カメラバッグは背負いたくも、肩に掛けたくもないコシタツです。
理由は簡単で、脊柱にちょっとした障害を抱えているんで、自重以外の負荷を長時間かけ続けると、背中が痛みだし撮影どころの騒ぎではなくなります。
キャリーカートが使える場所では、カメラバッグをキャリーカートに固定して移動出来るのですが、場所によっては(ディズニーランド等)のようにキャリーカート持ち込み禁止の場所や、不整地でカートの移動が不便な場所での撮影用にウェストベルト型のカメラバッグを探していて、やっと良さそうなのを見つけたわけなんです。
やったーーーー!!!!
Lowepro インバース 200AW
ウェストバッグ型のカメラバックって思いのほか種類が少なく、あっても小型でカメラ1台収納したらいっぱいいっぱいの大きさの物がほとんどなんです。
理想としてはカメラ1台と交換レンズ2本は持ち歩きたいのと、予備バッテリーや小物類、出来れば折り畳み傘くらいは収納したいって気持ちがあり、その理想に近いボディバッグが『Lowepro インバース 200AW』だったわけです。
カメラバッグサイズ
ウェストバッグとしてはかなり大きく、横幅はそれほどでもないのですがカメラを無理なく収納するために厚みが結構あります。
- 内寸法 : W305×H212×D153mm(9.9L)
- 外寸法 : W328×H223×D218mm
カメラ収納側は厚みのある緩衝材で保護されており、取り外してアレンジできるパーティションで5部屋に分けられています。
通常だと真ん中にカメラ、両サイドにレンズって使い方になるようです。
上蓋の裏側には気の利いたメモリーカード収納ポーチが2つ用意してあります。
SDカード等の小物系って仕舞える場所が決まってると、カメラバックをごそごそと探す手間が省けます。
バッグ両サイドは小物ポケットになっていて、片側は大きく500mlのペットボトルがすんなり入る大きさです。
もう片側は小さいので、スマホ等を一時的に入れておくのに丁度良い感じの作りになっています。
では、早速カメラ&レンズを収納してみます!!!!
APS-Cカメラ1台とレンズ3本を収納してみる
現在メインで使っているカメラ機材は『Nikon D5600』でして、持ち歩きたい交換レンズは3本あり、1本はカメラボディに装着するとして他の2本はカメラバッグに無理なく収納したいです。
- カメラボディ Nikon D5600
- レンズ AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- レンズ AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR
- レンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
全てのレンズにフードが取り付けて有り、出来ればフードも逆さ付けしないでそのまま収納出来れば使い勝手がより良い感じです。
『AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR』をカメラに取り付けた状態で、レンズフードも逆さ付けせずになんとか入り切りました。
残念ながらカメラは横には入れる事が出来ず縦方向に入れてあります。
D5600は一眼レフカメラでも小型の部類に入るので、大型のフルサイズカメラですと、カメラ1台、レンズ1本でパンパンになりそうな予感がプンプンします。
バッテリーグリップなんか付けてある機種は絶対に入らない気がしますね…
レンズ4本とハンドブロワーも収納してみた
先ほどの結果に気を良くしたので、レンズを付け替えたりしながらもう1本レンズを追加してみました。
レンズの上にレンズを乗せてある状態なので、感心しないのですがとりあえず収納出来そうです。まだスペースが余っていたのでハンドブロワーも差し込んでみました(笑)
ただ、ここまで入れるとかなり重く、腰に巻き付けた状態での体との密着が悪くかなり不安定な感じがします。
ピークデザイン キャプチャーProカメラクリップは使えそう
最近これなしだと撮影する気にもならないくらいに気に入ってるのが『ピークデザイン キャプチャープロ カメラクリップ(偽)』
腰ベルトにハンドガンをさげるようにカメラをさげられるので、ストラップのわずらわしさもなく肩に荷物をかけないので本当に便利なんです。
で、試しにプロバッドに取り付けたまま、腰ベルトに通してみると…見事にハマりました。
サイズ感も丁度良くズレもほとんどない感じです。
インバース200AWのAWはオールウェザーの略
Lowepro製品によくあるAWって『ALL WEATHER』の略称で、どんな天候でもカメラバッグとして使えまっせって事なんですが、なんてことないレインカバーが標準装備されているだけです。
カメラバックの下側にベルクロで収納してあり、雨が降ったら取り出してカメラバックにカバーをかぶせられます。
カバーは紐でバッグと繋がっているので落下紛失する恐れもありません。
カバーはジャストサイズなので、サイドポケットのペットボトルなどは取らないと使えません。
ザックカバーのような表面だけを覆う作りなので、体との密着部分から浸水する可能性がありますが、傘を使っていれば問題なさそうです。
レインウェアの上から巻き付けて使うとジャンジャン浸水すると思います(笑)ちゃんとカッパの中に入れて使いましょう。
バックルが不安なので肩ベルトは必須
ウェストバッグの構造上どうしてもホールドがバックル頼りになってしまうので、万が一のバックル外れがちょっとというか、かなり怖いです。
ましてや『ピークデザイン キャプチャープロ カメラクリップ(偽)』にカメラをホールドした状態で外れたら、恐らく一撃でカメラレンズが逝っちゃうでしょう…
なので、ここは不本意ながら付属の肩ストラップを保険代わりにたすき掛けで使うのが安心です。
もちろん多少の荷重は肩にかかりますが、バック重量のほとんどは腰骨で受けてくれるので辛くなるほどではない感じです。
これは長時間使って撮影してみないと何とも言えないです。
『Lowepro インバース 200AW』装着例
身長177cm程度の痩せ型の装着例です。
3脚も取り付けてあります。中身満載、3脚取り付けのフル装備だとかなり重いです。
腰骨にしかっり引っかけるようにして、さらに肩ベルト荷重を分散しないと腰が弱い方はちょっとヤバいかもしれません。
あと、肩ベルトは腰のバックルが外れた時の保険にもなります。
横田基地友好祭で使ってみた感想
さっそく横田基地友好祭で使ってみました。
一番の感想は、4時間で腰が痛くなった…
基地内は広くかなり歩くので、日ごろの運動不足が露見したってだけかもしれません。もともと腰痛持ちってのもあるので万人に当てはまりませんが、ただ腰が痛くなったのは事実です。
バッグには記事と同様にカメラ1台、レンズ3本を収納し、折りたたみ傘も入れてあります。
これだけ収納するとかなり重く、腰からめくれるようになる為、肩ベルトは必須であります。肩ベルトをしていれば腰と肩で荷重が分散するのでかなり軽くは感じます。
ハッキリした腰痛の原因は分かりませんが、ディズニーランドの撮影でも使おうと思っていたので、これではちょっと危険です。
もう少し収納を考えて近所で使ってみて、腰痛の原因を探してみなくてはなりません。
カメラの出し入れや使い勝手での不便は感じなかったので、残念感が大きいです…
自作の小型カメラバッグの記事です
大型のカメラバッグも購入です。
コメント
コシタツさん、今晩は、いいバック買いましたね、見た目もgoodですよ、
私は、膝のリハビリのため、カメラをリュックに入れて、自転車乗って、うろうろしています、健全な、撮影ですよ(笑)、
リュック型のカメラバックは、高くて手が出ません、
涼しくなったので、ただいま、オークション出品で、頑張っています、では、また。
日野さん、こんばんは。
自転車での撮影いいですね。僕も街乗り出来る自転車1台欲しいです。
横田基地航空祭でデビューさせようと思っていたのですが、台風が接近中…
腰に巻くにはちょっと大きめですが、どうでしょうかね???
ザックタイプはAmazonベーシックが安くて良さそうです。
僕も要らないもの断捨離がてらヤフオクに出してますよ(笑)