埼玉県に引っ越してきてから丸10年ほど経ちました。しかも、越谷市という首都圏勤務者のベッドタウンのような街です。10年住んだ今の感想を書いてみましょう。
どこかに似たような記事がありますが、パクリじゃないです。オマージュです。
神奈川県にはもどれない
仕事の都合で埼玉県に引っ越ししてきたので、神奈川県には戻りたくても戻れません。
神奈川に行くのは帰省の時くらいで年に2回か3回くらいです。首都高速を走らせれば、1時間ちょっとで実家に帰れるのですがなかなか帰りません。
首都高速で荒川を東京側に超えると、途端に暑くなります。Tokyoという名の都市の熱気を肌で感じる事ができます。東京の空気を吸うのは憂鬱ではありませんし、それほど忌嫌うほどではないです。ただ、首都高速山手トンネル内で渋滞にはまった時の空気は積極的に吸いたくありません。
日々の食生活は変わらない
埼玉も神奈川も食生活はほとんど変わりません。どちらも山の方に行けば違うんでしょうが、住宅地に住んでいるのでほとんど変わりません。駅前のスーパーから郊外のスーパーに変わっただけです。
ただコシタツの家はレイクタウンの近くなのでそれだけは少しばかり便利です。
行かない月は一度も行かないくらいの使用頻度ですが、ちょっと気になるものを実際に見たい時は役立ちます。それに、フードコートや飲食店街、スイーツ屋さんは結構有名なところが入っているのでいちいち遠くまで足を運ばなくても食べられます。これも楽しいですね。
仕事は全然問題なし、どころか収入変わらず
読者?のみなさまが気になるのは「仕事」だと思います。
コシタツに関しては非常に順調でして、何年経っても収入は変わりません。そして労働時間も変わりません。忙しさは2〜3倍になっていると思われますが、収入は比例せずに変わりません。貧乏暇なしです。
僕の場合、仕事の都合で移住してきただけなので選択肢がなかった状態での移住です。移住というのは、キャリアアップの選択肢になればよいのですが、受動的な移住はキャリアアップに何ら関係ありませんでした。今時『都落ち』なんて考え方は無いと思いますが、都会に住む人の多くは地方出身者ですよね。中には僕の同級生の東京都民みたく、昔から品川、新橋、世田谷に住んでいる人たちもいます。
越谷市で仕事を探したかったらここです。ハローワークインターネットサービス。求人情報検索までたどり着くがスゲー分かりづらいんですけど。
埼玉県越谷市で検索かければ求人案内が出てきますよ。
毎日ドキドキしています
埼玉県越谷市の暮らしは非常にエキサイティングで、自然災害に溢れています。
最近ですと、竜巻被害です。僕も当日、実際に竜巻を目撃して、その後の竜巻被害地を見てきたのですが、それは悲惨な光景でした。今はほとんど復旧して以前と変わらぬ光景になっていますが、当時の惨状は凄まじかったです。電柱は折れ住宅を破壊し、吹き飛んだプレハブは住宅にめり込み、屋根は無くなり、クルマは転がり…
台風時期に大雨が降るとそれはもう興奮して眠れません。
ひたひたと水位が上がってくる恐怖。これは経験した者しか分からない恐怖感です。
2日間降り続くと町は水没してまるでベネチアさながらになります。毎年、夏から秋にかけては『超ドキドキ』のエキサイティングな日々を過ごせます。
なので越谷市にいればおのずと自然災害について考えるようになり、人間の無力さを酷く痛感することができます。人間は常に自然に立ち向かおうとするのですが、立ち向かう以上の自然の驚異が人間を襲えばちっぽけな人間なんてなすすべもないです。
もともとの価値観は変わらないが…
もともと持っていた価値観は、埼玉に来てからもあまり変わりません。「やっぱりお金は必要」とか、「一人ぼっちが意外と好き」とか、「人間、一人ならどうでもいいが、家族がいると身動きが取れなくなる」とか。
そんな事なんかよりも、高台に住みたい。
大雨が降るたびにドキドキするのはもう嫌だ!なすすべもなく水が上がってくるのを眺めている生活なんてまっぴら御免です。ハイ。
妻も満足?&変化あり?
うちの妻は特に不満もなく生活しているようですが、こちらに来てから料理のスキルが格段に上がる事なんてありませんでした。COOKPADを見て料理を作りたいと言ったので、ipadを渡したのですが料理のスキルは変化がありませんでした。
たぶん田舎じゃないからでしょう。
うちの妻、食べ物にはあまり関心が無いようです…。高知などの地方に移住すれば食べ物に興味が出るのかしら?
もっと高台に住みたい
越谷市なんてほんと平べったくて、どこが高いのか低いのか分からないのですが、大雨が降ればよく分かります。
水は低いところに集まりますから、水が集まらない所が高いところなんです。
この地図でもわかるように越谷市の標高はおおむね3m~5mの間なんですね。東京湾の平均海面が1.85mなんで、大雨が降れば河川の水が流れていかないのも納得できます。
だから、この地図で表せばオレンジ色の場所に移住すれば水害の危機から脱出することができます。
あー、ほんと移住したいです。え、まだ大雨で消耗しています…
次回予告:水害危険地域の住宅の基礎はかなり高い
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