嫁さんに新しいスマホを購入しました。
嫁さんは、基本的にIT弱者なので、それほど高性能なスマホは必要ないだろうとの判断から、格安SIMフリースマホの『HUAWEI nova lite 2』を選んだわけなんですが、これがまた想像以上にサクサク動き、使い勝手が良いのでビックリ仰天です。
HUAWEI nova lite 2 は余計な出費ゼロ
嫁さんに渡す前に1週間ばかり使ってみたのですが、素直な感想として、スマホの進化なんてもうこれでいいんじゃね?って感じの高性能です(笑)
現在使っているスマホが、3年落ちのXperia Z3 Compactなんですが、これと比べちゃうと液晶画面もキレイだし、タッチパネルの反応も良いし…くぅ~自分で使っちゃおうかしら。
オールインワンでスグに使える
箱の中身を開けてみてビックリ仰天!!!!
とりあえずスマホを使うための装備一式がバンドルされてました。
スマホを買ったら、液晶保護フィルムを貼るのと、スマホケースを取り付ける人がほとんどだと思いますが、『HUAWEI nova lite 2』には既に保護フィルムは貼られているし、透明なスマホケースが付属されていて、余計な出費をせずに使い始める事が可能です。
嫁さんはブックカバータイプのスマホカバーがお好みなので、ちょっとぶー垂れてますが、とりあえずこのままで使ってもらうことにします。
液晶保護フィルムは表向きは新品の傷防止の為ってなってますが、全然普通に使えるので、わざわざ剥がさずにこのまま使うのがよいです。
付属のケースを取り付けるとこんな感じです。色あせしないハードタイプなので、かっちりしています。
スマホカラーはゴールドですが、いやらしさがなく品の良いゴールドなので、このままでも良いと思いますが、ピンクのブックタイプカバーを買うと鼻息が荒い嫁さんです…
ちょっと写真では見にくいんですが、ステレオイヤホンまでも付属になっているので、本当に至れり尽くせりです。
格安SIMを刺してスグに使える
今のところ『HUAWEI nova lite 2』の販売チャンネルは、格安SIMとのセット販売のみになっているので、スマホ本体だけでは購入できないのがちょっと難点です。
が、Amazonで販売されている『OCNモバイルONE HUAWEI nova lite 2』セットでは、特にOCNと契約しないで現在使用中のSIMを刺せば普通に使えます。
僕はドコモ系のIIJmioのSIMを長年使っていますが、何の不都合もなく普通に使えました。
※SIMは2枚同時に刺せますが、デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)じゃないので使えません。空きスロットはマイクロSDカードを入れて外部ストレージとして使えます。
ほぼ国内有名どころのAPN(アクセスポイントネーム)は既に登録されているので、SIMを刺してAPNを選べばスグにLTE回線で使えます。
2160×1080のフルHD+液晶はキレイです
最近はやりの縦に長い液晶画面は約5.65インチの縦横の比率18:9。
解像度は2160×1080のフルHD+タイプになりますが、これがまたキレイなんです。
現在のスマホ基準で言えば普通になるのかもしれませんが、ひと昔前のスマホユーザーにしてみれば本当にキレイです(笑)
せっかくなんで、スタンバイ画面をもう一つ。
黒が引きしまって見えると写真がよく見えますね。
ちょっと5.65インチってどの程度の大きさかイメージできないって人に、サイズ比較写真を貼っておくので参考にしてみて下さい。
左が『Xperia Z3 Compact』で4.6インチ、左から2番目が『HUAWEI タブレット』で8インチ、右側の黒いのが『Amazon Fire HD10』で10インチ、その上に乗っているのが『HUAWEI nova lite 2』で5.65インチになります。
本体性能は値段以上!?
嫁さんなんかは絶対に見る事のないし、調べもしないスペック表もちょっと載せておきます。
ガジェット好きな人なら読み解けますが、興味のない人には暗号ですよね…
端末名 | HUAWEI nova lite 2 |
---|---|
メーカー | HUAWEI |
画面サイズ・液晶 | 約5.65インチ 18:9TFT 2160×1080 フルHD+ |
CPU | HUAWEI Kirin 659
オクタコアCPU (4 x 2.36GHz A53 + 4 x 1.7GHz) |
OS | Android™ 8.0 Oreo / Emotion UI 8.0 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
カメラ画質(背面) | 1300万画素 + 200万画素(ダブルレンズ) |
カメラ画質(内面) | 800万画素 |
micro SD スロット | 〇 |
SIMカード | nanoSIM |
通信(LTE) | FDD LTE: B1/3/5/7/8/19/28 WCDMA: B1/2/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900MHz セカンダリーSIM: GSMの上記周波数(音声通話のみ) |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n 準拠 (2.4GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
バッテリー | 3,000mAh |
入出力端子 | USB 2.0 micro-B (OTG 対応) |
サイズ | 約72.05 (W) x 150.1 (H) x 7.45 (D) mm |
本体カラー | ブルー/ゴールド/ブラック |
重量 | 約143g |
まあ別にスペック表を見てもしょうがないので、スマホの性能を測定するベンチソフト『Antutu』の結果を貼っておきます。
『88284』ってなってますが、基準がよく分からないので意味不明ですが、格安SIMフリースマホとしてはかなり高性能です。
将棋の藤井君がiphoneとしたら、そのお師匠さん位の性能はあります。
もっと分かりやすく言えば嫁の大好きな『ツムツム』や『どうぶつの森 ポケットキャンプ』、『LINE』がストレス無くサクサク動く性能だと思ってもらって問題ないです。
ほら、普通に使えるスマホですやん!!!
通信速度も見ておいて
一応ですが、インターネット光回線Wi-Fi接続とLTE接続の通信速度も載せておくので参考にして下さい。
テストは信頼度NO1の『SPEEDTEST』を使ってます。
光回線はNURO光になります。『HUAWEI nova lite 2』はIEEE 802.11ac非対応ですが、この程度速度が出てれば家で使うには何の不便もないはずです。
ドコモLTE回線での結果です。
20Mbps出ているので使用には不便は無いと思いますが、もうちょっと出てもよいような気がします。時間帯やMVNOって事を考えれば十分ですけど。
スマホ本体の性能とはあまり関係ないし、実際の通信環境にもかなり左右されるので参考程度にお願いします。
スピーカー、USB、イヤホンは本体下
スピーカーはモノラル出力になりますが、意外と悪くない。音も結構大きく出来るし、クリアなトーン。
イヤホンジャックもあるから、とりあえず付属のイヤホンで使えます。イヤホンはもちろんステレオです。
USB端子はmicroUSBで、Type‐Cではありませんが、逆に言えば今までのケーブルがそのまま使えるので面倒がないとも言えます。
ダブルレンズカメラが秀逸で面白い
これからのスマホのカメラのスタンダード機能になるダブルレンズカメラです。
うん、カメラにこだわりのない人なら本当にこれで十分すぎるほどの性能です。
解像度1300万画素+200万画素のダブルレンズですが、200万画素の方は主に背景ボケを担当する仕様です。
で、これがまた面白いんですよ(笑)。背景がボケるだけでなんでか本格的な写真に見えるんですね。
背景ボケが楽しいカメラ
背景をボカす機能『ワイドアパーチャ』をオンにして、手元にあったツムツムディズニー人形を撮影してみました。
プーさんがちょとボケてますよね。
何気ない写真ですが、普通のシングルレンズのスマホカメラでは絶対に撮影できませんです。
『ワイドアパーチャ』オンで撮影した南京錠です。
背景がかなりボケてますが、これってまんま一眼レフの明るいレンズで絞りを開いた写真にそっくりなんです。
『ワイドアパーチャ』オフでの撮影ですが、シングルレンズのスマホで撮影するとこんな感じの写真になるはずです。
背景ボケ写真は、2つの写真をソフトウェアで1つに合成させるので、どうしても無理な部分も出てきますが、被写体と背景の位置関係を調節して撮影すれば本格的な撮影も出来そうです。
手振れ注意ですが、夜景での玉ボケも上手く出来そうな感じがします。
その他の便利機能
『HUAWEI nova lite 2』は格安スマホになるんですが、価格以上の便利な機能が搭載されているのでちょっと紹介します。
指紋認証は激っ早!!!
これからのスマホ必須機能になる指紋認証機能が『HUAWEI nova lite 2』には搭載されています。
指紋認証装置はスマホ背面に装備されているんですが、これが便利な位置でして、スマホを持った時に自然とひとさし指が触れる位置にあります。
しかも、認証はかなり正確で起動も素早く、一度使い慣れちゃうともう元には戻れません。
嫁さんは最初『こんな機能要らんわ』ってバカにしていたんですが、実際に使ってもらったら『なにこれ、超便利なんだけど』って、あっさりと翻意していました(笑)
スクリーンショットは3本指で
スクリーンショットって電源ボタンとボリュームボタンを同時に押してって…失敗した。って事が往々にしてあるんですが、最近のスマホは優れもので、3本指で画面を上から下素早くなぞるだけでスクリーンショットが撮影できます。
ちょっとコツがあるんですが、コツさえつかんじゃえば3本指でサクサクと撮影できるので今まで以上にスクショ撮影しちゃいます。
このホーム画面も3本指で撮影しました!!!!って言っても分かりませんよね(笑)
HUAWEI nova lite 2の注意点
個人的にはコスパ最高のスマホなので、誰にでもオススメしたいところなんですが、ちょっと注意点があります。
au系SIMは使えない
ちょっと専門的になるので割愛しますが、LTE通信するのには通信会社に割り当てられたLTEバンドを使うんですが、『HUAWEI nova lite 2』はauが使っているバンドにほとんど対応していません。
なので、現在au系SIMでスマホを運用している方は購入を控えた方が無難です。っていうかかっちゃダメです。ただし、Wi-Fi環境下で使うなら問題ありません。
※ドコモ系、ソフトバンク系のSIMは問題なく使えます。僕、嫁さんはドコモ系IIJmioSIMを使ってますが、実際に快適に使えてます。
ストレージが32GBは少ない?
いままで使っていたスマホが16GBだったので、アプリを多めに入れても快適なはずなんですが、それでも写真をたくさん撮影すれば容量をひっ迫させるので、外部ストレージとしてマイクロSDカードを使うのをオススメします。
スマホにこだわりの無い方には絶対オススメ
嫁さんに渡す前に1週間程使ってみた感想ですが、普通に使えてまったく不便が無いスマホでした。
スマホカバーに液晶保護フィルムは最初からあるし、LINE、Youtube、Twitter、ツムツム、ポケキャンと使えないと困るアプリもサクサク動くし、指紋認証だしと…これでいいじゃん。
10万円以上もするスマホやiphoneとかいらねっすよ。マジで。
どうせ1年もすれば陳腐化が進んでいくので、5万のスマホを2年使うなら、2万5千円のスマホをバッテリーが弱るころに新しく買い換えた方がお得な気がします。
なので、スマホを道具と割り切って使う方や、スペックにこだわりのない方にはオススメできるスマホです。
OCNのSIMが付属しますが、使わなくても(契約しなくても)問題ありません。
※au系SIMユーザーは使えないので注意して下さい。
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