして変わらないけど、病は気からというので、理論武装して風邪菌、ウイルスを追い出しましょう(笑)
十勝のむヨーグルト(L.カゼイ菌)
一言で「乳酸菌」といっても、いくつもの種類があるのをご存知ですか?
乳酸菌は、腸の中で増殖することによって、腸内の環境を整えてくれます。
しかし、乳酸菌の中には、食品と一緒に口から体内に入っても、腸で増殖する前に
胃酸や胆汁酸に負けてしまい、腸まで生き残ることができないものもあります。
日清ヨークの乳酸菌「L.カゼイ菌(NY1301株)」は、胃酸や胆汁酸に強く、高い確率で生きたまま腸に届き、
腸で増えやすいことが確認されています。
L.カゼイ菌(NY1301株)を善玉菌と一緒に培養した場合、24時間後の菌数は善玉菌のみの場合と比べて約20倍になりました。
L.カゼイ菌(NY1301株)を悪玉菌と一緒に培養した場合、24時間後の菌数は悪玉菌のみの場合と比べて約60%に抑えられました。
このことにより、L.カゼイ菌(NY1301株)は、善玉菌の増殖させ悪玉菌を減少させるということがわかりました。
明治ブルガリアのむヨーグルト(LB81乳酸菌)
LB81乳酸菌は、腸の防御機能であるバリア機能を高める重要な物質「抗菌ペプチド」の発現を高めることが確認されました。
健康な腸は防御機能として、腸上皮細胞の表面に外敵からの攻撃を防ぐ腸管バリアと呼ばれる層を持っています。し かし現代人の腸は、加齢からくるそもそもの機能低下、消化管に負担がかかるバランスの悪い食生活、過労や不規則な生活などからくるストレスにより大きな負 担を強いられています。
このような負担によって腸の機能が低下すると、バリア機能を支える様々な成分が減少するため、腸管バリアの働きが低下して、細胞・ 病原菌や有害物質などの攻撃を受けやすくなります。
LB81乳酸菌は、いくつかの成分で構成されているこの腸管バリアの中でも、特に重要と考えられる「抗菌ペプチド」という成分を増やすことで、腸管バリアの機能を高めることが研究からわかってきました。
LB81乳酸菌には、ストレスや老化でダメージを受けた腸上皮細胞に働きかけ、腸自体のバリア機能を維持する「抗菌ペプチド」の発現を促進して、健康な腸機能を維持することが期待されます。
人間の免疫は腸で作られる
人間の免疫細胞の6割以上は腸内に存在して、侵入してくる細菌やウィルスと戦っています。僕も詳しいことはわからないんですが、なにしろ腸内環境を整えることはすなわち免疫力をアップすることになるんですね。
サントリー健康情報レポート(免疫力についてビジュアルで詳しくわかるよ!)
今年の冬は風邪しらず!
2014年の12月から毎朝、たまには夜も飲み続けた結果、なんと子供たちの誰一人と風邪をひくこともなく春を迎える事が出来ました!
コシタツ家初の快挙と言っても過言ではないでしょう。
腸内環境を整えると免疫力が上がる事が子供たちを持って実証されました。すごい!!!
飲むヨーグルトの子供たちの感想は悪くはなく、水代わりに飲めるのでむしろ固形のヨーグルトよりも好きであることが分かりました。そのほかにも牛乳ものんで、ジュースも飲んだりしていますがお腹を壊してたりしませんね…。
僕は小さい頃は固形はもちろん、飲むヨーグルトも苦手だったので我が子ながら感心しています。
しかし、残念ながらコシタツは2年1回くらいはインフルエンザに罹ってます…
最後に1つ注意点を
それは飲み続けることです。継続的に腸内に乳酸菌を送り込むことによってはじめて効果が現れるので、最低でも2週間は飲み続ける必要があると思います(ヨーグルトの評価試験の期間が2週間で、有意義な差を確認することが出来る)。
なので、風邪をひいたから飲むヨーグルトで治そうは間違いです。
もし子供が風邪をひきやすくて困っているご家庭は、一度試してみてはいかがでしょうか?コシタツ家では効果抜群でした。ただ、来年はどうなる事でしょうか???
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