Nikon『D3400』と『D5600』の基本性能徹底比較と選ぶ理由

この記事にたどり着いたあなたはNikon『D3400』と『D5600』のどちらを買えば満足できるかを真剣に悩んでいる方だと思います。

しかもこれからデジカメライフを始めようとしているカメラ初心者だと思います。しかも値段がそれなりに違うので、どっちを選べばいいのかな???状態になってます。

…たぶんですが。

そこで、D5300、D5500、D5600とリアルに使って来た経験をもとに初心者目線から、『D3400』と『D5600』のどちらを選べば幸せになれるのかを真剣に比較してみました。

ちょっと長めの記事ですが、最後まで読めばきっと答えが出るはずです。

画像引用元:Nikon

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D5600とD3300の撮影性能比較

最近のデジタル一眼レフカメラは写真の他にも動画撮影が出来たり、スマートホンと連動してインスタグラムやフェイスブックなどのSNSに簡単に投稿できるようになっていたりと、かなり高機能になっています。

この部分も説明しながら、カメラの基本性能を分かりやすく説明していきたいと思います。

※表示しきれない表は横スライドさせると全部みれます。

きれいに撮影出来るのはどっち?撮像センサー

D5600 D3400 撮像センサー

デジタル一眼レフカメラを選ぶんですからやはり一番気になるのが写真写りの良さですよね。

これは『D5600』『D3400』どちらを選んでも問題ありません。

どちらも同じ2416万画素のAPS-Cサイズ撮像センサー画像処理エンジンであるEXPEED4を使っているので、この部分での性能差はありません。
2416万画素はクラス最大級の高画素数になり、上位機種であるD7500やD500に比べても多いくらいです。
画像処理エンジンとは撮像センサーで捉えた光の強弱を写真に変換するCPUで、最新のもほど高性能です。EXPEED4とは一時代前の処理エンジンになりますが、最新のEXPEED5は上位機種の一部だけにしか搭載されていません。

参考記事:ニコン D5600 ダブルズームレンズキットで撮影した絶対見るべき作例14枚

薄暗い中での撮影はどっちだ?ISO感度

D5600
D3400
ISO感度
ISO 100~25600(1/3ステップ)
感度自動制御が可能
・ISO感度は、推奨露光指数
ISO 100~25600(1段ステップ)
感度自動制御が可能
・ISO感度は、推奨露光指数

薄暗かったらフラッシュ使えばいいじゃん?って思ったあなたは半分正解で半分不正解。

フラッシュ撮影ってなかなか難しく、ちょっと離れるとフラッシュの光は届かないし、フラッシュで照らされた被写体は光を反射して白くてかったり、不自然な写真になる事が多いんです。

そんな時はISO感度を上げて撮影すればむやみにフラッシュを使わなくても上手な撮影ができます。

『D5600』『D3400』共にISO感度は100~25600まで使えるので、フラッシュを使わないで撮影出来る条件が広がります。『D5600』は細かな感度調節が可能。

神社仏閣などの場所によってはフラッシュ撮影禁止の場所もあるので、ISO感度を上げられるのは助かります。

ただ、ISO感度を上げていくと写真にチラチラしたノイズが乗り、ノッペリした写真に仕上がります。写真の仕上がりを優先するならISO感度は6800までが実用範囲かなと感じます。

蛍光灯などの室内は人間の目では明るいが、カメラ目線だとかなり暗くシャッター速度が上がらない事に驚かされます。

AF(オートフォーカス)性能はどっち?

スマホカメラやコンデジカメラとは違い、一眼レフカメラならでは高性能を体感できる部分がオートフォーカス性能です。

撮りたい物を狙ってシャッターボタンを押すと『ピピッ』と勝手にピントを合わせてくれるあれがオートフォーカスです。

D5600
D3400
AFポイント
フォーカスポイント39点
(うち、クロスタイプセンサー9点)
フォーカスポイント11点
(うち、クロスタイプセンサー1点)
AFセンサー
マルチCAM4800DX
マルチCAM1000

AFポイントとはカメラがピント合わせできるポイントで、この数が多ければ多いほど高性能なカメラで値段も高くなります。

AFポイント以外の部分ではカメラはピント合わせが出来ないので、ファインダーの4隅に近い場所はオートフォカスが効きません。

D5600は39点AFポイント

D5600 AFポイント

画像引用元:Nikon

画面中央部分に広がる小さな4角がフォーカスポイントで、『D5600』はこのポイントが39点あります。

フォーカスポイントが多いメリットは、カメラ任せのフルオートしてもそれなりの場所にピントを合わして撮影してくれます。

AFポイントが多いメリットは動き物とよばれる遊びまわる子供たちや、スポーツ競技、モータースポーツなどの被写体を撮影する時に真価を発揮します。

動いている物の撮影ってスゴイ難しいんですが、AFポイントが多ければ被写体のどこかしらにピントが合って撮影出来る可能性が高くなります。

カメラ任せの他にも、シングルポイントAF、ダイナミックAF(9点、21点、39点)、3D-トラッキング、オートエリアAFなどのAFエリアモードがあるので、これらを使えばより成功率の高い写真撮影が可能にります。

D3400は11点AFポイント

D3400 AFポイント

画像引用元:Nikon

『D5600』を見た後だとかなりスカスカな感じがしますが、静物メインでたまに動く被写体を撮影する程度ならこれでも十分といえます。

正直言って、近くで素早く動き回る小さな子供達なんかはどんなに高価なカメラとレンズを使っても撮影が難しいのがカメラの常識だったりします。

逆に言えば、ある程度距離を取ったり位置を変えたりして撮影を工夫すれば『D3400』でも上手に撮影出来たりもします。

ただし、フォーカスポイント以外の部分ではオートフォーカスしないので構図の自由度は『D5600』に比べて下がる傾向があります。

もちろん『D3400』にも選べるAFエリアモードがあり、シングルポイントAFモード、ダイナミックAFモード、オートエリアAFモード、3D-トラッキング(11点)を使って撮影を楽しめます。

動く物は連写撮影!連写性能は?

2016 スーパーGT 流し撮り

動き回る子供たちや、ドッグランで駆け回る愛犬などの撮影、スポーツ・モータースポーツ撮影など、動きの速いシーンで使うのが連写撮影です。

これは連続で撮影することでピントが合った成功写真を増やすために使ったりします。

『D5600』『D3400』共に最高毎秒約5枚の撮影が可能です。

連写可能時間はSDカードの種類や撮影サイズにもよりますが、JPEG最高画質で一番大きな撮影サイズでおよそ3秒程度、枚数にして17枚程度の連写撮影が可能です。

ただし、この後SDカードへの書き込み待機時間があり、この間は撮影ができません。

決して壊れているわけではないので注意して下さい。

D5600
D3400
連写撮影
低速連続撮影:最高約3コマ/秒、
高速連続撮影:最高約5コマ/秒
最高約5コマ/秒

『D5600』は連写撮影枚数を3枚/5枚と選択可能です。

参考記事:【Nikon D5600】ダブルズームレンズキットで流し撮りに挑戦!!!!

電池寿命性能比較

せっかく楽しく撮影していてもあっと今に電池切れしていては興ざめだし、予備のバッテリーを何個も買うのもちょっと問題です。

D5600
D3400
撮影可能コマ数
約970コマ
約1200コマ

『D5600』『D3400』ともに、一眼レフカメラとしてはかなり電池持ちが良い機種になります。

僕が日中に『D5600』で撮影した結果としては970枚よりも多く、1200枚以上は余裕で撮影できました。ただ、液晶画面での確認が多かったり、フラッシュを多用すると電池寿命は短くなります。

D5600とD3400の操作性能比較

D3400 D5600比較

左がD5600。右がD3400になります

一番最初にカメラに触れる部分である持った感じや重量ってかなり重要な部分です。持ちやすいカメラの方が使い勝手が良く感じてしまうし、持ち出して使おうって気持ちにもなります。

グリップ比較

上の写真比較を見て分かるように、左の『D5600』の方が右の『D3400』に比べて見た目でもスリムに感じます。最もスリムに見えるのがシャッターボタンのあるグリップ側で、ここの握り具合が良いと、撮影していても楽しいカメラになります。

手のひらの大きさや好みの問題もありますが、コシタツの手のひらは成人男性平均程度か少し小さいくらいで『D5600』のグリップがジャストフィットしています。

『D3400』はちょっとむっくりしたボディ形状で、『D5600』よりもなんとなく大きく感じます。

『D5600』と『D3400』を握り比べると、おそらく10人中8人は『D3400』よりも持ちやすいと思うはずです。手のひらが小さな女性でも気にせず握れるグリップだと思います。

持ちやすさ、握りやすさでは『D5600』。女性でもグリップしやすい

重さと大きさ?

D5600
D3400
寸法

(幅×高さ×奥行き)

約124×97×70mm
約124×98×75.5mm
質量
約465g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、
ボディーキャップを除く)
約415g(本体のみ)
約445g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、
ボディーキャップを除く)
約395g(本体のみ)

最近のデジタル一眼レフカメラは昔のに比べればかなり軽く作られていますが、レンズを装着するとそれなりの重さになります。

どうしても一眼レフカメラ特有のファインダー(これが大きく重い)があるので、ミラーレスカメラやコンデジカメラに比べればやはり重いですね。

カメラ形状は両機種ともほぼ同じ大きさになりますが、重さは『D3400』が20gほど軽くなります。20gはカメラストラップやレンズでいくらでも変化するので、それほど気にする重さではないです。

重さは『D3400』が20g軽いが、気にするほどではない

液晶画面とタッチパネル

D5600 タッチ液晶

『D5600』の液晶画面はNikonカメラ唯一の自撮り可能なバリアングル液晶画面を搭載しています。まあ、デジタル一眼レフカメラで自撮りって結構難しいんですが、いざとなれば出来るって事です。

ローアングルからの構図や手を頭上に掲げてのハイアングルでの構図など、ファインダーを使わないシチュエーションでの撮影に威力を発揮します。

さらに、タッチパネル液晶を搭載しているので、ほとんどカメラボディスイッチを使わずに、タッチ液晶だけでカメラの設定や撮影した写真の選別、拡大、縮小、送信などが可能です。

これは自分も使ってますが想像以上に便利でして、今ではタッチ液晶以外のカメラは考えられないほどです(D3400ごめんなさい)。

液晶画面
3.2型(3:2)TFT液晶モニター(タッチパネル)、
約104万ドット、視野角170°、
視野率約100%、明るさ調整可能、
アイセンサーによる自動消灯可能
3型TFT液晶モニター、
約92万ドット(VGA)、
視野角170°、視野率約100%、明るさ調整可能

『D5600』はファインダー部分に液晶画面自動消灯センサーを搭載しており、ファインダーを覗くと液晶画面が消えます。慣れだと思うんですが、撮影時に眼の下に余計な光を感じないのは快適です。

スマホ連携機能

「SnapBridge」

特に若者の世代で写メって言葉がインスタするに取って代わられたくらいに、スマホで撮影してSNSにアップするのが自然な行為になってきています。

せっかくそのようなサービスがあるんですがから、スマホでは撮影できないデジタル一眼レフカメラならではの写真もSNSにアップして楽しみたいです。

『D5600』『D3400』は『SnapBridge』を使うことでBluetooth接続でカメラとスマホ間で画像データーのやり取りが行なえます。

僕も使っていますが意外と便利で、スマホに転送する際に画像サイズを小さくリサイズしてくれたりと気が利いてます。もちろん、好きな写真だけ選んで送る事も可能です。

D5600
D3400
無線通信
Bluetooth
Wi-Fi
Bluetooth

『D5600』はBluetoothの他にWi-Fi接続が可能で、スマホで画面にカメラ映像を映しだして撮影する機能があります。これは3脚などを使ってのリモート撮影が可能で、記念撮影や集合写真、野生動物などの撮影に威力を発揮します。が、バッテリーを意外と喰うのが難点です…

ガイド機能は『D3400』

D3400 ガイド機能

画像引用元:Nikon

『D3400』はママにもやさしい一眼レフを標榜するだけあって、カメラの操作や撮影方法などのガイド機能が備わっています。

これが意外と親切丁寧でマニュアルなんて読まなくてもこれだけあれば全然理解出来て撮影できます。

『D5600』には無い機能なので、分からない時はググったりします。

動画撮影機能比較

意外と知らない人が多いんですが、デジタル一眼レフカメラでも動画撮影ができます。もちろんビデオカメラではないので電動ズームなどは無いのですが、その代りに高品質な交換レンズが使えるメリットがあります。

『D5600』『D3400』のキットレンズは静かでAF速度の速いレンズが付属しているので、ぜひ動画撮影して楽しみたいです。

『D5600』『D3400』共に、最高動画撮影画質はフルHD画質対応になります。ちょっと残念なのが録音で『D5600』がステレオ録音できるのに対して、『D3400』はモノラル録音なります。

参考記事:Nikon D5600の動画撮影方法と注意点。作例あり

その他気になる部分

両機種とも防塵・防滴ではありません。粉塵が舞うさなかでの撮影や小雨が降るシチュエーションでの撮影はオススメしません。

個人的な感想ですが、小中学校の運動会程度の砂塵では全然問題ないです。

D5600
D3400
外部マイク入力
ステレオミニジャック(φ3.5mm)装備、
ステレオマイクロホン ME-1(別売)使用可能
無し
アクセサリーターミナル
・ワイヤレスリモートコントローラー:WR-1、WR-R10(別売)
・リモートコード:MC-DC2(別売)
・GPSユニット:GP-1、GP-1A(別売)
無し

どうしても『D3400』は機能的に『D5600』よりも劣る為、『D5600』では標準装備してある機能が省略されてる部分が目立ちます。

D5600
D3400
オートブラケティング
・AEブラケティング時、撮影コマ数:3コマ
・ホワイトバランスブラケティング時、撮影コマ数:3コマ
・アクティブD-ライティングブラケティング時、撮影コマ数:2コマ
無し

オートブラケッテッィング撮影とは露出を変えて一度に撮影する機能で、写真の明るさに不安がある時や露出の保険的な意味合いで使うんですが、『D3400』にはそれがありません。

頻繁に使う機能ではないし、RAWで撮影して現像すればある程度はなんとかなるんですが、JPEGで撮影した時などは重宝します。

『D5600』をオススメする方

『D5600』を選ぶべき人はとりあえず最初の1台でいろいろな撮影に挑戦してみたい方ですね。

機動性の高いバリアングル液晶を活かしたアングルからのマクロ撮影や、AFポイントの多さを活かしたスポーツ撮影、もちろん風景写真からスナップ写真とそつなく撮影できます。

ただ、『D3400』よりも使える機能が多いので、カメラ初心者が使いこなすにはそれなりの経験が必要になります。

オススメはダブルズームキットで、これは僕も使っていますが、撮影が本当に楽しくなるレンズでなんでも撮影したくなります。子供の運動会からイベント撮影、室内イベント、テーブルフォトなど思いつく撮影はほとんど可能だと思います。

もちろん動画撮影も可能なので、

遠くを撮影する機会がないよって方は18-55㎜レンズキットで十分だと思います。もし、遠くを撮影したくなったら後からレンズを買い足せますし、サードパーティー製のレンズも選べます。

『D3400』をオススメする方

『D3400』を選ぶべき人は、安くても写りの良いデジタル一眼レフカメラが欲しいって方です。

『D5600』に比べると性能的にはザ・エントリーカメラってくらいに省略されてる部分がありますが、写りは同等です。

動く被写体の撮影は少し苦手になりますが撮影できないわけではなく、工夫次第では上手に撮影出来たりもします。

レンズキットは『D5600』と同じレンズを使っているので、AF速度も速く写りも良いので撮影が楽しくなる事間違いなしです。僕もこのレンズを使っていて楽しんでいるので断言できますよ!!!

使う前にやって安心

必ず使う前に箱から出したらスグに貼りたいのが液晶保護フィルムとレンズプロテクター。

ついついファインダーを覗いちゃいたくなりますが、覗く前にスグに貼ると余計な手間が少なくて済みます。

全部そろえると結構いい値段になっちゃうのが難点ですが、どうせ後から揃えたくなるので初めにやっちゃうのが1番です!!!!!

液晶保護フィルム

D3400用

D5600用

レンズプロテクター、レンズフード

ニュートラルカラーとも呼ばれ、写りにシビアな人は使わない人もいますがカメラ初心者はぜひ付けておきたいアイテムです。

意外とレンズの前玉って汚れるしぶつけたりします。

レンズフードはバヨネットフードなんても呼ばれます。キットレンズには付属していないので別途購入する必要があります。付ければ逆光などの余計な光をカットする役割もあるし、ちょっとカッコイイんですよね。

キットレンズは同じなので、ここではレンズで分けて表示してあります。

AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR用

AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR用

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