今度はハトがベランダに巣を作り始めました。
ずいぶん前から、嫁さんとハトがベランダで戦っていたのは知っていたのですが、あっという間に枝を運んできて巣を作ってしまったようです。嫁の負けです。
ハトの巣壊滅作戦
水の入ったペットボトルは嫁が考え出したハト除けらしいんですが、全然効果がありませんでした。逆にペットボトルを支えにして器用に枝を組み合わせて巣を作っています。
昨日の写真なんですが仕事から帰ってきた夜に撮りました。カメラを向けていたら膨らんで威嚇されました。ハトは逃げないし強気です。
で、今日なんですがベランダを見てみるとハトがいません。この隙にハトの巣を壊しました。
なぜ壊したかといえば、洗濯物にウンチをされたりダニが付いたりと被害が出そうだからです。
以前にも1度だけハトが営巣したのですが、その時はコシタツ家の小さな庭の庭木に作ったので特に問題もなく放っておいたのでした。
毎度狙われるベランダ
実はベランダに巣を作られるのは初めてではなく、今までにも幾度かあったんです。ただ、場所がよくないらしく、南風が強く吹くとあっけなくハトの巣が飛ばされて無くなってしまっていたんです。
それでもハトは同じところを狙って巣を作りにきます。巣を作るのはすべて同じハトなのかどうかは分かりませんが、人気スポットには違いないです。
どうもハトは執念深い性質で、お気に入りの場所を見つけると多少の障害は乗り越えてでもその場所に行こうとする性質のようです。
だから、ベランダにハトが来たら必ず追い払うか近寄れないような対策を取らないといけないようです。だから、いままで嫁がハトと戦っていたのは間違いではなかったのですね。
ムクドリの巣壊滅作戦
勢いがついたコシタツなので、このまま戸袋に営巣中のムクドリを追い払って巣に入れない様にしたいと思います。
ムクドリの巣作り。戸袋の異変に気づくのが少し遅かったのかもしれません
やっぱりダニが怖いんです。トリサシダニとよばれるダニはムクドリの子育てと共に繁殖して、ヒナが巣立った後は家に侵入して人を刺して吸血するらしいんです。
しかも、大量に発生するんですよ。
以前、戸袋で営巣された時は幸い使っていなかった部屋だったので大丈夫だったのですが、今回はまともに使っている部屋で、小さな子供たちも遊びます。
だから、今のうちに!
雨戸を強引に開けて親鳥を追い出します。なかなか出て行きませんが、雨戸で『グイグイ』と巣を押すと急いで逃げ出して行きました。
その間に、戸袋の隙間をふさぎました。
もうムクドリは巣に入る事は出来ません。卵はあるかどうか目視で確認できていないのですが、休みの日にでも片づけがてら確認すればいいかな~と思っていたら…
『ピュゥ。ピユィ』
あれ?戸袋から鳴き声が聞こえます。
すわっ!急いでさっき張り付けたばかりの戸袋のふたをひき剥がし、中をのぞき込むと…
ガビーン…手遅れでした。
懐中電灯で照らした先に小さいヒナが見えます。
軽い脱力感のあと、すべてを元の状態に戻して作業を終えました。
追い出された後、巣を見守る親鳥。
ダニ対策
どうにも手遅れ感満載なんですが、ダニ対策を考えるしかありません。
トリサシダニとは体長1.0mm弱で、未吸血時は灰白色ですが、吸血すると赤色になります。体色や形態は、ネズミにつくイエダニによく似ています。
トリサシダニは鳥の巣に生息し、そこから這い出してきて、人からも吸血します。鳥の雛が巣立つ4~7月および9月頃に被害が増えます。イエダニによる皮疹よりも痒みが強いようです。
トリサシダニやワクモは殺虫剤に比較的弱く、ピレスロイド剤のエアゾールを噴霧すると殺虫できます。野鳥が営巣する屋根裏、日本瓦の中、軒下、外壁の隙間、戸袋の中、換気扇などに注意します。鳥の巣がある下の壁面や鳥が良く飛来するベランダなどにはエアゾールを定期的に噴霧しておきます。巣のそばの窓は密閉性の良いサッシにし、その周囲にはエアゾールを噴霧しておきます。
窓際の密閉された部屋では、市販の燻煙剤も効果があります。野鳥の巣の除去も非常に大事で、除去した巣にはエアゾールを噴霧した後で廃棄します。
読んでいるだけで寒気がしてきます。
コシタツの武器はエアゾール(キンチョール・アースジェット)しかないので、ヒナが大きくなってきたら、定期的に戸袋内や周囲に噴霧した方がよさそうですね。
ダニが発生する前から恐怖におののいておりますよ…
家の周りに鳥が巣を作り始めたらすぐに駆除することが基本ですね。
東京電力もハト対策で電線に使っているようです。
コシタツの唯一の武器です。
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