基本的に三脚なんてセットするのが面倒くさくて必要なんかないやい!
と思っていたのですが、ヤフオクでの出品やブログに載せる写真を撮るのに楽かな~なんて思ってしまい『Velbon 三脚 EX-444』を買ってしまいました。
三脚初心者の感想
一脚は便利に使っているのですが、なにしろ三脚は初めて使います。
値段的に上をみると1万~3万円はあたりまえで、高いと10万円オーバーと目もくらむお値段です。さらに使っている素材もカーボンやら削り出しやらと豪華仕様だったりします。
で、今回コシタツが買った『Velbon 三脚 EX-444』はAmazonで4000円弱だったりします。
実は、このモデルには一つ下の『Velbon 三脚 EX-440』もあるのですが、積載重量が1.0kgと少なく、足も華奢なので却下になった経緯があります。
結果的には軽くて、持ち運びやすく、それなりにがっちりしているので、このモデルを選んで大正解でした!
三脚選びで迷っているカメラ初心者には本当にオススメできる製品だと思います。僕は実際に日本一の地下駅での撮影でも使いました。
初めての三脚インプレション
『Velbon EX-444』の製品特徴は、
- 最大高さ 1530㎜
- 縮長 485㎜
- 重さ 1290g
- 推奨積載重量 1.5Kg
持った感じも軽くコンパクトでカメラを三脚に取り付けたままの移動も楽々です。
マックス1530㎜まで上げた様子です。『Nikon D5300+タムロン ズームレンズ70-300㎜』を雲台に取り付けています。約1.3kgと推奨積載重量以内ですがトップヘビーで少し不安定さを感じますが、問題なく使えます。
エレベーターを最低にすると高さ1267㎜になりますが、先程よりも安定感が出てきます。
雲台のアップになります。安いながら水準器も取り付けらています。
真ん中下のレバーを緩めれば、雲台ごとカメラを縦方向にすることも出来ます。買うまで気付かなかった部分ですが、意外と使えます。
気になる部分
やはり値段が安い分だけあって、少し気になる部分もあります。
雲台のチルト機構は右側から伸びたレバーを使って行うのですが、雲台全体が樹脂製な事もあってか、望遠ズームをつけてフロントヘビー状態で使うと、しっかり締めこんでも微妙にお辞儀していきます。
ある程度お辞儀すると止まるのですが、被写体をど真ん中に持って来たい時などは『イラッ』と来る時があります。お辞儀量は、たぶん1㎜も無いと思いますが、300㎜ズーム状態ですとファインダー内は結構ずれます。
短く軽いレンズを付けていればたぶん起きない症状だと思います。
もう一点は、三脚にカメラを取り付けるマウントなんですが、このロック機構が少し弱く感じます。個体差があるのかもしれませんが僕の使っている個体では、使っているうちにロックレバーが緩んできてガタついてきます。
それでもオススメ
外で数回、家で結構使ってみての評価は、対費用効果で抜群のコスパを発揮する事がわかりました。
なかでも薄暗い室内での物撮りで最高に威力を発揮しました。シャッター速度遅くしてもブレずに撮影できるので、ブログやヤフオクに載せる写真がキレイに撮れます。
外ではまだ数回しか使っていませんが、スローシャッターで暗闇の駅舎や地下構内を撮影できたのでそれだけでも買った価値はあったと思います。
製造コストからくる多少の不具合もかすむくらい、メリットの方が多いと思います。
なにしろ安いし、軽いし、使えるので、カメラ初心者の最初の三脚には超オススメします。
こちらが最新モデルで脚径が少し細いので耐荷重が1.0kgまでですが、ほぼ同じ仕様です。
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