いや、これマジで欲しい。
今すぐにでも欲しいくらいのデスクチェアだったのが、これから紹介する「DXRACER デラックスレーサーチェア」です。
最新ゲーミングチェアの選び方から注意点まで【10機種】徹底紹介
ブログを始めてからというもの、1日の2時間、長ければ5時間くらいはパソコンの前に座っているコシタツです。そう考えると、限られたライフタイムの残り数%はデスクチェアの上で過ごすことになるわけなんです。
それならば残りの人生、体にやさしい快適なデスクチェア生活を送りたいと思うのが自然な気持ちではないでしょうか?
そこでインターネットで見つけた、僕の琴線に「ピカピカ」っと来たデスクチェア「DXRACER デラックスレーサーチェア」を調べに、埼玉県の片田舎から大都会秋葉原まで出かけてみました。
DXRACERの座り心地を体感する
秋葉原に来るのは、10年ほど前にソフマップでノートPCを購入した以来です。
なんか、全然違う街になってしまったようですが、常にその時代のメインストリームにはなれないけど、サブカルチャーの王道を走っているような街に感じます。
まあ、いいや。
で、今回訪れたお店は「GALLERIA」さんです。本体はパソコンやパソコン関連商品を販売している「ドスパラ」さんです。そのゲームPCブランド名が「GALLERIA」なんですね。越谷イオンレイクタウンにも「上海問屋」って名前の格安ITガジェット販売店を出店してます。
話は戻って、ここは「DXRACER」の試乗が出来るお店でありまして、体験試乗できるモデルは「FORMULA シリーズ」のメッシュモデルとPUレザーモデルと、「RACING シリーズ」の2台であります。
FORMULA メッシュモデル
店内に入ると所狭しと並ぶゲーミングPC!!!しかし、わき目もふらずに地下を目指します。
おお、あったよ!!!
ファーストインプレッションは、ネットの写真で見るよりも高級感があります。しかし、まんまスポーツカーのシートみたいです。
それと、Amazonなどの評価欄にある「安っぽい、値段以下」等の印象はありません。
ちなみにこのモデルは、「DXRACER」の中では一番安くて一番人気のモデルで価格は29800円、適応身長は165cm~180cm推奨になっており、僕は身長178cmあるのでギリギリのサイズになります。
とりあえず座って見ない事には始まらないので、座ってみます。
座面とホールド感
意外にも柔らかい感じです。試乗品として多少のヤレなどはあると思いますが、それでもお尻の感じは悪くないです。
ただ、座面両サイド部分(太ももが当たる部分)がせり上がっているので、がに股にしようとすると窮屈に感じます。あと、足を組んで座ると体のバランスが悪くなるせいか、座りにくく感じます。
ネット情報でよくある、体全体が包み込まれるホールド感はあんまり感じませんでしたが、それは僕が身長178cm体重62kg程度のやせ形人間だからだと思います。
それと、座面が少し後ろ下がりになっているので、背もたれにもたれない姿勢の時は、おのずと骨盤が立つ感じで悪くないです。キーボード入力などのデスクワークも無理なく出来そうです。
ランバーサポート(腰パッド)
腰の部分にあるパッドは上下に移動可能なので、自分の好みにあった部分で使えます。
これが意外と便利でして、腰をサポートしたい時は下に、背骨をちょっとそらせたい時は上に移動させてみたりしました。
リクライニングとロッキング機構
リクライニング機構はノッチ数も多くてお好みの場所にリクライニングできます。角度は最大135度とかなりきつめのリクライニングが出来るので、初めは後ろにひっくり返ってしまいそうで恐怖でした。
それと背もたれは長く82cmあるので、身長178cmでも後頭部までしっかりとカバーしています。が、身長180cmを超えるとちょっと厳しいと思います。
シートがゆらゆらと前後に揺れるロッキング機構は快適で、映画を見るなどの少しシートを倒して使う時には便利そうです。
ヘッドレストクッション(首パッド)
ヘッドレストクッションはちょっと位置が微妙な感じで少し柔らかすぎな気がします。個人的にはもう少し固めの方が好みです。
多分、身長170cm~175cm位の人にはジャストな位置なのかもしれません。
ガスクッションは快適
無段階調節可能な座面調節ガスクッションは反発も硬く適度で嫌な感じはありません。
ただ、最大高さにしてもそれほど高い位置にはならないので、机の高さに合わせて買う前に調べた方が無難です。
僕としては最低高さが低い方が使い勝手が良いので、その部分では問題無しです。
RACING PUレザーモデル
FOMURAの上位モデルになります。
基本的な作りは一緒なんですが、シート素材にPUレザー(合成皮革)が使われており、背もたれがFOMURAモデルよりも4cmほど高く86cmあり、アームレストが3次元調節できたりと上位モデルとしてのクオリティを保っています。
お値段はその分高くて、49800円と結構いいお値段になってます。
FOMURAシリーズとの座った感じの違い
シートの基本構成は似ているので、FOMURAシリーズとの座った感じの違いについてだけ説明します。
基本的にお尻をのせる座面が広く作られており、さらに座面両サイドの立ち上がりが低いので足をがに股チックに開いて座れます。
これは完全に違うシートの座り心地で、個人的には「RACING」の方が断然座りやすいです。
それと、4cm高い背もたれはリクライニングしても余裕があり、ヘッドレストクッションの位置も悪くないです。
180cm前後以上の身長の方は絶対に「RACING」を選んだ方が値段的に全然高いんですが、後悔はないと思います。
PUレザーについてはメッシュ素材よりも高級感がありますが、これも一長一短で、夏場はどうしても汗をかくとペタペタとくっつく感じになるので、パンツ1丁で座るとか、短パンで座ると、おそらく太もも部分が汗でベトベトになる予感満載です。
ただ、PUレザーの質感はしっとりと張りもあり感触は悪くないのですが、経年劣化がどの程度で始まるのかが少し心配ですね。
なにしろ安い製品ではないので、あんまり早くヘタってきちゃうとショックですからね。
体格で選ぶ基準が変わる
店内を物色しながら、「FOMURA」と「RACING」の両モデルをかわるがわる1時間くらい座ってみたのですが、僕の感想を申しますと…
今すぐ欲しい!!!!!
です。
ただし、選ぶ基準がやっぱりあって、身長と体格次第では使いづらい椅子であることも間違いないと思います。
この辺りを簡単にまとめると、
身長が175cm以下で平均体重程度なら「FOMURA」
身長が180cm前後以上で、平均体重程度なら「RACING」
ただし注意点がいくつか、
- 「FOMURA」の座面はかなり狭いから太ももが太いと窮屈
- 「RACING」は座面が広く足を広げられる
- 肩幅広かったり、上半身がごつくいと背もたれが窮屈に感じるかも
- メッシュは包み込むような柔らかさ
- PUレザーは多少の反発を感じる柔らかさ
こんなところでしょうか?
お店には無かったんですが、座面が広くて背もたれが低いモデルもあります。背があまり大きくなくてがっちりした人向けでしょうかね。
個人的に良いと思う点
作りの質感は高く、素材・縫製・ギミックも含めて思っていたよりも良い出来にビックリしたくらいです。
デスクチェアとしての性能はロッキング機構と骨盤が立気味になる座面のおかげで、キーボード入力も猫背になる事なく出来ると思います。
座面を低くして背もたれを倒せば、デスクトップモニターで映画鑑賞も楽しめるし、仮眠も出来そうなくらいに快適です。
後は、値段と自分の欲求との折り合いだけですね。
もちろん、購入予定は「RACING」になりますよ!!!!!!
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