カメラ趣味を始めて3年程経ちましたが、この度やっとのことで防湿庫(ドライボックス)を購入しました。
カメラ本体は増えてませんが、レンズが6本と増えたので安心・安全な収納場所確保の意味合いもあります。
これで面倒だった乾燥剤交換型ドライボックスとはおさらばです。やったね!!!!!
HAKUBA 電子防湿保管庫 E-ドライボックス KED-60
今回購入したのは『HAKUBA 電子防湿保管庫 E-ドライボックス 60L KED-60』になりまして、内容量としては60リットルほどの収納空間を持っています。
『HAKUBA 電子防湿保管庫 E-ドライボックス』シリーズには、25L、40L、60L、85L、100Lと容量別に5タイプが販売されており、60Lタイプは丁度中間サイズになります。
ハクバの防湿庫の良いところは、照明などの余計な機能が無く防湿庫としての機能だけに特化しているので、他の防湿庫メーカーに比べて値段がこなれているところです。
まあ、ぶっちゃけ安いからハクバにしたって事です(笑)
サイズはこんな感じになります。
- 外形寸法 : W358×H590×D315
- 内形寸法 : W356×H550×D310
- 重さ:約12kg
- 定格消費電力:15w
僕が使っているPCデスク下の余ったスペースにジャストサイズだったのは、ちょっとした奇跡だと思います。
開封から組み立て
いつもの如くAmazonでポチリしました。
ポチった次の日には届いたのですが、予想をはるかに上回る箱の大きさに、最初は違うサイズが届いたのかと思いましたよwwwww
箱が巨大だった理由は単純に傷防止の為で、なんと、箱の中にもう一つ箱が入ってました。ちょっとやりすぎな気もしましたが、傷、凹みで返品・交換なんて手間を考えるとこのくらい厳重にしても良いのかもしれません。
ドライボックスを取り出すとこんな感じで意外とコンパクトです。これでも、60リットルあるんですよ。
本体は金属製で黒の粉体塗装が施されています。梨地仕上げが上質感を醸し出してます。
正面扉はガラス製で、鍵穴も付いてます。
扉の開閉には取っ手などはなく、段差の部分に指を引っかけて開け閉めします。
扉の気密性は冷蔵庫のようなマグネット式ゴムパッキンでピタリと吸い付くように閉まる事で確保されています。
ピタンと扉が閉まり、気密性が保たれる感触は上品な感じがして好きですね(笑)
中の棚は2段用意されており、棚の位置も保管するカメラやレンズの大きさ、置き方で自由に選べます。
棚はしっかりとボルト止めできるので、ガタツキなどは感じさせません。
値段の割にはきっちり作ってある印象です。
さらに棚には直置きではなく、全ての棚用にクッション材が用意されているのは嬉しいですね。
クッション材も棚のサイズに大きさが揃えてあるのがこだわりを感じさせます。
とりあえず僕が持っている中で一番巨大なレンズ『Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR』を入れてみました。これが横に入らなかったら役立たずなんですけど、しっかり調べて購入したので問題無しです。
防湿ユニットははみだし気味
レンズを入れるとこんな感じです。防湿庫上部にあるのが除湿ユニットになり、防湿庫内に出っ張ってます。
出っ張ってるといっても3cmあるか無いかくらいなので、レンズ収納にはそれほど邪魔にならないと思います。
裏側はこんな感じで、やっぱり出っ張ってます。
除湿の仕組みは、
吸着剤を乾燥させるときはユニット内部のシャッターがしまり、湿気が庫内に戻るのを防ぎます。
これを自動タイマーで繰り返して行うことで、概ね湿度30%~40%を維持します。
除湿の強度は高・中・低とあり、デフォルトでは中の設定になってます。
湿度30%前後を維持
最近のデジタルカメラ本体及びレンズは湿度30%~40%程度の場所で保管するのが理想的らしく、あまり低すぎる湿度も接着剤の剥がれ等の原因になるようです。
購入してから10日ほど経ったドライボックスの湿度はというと…
除湿強度【中】の設定で、基本的に湿度30%を境にウロウロしている感じです。
この記事を書いているのが乾燥している冬なので、梅雨時期などではまた違った値になりそうです。
僕は説明書をロクに読まずにいきなり入れて使いだしてしまい、全然湿度が下がんないな???ってなりました…反省です。
扉の開け閉めは素早く行う
湿度計の反応は意外と素早くて、中のカメラを出し入れする、ほんの数秒開け閉めするだけでグンッと目盛りが変化します。
なので、よく使うカメラ本体は一番取り出しやすい場所に置いておくのが良いと思います。
一度湿度が上がると、下がるまでには数時間?もっとかな?位かかります。
まとめ
カメラを始めてから3年程度ですが、基本的にレンズの保管は部屋に出しっぱなしか、本当に使わない時はシリカゲル防湿庫に入れたりしていました。
しかし、シリカゲルはあっという間にピンク色の水分飽和状態になるので、ほとんど意味ないじゃんって感じていたし、ぶっちゃけシリカゲルの交換が面倒でほったらかしでした。
こんな扱いでも、いままでレンズにカビが生えた事はありませんでしたが、やっぱり不安なんですよね。安いレンズとカメラですが、僕には大事なレンズですからね。
防湿庫は入れておけば絶対に安心って事はないと思いますが、精神衛生上は絶対にプラスですよね。それに、カメラの置き場所ができて整理整頓できるし、ちら見した時にも満足感が高いです(笑)
カメラを趣味でやってるのなら出来れば60L以上の防湿庫をオススメします。
理由は簡単で、カメラ本体やレンズが増える可能性が常にあるからです。
場所によってはワイド型の85Lが使い勝手が良いかもしれません。
超望遠単焦点レンズ等を収納するなら縦における100Lが必要になると思います。100Lサイズでも値段がこなれているのでお財布に優しいのが嬉しいです(笑)
コメント
こんばんは〜♪
ついに防湿庫購入したんですね。
おめでとうございます。
ドライボックスはシリカゲルの入れ替えが面倒ですし、ワタシもシルイの70Lを使用しています。
2年ほど前にバンコクで買ったのですが、最近日本でも発売され始めたモデルです。
こちらは湿度設定等、扉を開けずとも調節出来るのが気に入っています。
けど、買ってから気がついたのですが、ドライボックスと違ってケース内でレンズを積み重ねたり出来ないので70Lといっても思ってるよりは入らない印象ですが、
とりあえずはこれ以上増える予定もないので
十分といえば十分ですね。
今は季節がら加湿したいくらいですが、夏になったら必須(?)アイテムですねー。
しまるさん、こんばんは。
やっと購入しました(^^♪
正直シリカゲル交換タイプのドライボックスはかなり面倒でした。
ちょっと開け閉めするだけでスグに赤くなっちゃうので、途中から交換しなくなっちゃってました…
シルイのは高機能でカッコイイですね。
最近思うのは中国メーカーもお客さんにニーズを読み取って高品質で物欲を刺激する製品を作れるようになって来てるので、うかうかしてると日本製品は駆逐されちゃうかもしれません。
僕のは60Lですが、棚を工夫してきゅうきゅうにつめれば結構入りそうですが、奥のレンズの取り出しが不便になりますね。
まあ僕としては、この防湿庫に入り切る程度で遊んでいるのが丁度良い感じです。
夏の除湿能力がどの程度になるかちょっと気になります。