最近オートフォーカスの無い古いレンズでの撮影が楽しいコシタツです。
そんな僕が使っている古いレンズ(かっこよくオールドレンズなんて呼んでいますが)達は、タムロンの1980年代に作られたレンズなんです。
この時代のタムロンのレンズは、アダプトールと呼ばれるレンズマウントアダプターを使う事でレンズを買い換えることなく、アダプターを交換するだけで各種カメラボディに装着できる優れものだったようです。
タムロンアダプトール2用ニコンFマウントアダプター
僕が使っているカメラはニコンのD5300なんですが、もちろんタムロン純正のアダプトールは発売されておらず、タムロンオールドレンズを使うにはニコンFマウント用に変換できるレンズアダプターを装着しなければなりません。
そこで僕が使っているレンズアダプターを紹介します。
K&F CONCEPTのレンズアダプター
K&F CONCEPTが販売している、アダプトール2用のニコンFマウント変換アダプターです。
製造元はMade in Chinaらしいんですが、粗雑な作りではないようです。ほんと、最近の中国製の工作精度のレベルはあがって来ていて、超高精度を求められる物以外だと日本製と同等品ですよね。
アダプターサイドには変換を示すロゴが入っており、そのロゴも全然悪くない。
Amazonを調べていると、どこがOEM元なのかわかりませんがほとんど同じような形状のアダプターが沢山ヒットします。
タムロンレンズ側のバヨネットマウントです。
見てわかる通り、自動絞り機構の爪が無いので自動絞りは機能しません。絞っていくと必然的にファインダーから見る景色は暗くなっていきます。
カメラ側のバヨネットマウント面です。表面処理もしっかりとしていて、結構頻繁にレンズ交換しているんですが、今のところ剥がれはないです。
取り付けてみます
タムロンの35-70mm F/3.5 17Aに取り付けてみました。
装着は固めの印象で交換が持てます。これがガタガタだとやっぱり中華製品は粗悪品だ!になるんですが、そんなことはありません。
カメラボディに装着してみました。ブランドロゴが真下にきます。
これもしっくりとした固さで装着できます。この状態にしておけば、タムロンのアダプトール2レンズだけを交換できます。
レンズを装着しました。
自己主張もほとんどなく、違和感がありません。フルマニュアル撮影になりますが、あんまりあてになりませんが、一応フォーカスエイドは効いているようです。
安いんで1本あると楽しいかも
K&F CONCEPTのレンズアダプターなんですが、実売価格2000円前後とかなり安いんで1本持っているといろいろと遊べますよ。
タムロンの古いレンズは、最近では少なくなってきたようですが、ハードオフなんかでもワゴンセールで500円位から売られていたりしますから遊ぶには持ってこいのレンズです。
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