スリムタワーPCのグラボを『GeForce GTX750Ti』に交換してみる。270Wでギリギリ動く?

コシタツ家のにも夏ボーナスが入ったので、物欲全開のコシタツです。

狙うはカメラのレンズといきたいとこなんですが、夏の暑さで家から出る気にならず、レンズはひとまず夏が終わるまでお預けとして、以前から欲しかったウルトラワイドモニター導入の前準備のためにグラフィックボードを購入する事にしました。

GEFORCE GTX 750Ti

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NVIDIA GeForce GTX750Ti

現在使っているPCはスリムタワー型PCで、2年くらい前にHP(ヒューレット・パッカード)の日本モデルで購入した『HP Pavilion Slimline 400-220jp』であります。

購入当時のオプションで、グラフィックボードを『GeForce GT635』に換装してもらっていたのですが、このGT635は残念ながら2560×1600以上の解像度には対応しておらず、購入予定の34型ウルトラワイドモニターの解像度3440×1440には対応しておりません。

スリムタワーPCはこれ一択

GEFORCE GTX 750Ti
玄人志向 グラフィックボード NVIDIA GeForce GTX750Ti PCI-Ex16 LowProfile 2GB 補助電源なし GF-GTX750TI-LE2GHD

スリムタワーPCは、省スペースで設置場所を選ばない利点があるんですが、どうしてもカスタムしていくと、箱の大きさが足かせになってカスタムの自由度下がってしまうんですね。

まあ、購入当時はグラボ交換なんて微塵も考えていなかったし、さらにモニター購入なんて夢にも思わなかったので致し方無い部分ではありますが…

で、スリムタワーPCにも使えるロープロファイル型で、そこそこ高性能で値段もこなれているグラボを探すと『NVIDIA GeForce GTX750Ti』がヒットします。

てか、これしかヒットしません。

それくらいド定番のグラボらしいです。

メーカースペックを見ると、最大デジタル解像度4096×2160となっているので、4Kモニターでも使えそうです。

電源が不安

ネットでいろいろ調べていると、今使っているHPスリムタワーPCの電源が270Wしかないため、電源容量に不安があることがわかりました。

GTX750Tiが補助電源不要の低消費電力型のグラフィックボードらしいのですが、それでも結構ギリギリらしいです。

念のためにNVIDIAのサイトで仕様を確認すると、『Minimum System Power Requirement 300W』なんて記載されています。

なるほど…30Wほど足りないようです。

でも調べる前に購入してしまったので後の祭りです。

3Dゲームなんかをゴリゴリやるわけじゃないので、多分大丈夫なんじゃないかな???って、希望的観測で作業開始です。

とりあえず交換開始

GEFORCE GTX 750Ti

とりあえず交換作業に入ります。

外せるものは全て外します。電源コードは最初に必ず外しましょう。

電源の電力が足りないと最悪起動中に電源が落ちたりして、いろいろと壊れたりするらしいのですが、果たして大丈夫なのかな?

ケースを開けるのは簡単で、写真中央のネジをマイナスドライバーで緩めれば、本体横のカバーがスライドして取り外せます。

GEFORCE GTX 750Ti

赤い基盤がグラフィックボードです。

これを外して付け替えれば作業完了です。簡単そうですね。

GEFORCE GTX 750Ti

サクッと外して、比べてみました。

冷却フィンの大きさがずいぶん違うのと、ボードの厚みが違います。

ちなみに、GTX750Tiはスロット2段分を必要とします。

取り付けパネル交換

GEFORCE GTX 750Ti

交換する前に、スロットパネル金具をスリムタワーPC用に交換しておきます。これは、グラボ付属品です。工具は細い0番の+ドライバーと接続端子を固定しているネジを緩める為のラジオペンチは必要です。

GEFORCE GTX 750Ti

交換できました。外した側に付いてる青い端子は使わないので問題無しです。

取り外しの注意点

GEFORCE GTX 750Ti

外す時に注意してほしいのが、矢印部分のロックです。

これを→方向に倒さないとロックが解除されません。最初これに気付かないで引っ張り続け「おかしいな?グラボが抜けない???」「やべ…困ったぞ…」ってなりました。

差し込む時はこの写真の状態で差し込めば勝手にロックがかかる仕組みになっています。

組み込み完成

GEFORCE GTX 750Ti

組み込み完成です。

後はフタを戻して、電源コード、USBケーブルなどを元に戻して電源オン!!!!

とりあえず起動しました。電力が足りないと起動しないとの情報もあったのですが、とりあえずは大丈夫でした。

ドライバは付属のCDから入れるか、NVIDIAのサイトからダウンロードすれば作業的には完了です。

まとめ

GEFORCE GTX 750Ti

成功です。ちゃんと認識して、正常に動いているようです。

ただ、なにしろ電源容量が足りてないのが不安です。

最初に搭載されていた『Ge Force GT635』の定格消費電力についての記載はNVIDIAのサイトにはなく、最大消費電力だけは35Wと書かれていたので、これとGTX750Tiの消費電力60Wとの差は25W程度になるので、果たしてこの程度の差で電源が落ちたりどこか壊れたりするものなのでしょうか?

かなり不安ではありますが、どうしようもないのでとりあえず使ってみます。

この記事を書いている分には、今のところ問題無いですね。

それと、AmazonプライムのHD動画も少し再生してみましたが、特にこれといった何かは起こりませんでした。

これから使い続けるとどうなるか?モニターを変えるとどうなるのかが楽しみ?です。

GTX1050のロープロファイルが登場

GTX750Tiは廃盤品になってしまったんですが、より高性能でパワフルなロープロファイル仕様なのがGTX1050 LP(ロープロファイル)です。

値段も変わらず、補助電源不要で、ベンチスコアもGTX750Tiの1.5倍の高性能。最新のPCゲームもするならこっちをオススメします。

モアパワーを欲する方には、性能的にGTX960よりも上になる1050Tiをオススメします。

メモリも4GBと無印の2倍になっています。ただ、2スロット占有なので、スロットの空きに注意して下さい。

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