運動会で撮影するレンズは『70㎜-300㎜』と『200㎜-500㎜』どっちがベスト?

子供の小学校や中学校での運動会で使うにはどの焦点距離のレンズが一番使い勝手が良いのか?

これって子供を撮影する親心としては、かなり重要で切実な問題だと思います。

そこで、自分の子供たちの小学校1年生~6年生までの運動会を実際に撮影した経験を元に徹底検証してみたいと思います。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

検証のきっかけは1通のコメントから

実際に検証してみようと思った経緯は、ブログを読んで下さったしょうさんの1通のコメントからでした。

以下はコメント欄からの全文引用です。

コシタツ様。 こんばんは。

非常に参考になります。現在当方、150‐600㎜レンズを選定中なのですが迷いますね(汗

さて今回は運動会用という事で150-600㎜の選定に入りましたが店員さんには「そこまではいらないでしょ、重たいですよ~目立ちますよー」と言われちゃいました(汗
でもタムロン 70-300㎜では不安がありますし(汗

タムロン Model A011 か シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary
のどちらかまでは決めたのですが値段を取るかと考えていましたが紹介されているリンク先ブログを拝見していくうちにシグマでもタムロンでも撮影者が上手ければ絵になるんだなぁと思いました。(早い話で言いますと私の腕がないと言うお話です(汗)

実際に小学生や中学生の運動会であればどちらを選んでも後悔はしそうにないですね。
(野鳥等の撮影は別にして)

頂いたコメントにコシタツはこのように答えています。

以下は抜粋した返答になります。

小・中学校の運動会用で使う超望遠ズームを検討中の事ですが、小学校で1年生~6年生まで撮影した経験から申し上げて、
600㎜は要りません!!!断言します。

望遠すぎるし、重すぎるし、近くは撮れないし、微ブレの問題も出てくるし…

小学校・中学校の校庭はそれほど大きくなく、子供が競技に参加中の時はグラウンド間際まで寄れるので、超望遠よりもポジション取りが重要です。
ダンスなどの団体競技では子供が遠くなる可能性が高いので、600㎜が必要かも???ってなるかもしれませんが、
超望遠は画角がかなり狭く、一度子供をロストすると探すのに時間がかかるし、追い続けるのも大変だと思います。
最初は子供のアップが撮れて満足なんですが、後からみると競技の全体像が分からず『あれれ?』ってなることもあります。

結局150-600㎜を購入しても、400㎜程度の引きでの撮影がメインになると感じます。
さらに、ワイド側が遠いので引きでの撮影が出来ずカメラ2台持ちでの撮影になります。
レンズ交換してもよいのですが、結構面倒です。

いままでの経験としては、70-300㎜までのズームレンズで撮影しやすいポジション取りをするのが一番です。

こんな返事をしていたのですが、おいおいコシタツ本当なのか???

実際に600㎜で運動会を撮影した事はありませんし、しかも、僕の持ってるレンズはニコンの200㎜-500㎜ズームレンズです。

なので、この返答が果たして正しい?のかどうかの検証する必要があったのです。

APS-Cセンサーに70-300㎜、200-500㎜レンズでテスト

まず最初に知っておくべきことは、デジタル一眼カメラはセンサーサイズの大きさの違いで実焦点距離が変化するって事です。

フルサイズと呼ばれるセンサーを使ったカメラは、レンズ焦点距離がそのまま実焦点距離になりますが、APS-Cサイズセンサーを使ったカメラはレンズ焦点距離のおよそ1.5倍が実焦点距離になります。

今回のテストで使ったカメラ2台は、

  • Nikon D5500+Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR
  • Nikon D5600+Nikon AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR

の組み合わせで、両カメラともAPS-Cサイズセンサーを使っているので1.5倍して、

  • D5500の実焦点距離は300㎜-750㎜
  • D5600の実焦点距離は105㎜-450㎜

となるので、D5500は超望遠撮影に特化したカメラになり、D5600は望遠~超望遠撮影までをカバーするカメラとなります。

両カメラの使い方は、D5600はストラップで肩から掛けて、D5500は手持ちで使わない時は3脚台座をウェストベルトに引っかけておきました。基本手持ち撮影で、撮影ポイントでとっかえひっかえ持ち変えての撮影になりました。

Nikon D5000シリーズはデジタル一眼レフカメラのエントリーミドルクラスモデルになり、これからデジイチを始めたい人や、子供の成長を記録するのに最適なカメラだと思います。

中学校の200mトラック競技でテスト

今回のテストは長男の中学校運動会でテストしました。

小学校も中学校も運動会に使われるトラックは一周200m程度のトラックが多いと思います。

保護者の観戦ポイントは陸上トラックを長手方向におよそ半分くらいで、のこり半分は入退場口と学生の待機場所になり保護者は入れません。

運動会の撮影ポイント

簡単なイラストにしてみました。

運動会にもよるんでしょうが、長男の通う中学校の運動会での撮影ポイントはこんな感じです。

なので、基本的にコーナー周辺での撮影になります。

200㎜-500㎜ズームレンズは超目立つ

はっきり言いましょう。

中学校の運動会でこんな長いレンズを持ってきている親御さんは僕しかいませんでした。なので、相当目立っていたと思います。

皆が皆、ジロジロと僕とカメラを見るわけでありませんが、チラ見していく人は結構いました。別に犯罪系の撮影をしているわけでは無いのは当たりまえですが、最近では盗撮やPTA会長が事件を起こしていたりしたので、気にならないと言えば嘘になります。

撮影の練習としては、運動会のような動きが多い被写体ってすごく練習になるし、自分の子供の前に設定確認や構図確認として練習撮影する必要があります。

なので、なるべく疑われそうな撮影(ぶっちゃけ、女子生徒単体や疑われる構図では撮らない、保存しない)はしないようにしました。それと、競技以外ではカメラを構えない。

ちょっと意識過剰かもしれませんが、このくらい気を使って撮影した方が自分にも周囲にも迷惑をかけないと思います。

撮影ポイントと撮影距離別での検証開始

撮影距離別撮影ポイント

今回の運動会では、基本的に最終コーナー付近をメインとして撮影しました。カメラを持ってる赤いのがコシタツです。

リレーのようなトラック走る系の競技では赤線が200-500㎜ズームレンズで撮影したポイント、オレンジ線が70-300㎜ズームレンズで撮影したポイントになります。

撮影ポイントA 焦点距離130㎜

運動会 焦点距離130㎜

Aはスタートゴール位置になり、両方のレンズでも撮影できますが、200㎜だと選手全員が入りきりません。

焦点距離130㎜での撮影です。4人スタートなので、こんな感じで全員入ります。

モザイクは個人が特定されないくらいにプライバシー保護の観点からがっつりかけてます。

撮影ポイントB 焦点距離500㎜

運動会 焦点距離500㎜

撮影ポイントBは最終コーナーからは最も遠い位置になります。

ここではカメラを持ち変えて焦点距離500㎜のズーム端で撮影しています。

ズーム端での撮影なのと、被写体を追いかけながらの撮影になるので微ブレボケにならないようにシャッター優先でなるべく速いシャッター速度を撮影しています。

それでもボヤっとした写真になってしまいました。下手なんです。

撮影ポイントC 焦点距離500㎜

運動会 焦点距離500㎜

2コーナーから直線にかけてです。

これも焦点距離500㎜、実焦点距離750㎜での撮影になります。

フルサイズカメラで500㎜もしくは600㎜だとこれよりも小さく写るので、大きくするにはトリミングで対応する必要があります。

撮影ポイントD 焦点距離300㎜

運動会 焦点距離300㎜

ここからはカメラを持ち変えて撮影しています。

300㎜ズーム端での撮影になります。ポイントDくらいまで近づいてくれば、実焦点距離450㎜でこの大きさになります。

ここでのポイントは、選手は一気に3コーナー、4コーナーと接近してくるので、カメラを持ち変えているとそれだけ撮影タイミングをロストしてしまいます。

選手が近づくとそれだけ大きくなるので、超望遠ズームレンズのワイド端では全然足りなくなります。

流し撮りの練習に丁度良い距離と速度です。

撮影ポイントE~H

撮影ポイントE~Hは、一番撮影しやすく、かつ迫力がある写真が撮影できるポイントです。

レンズは70-300㎜か、55-300㎜が最も使いやすいと感じます。キットレンズの標準である18-55㎜だとかなり広角で望遠が足りないので、子供をアップで一瞬を切り取った写真は難しいです。

運動会 焦点距離300㎜

撮影ポイントEで焦点距離220㎜での撮影です。

リレーのまとまって競っている感を写したかったので、ちょっと引きで撮影しています。流し撮りは練習です。

撮影距離別撮影ポイント

撮影ポイントF~Gにかけてはある程度被写体を正面に捉えらるので撮影しやすいです。

この写真は焦点距離70㎜のワイド端で撮影しています。ズームにすれば、選手のバストアップの写真も撮影できるし、縦構図で選手を追ったりといろんな構図で撮影できます。

個人的には撮影していて一番楽しい場所です。

ただ手前に向かってきて横移動が少ないので、流し撮りはかなり難しいポイントだったりします。

撮影距離別撮影ポイント

撮影ポイントHは焦点距離70㎜でもギリギリながら選手の全体像が入るポイントになります。

もうちょっとワイドに撮影したければ後ろに下がる方法もありますが、お客さんが多ければちょっと難しいです。

運動会での200㎜-500㎜ズームレンズ考察

コメントでは500㎜超のズームレンズは運動会では必要ないと書きましたが、今回の撮影を通してもその気持ちには変わりありません。

…って言うか、あえて運動会用に購入する必要は無いって感じました。

もちろん、既に持っていれば運動会に持って行っても良いと思いますが、コシタツ的には次回は持って行かないなぁ…

では撮影していて気になった部分をピックアップしていきます。

200㎜-500㎜ズームの良い点、悪い点

まずは撮影していて良いと感じた部分から。

  • 場所取りを積極的にしなくても、ズームひと捻りでアップに出来るのでズボラ撮影が可能
  • 遠くても顔だけアップ撮影ができる
  • 200mトラック全体をカバーできる焦点距離

撮影していて感じた不便な部分。

  • 手持ちズーム端で選手を追いながらの撮影だと、微ブレ問題が常にある
  • だからといって1脚を使うと、カメラの交換がかなり不便
  • レンズの仕様なんですが、ズーミングがひと捻りで終わらないので、選手を追いながらのズーミングが大変
  • 接近してきた選手を撮影できない。出来てもひたすら大きく撮影され、何をしてるかわからない
  • やはり重いし、かなり目立つ
  • カメラ2台は必要

なかでもやっぱり近距離撮影できないのは致命的です。

シグマなんかの50-500㎜ズームだともっと便利だと思いますが、焦点距離ワイド端150、200㎜スタートのレンズはちょっと使い辛いです。

また、近距離撮影用カメラが必ず必要になるので、カメラを2台用意する必要があります。

親の気持ちだと、どうしても子供のアップ写真ばかりを撮影したくなるんですが、実はそんな写真はほどほどにして、子供周辺の様子や、どんな競技をしているのかなどの物語性を入れ込んだ方が、時間が経ってから見ると分かりやすい写真として楽しめます。
シグマ・タムロン・ニコン軽量・超望遠ズームレンズ比較。150-600㎜か200-500㎜で迷うべし
ニコンがシグマ、タムロンの独壇場だった超望遠ズーム市場に参入して、出そろった感がある格安超望遠ズームレンズです。格安といっても10万円オーバーのお値段なので、決して安くはないのですが、他のレンズがいきなり高くなりすぎるんですよね。 そ...

運動会での70㎜-300㎜ズームレンズ考察

この焦点距離のレンズは小学校の運動会でさんざん使ってきているので、使い勝手が良いのは重々承知していますが、改めて良い点、悪い点を考えてみたいと思います。

70㎜-300㎜ズームの良い点、悪い点

こちらも、まずは撮影していて良いと感じた部分から。

  • 軽い、小さい、疲れない
  • ズームの調節が簡単
  • 一番撮影しやすいポイントで使いやすい
  • 目立たない
  • カメラ1台でなんとかなる

撮影していて不便に感じる部分。

  • 200mトラックの半分しかカバーできない
  • 撮影場所取りが重要
  • 被写体が遠いとアップの写真が撮れない

この焦点距離のズームレンズの使い勝手の良さは、競技してる子供と観戦・撮影している親との距離感が丁度あってるってところだと感じます。

もちろん500㎜ズームに比べれば焦点距離が短いので、大きく撮影したい時は自分で近寄っていく必要がありますが、『撮影ポイントと撮影距離』の項目での、ポイントD~H程度の距離なら確実にカバーできるので積極的に移動したり、前もって子供から競技の場所を知らせてもらえれば全然問題ないです。

それと、カメラ1台でなんとか全てを撮影出来る。広角が欲しければスマホでカバー。

小・中学校の校庭を使った運動会で、何としてでも子供を離れたところから大きく撮らねばならないっ!!!!ってシチュエーションはあんまりっていうか、ほとんど無いです。

ズームで引き寄せるよりも積極的に移動したり場所取りして、競技開始前にすでに良ポジションを確保しておく方がずっと大切だと感じます(最近の小・中学校の運動会は少子化の影響で昔ほど混雑してないので、撮影場所の確保はそれほど大変ではない)。

ニコン・タムロン・シグマの70㎜-300㎜おすすめ格安望遠ズーム。初めての野鳥撮影にも使えます
猛烈に野鳥撮影がしたいんです。コシタツです。 野鳥といっても、フィールドやバックカントリーにいる本物ではなく、僕自身が野鳥の飛び回っているテントに入っていくタイプになるんですが…。 簡単にいえば、越谷市の野鳥の森でオカメインコや...

結論は…?

今回、両方のレンズを試してみて感じたことは、やはり運動会では70-300㎜レンズの使い勝手の良さを再確認したところです。

もちろん僕が使っているD5600とレンズの組み合わせが、かなり軽量コンパクトな組み合わせなのもあるんですが、やっぱり軽いと構えやすいし、焦点距離が短いと手振れの問題やシャッター速度の問題も減るしと良い事づくめです。

もちろん、500㎜オーバーの超望遠でしか撮影できない世界もありますが、結論としては…

子供の運動会の為だけに500㎜超の超望遠ズームレンズを購入する必要は無いと思います。

コメント

  1. Shenxing より:

    運動会で最強なのはシグマの50-500じゃないでしょうかね。うちは子供が大きいので買わない(高いから買えない、とも言いますが)ただ天気が悪いときの望遠端での手ぶれが気になりますけど。

    • コシタツ より:

      Shenxingさん、コメントありがとうございます。
      そうですね。シグマの50-500㎜なら、ほぼすべてのポイントをカバーできますね。
      これだとカメラ1台で済みますし、値段もかなりこなれてきてるので(底値かな?)お金に余裕があれば検討しても良いレンズだと思います。

  2. JUN より:

    コシタツさん、こんばんは。
    非常に参考になる検証ですね!…私もターゲットは違えどタムロン150-600持っておりますが、いろいろ撮影してきた中では200mm(300mm)までなら純正55-200の方がキレがあるように感じております。
    同じ300mm(450mm)までなら70-300のご写りは良いのかもしれません(条件にもよりますので断言はできませんが)。

    私事で恐縮なんですが先日ついにタムロン70-200f2.8G2注文してしまいました(笑)…1ヶ月待ちです。

    • コシタツ より:

      JUNさん、コメントありがとうございます。
      新しいAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRはかつてのキットレンズよりも条件的に簡単にキレのある写真が撮れます。
      タムロン70-300㎜の方が明るいレンズなんですが、最近はニコン純正ばかりです。
      ただ、タムロンの方が300㎜がより遠くを撮れるので、いずれ記事にするつもりです。

      タムロン70-200f2.8G2待ち遠しいですね。メインの被写体は何を撮影されるんですか?

  3. しまる より:

    コシタツさん、ご無沙汰しています。
    しまるです。
    検証十分でイイ記事ですね!
    ネットやレンズカタログでも、24mmならこれくらい、50mmなら、200mmならこれくらいという画角の参考写真なんかはいっぱいありますが、最初のうちは、自分がどれくらいの距離から撮るかが分からないと結局どの焦点距離を選んだら良いか分からないところがあると思いますが、こういう具体的な内容だとすごく参考になりますね。ちなみにワタシは最望遠がタム70-200とD5500なので、運動会なんかも必然的にその組合せになりますが、A、Bポイントは流石に35mm換算350mmだと短かい!
    そうすると、サードの150-600か純正200-500が必要かと思っていましたが、コシタツさんの様にどうしても2台持ちになってしまう…と考えていたところにシグマの50-500!良さそうですね〜。室内では暗いかもしれませんが、屋外の運動会だとバッチリの焦点距離ですね〜♪
    考えれば考えるほど、メチャメチャ使い勝手が良さそうに思えてきました。

    • コシタツ より:

      しまるさん、こんばんは。
      記事作成に6時間くらいかかりましたが(笑)、お役に立ってるようで嬉しく思います。
      子供の運動会ではポジション取りが命と考えているので、重たくて長いレンズは使わないでも上手く撮影したいと思っています。
      提灯記事ではありませんが、AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRはD5500でもふつうに使えますし、軽くて細くて、AF速度も速く写りも良いのでおススメのレンズです。
      値段もこなれて来ているので、1本持っていても損はないと思います。
      200-500㎜から持ち変えると、コンデジくらいの軽さに感じます。

      なので個人的には、300㎜ズームレンズでA・Bポイントは諦めて近いポイントを確実に撮影した方が良いと感じます。
      ただ、どうしても運動会ですべてのポイントを撮影したい、でも身軽にカメラ1台っでってなると50-500mmは良い選択になりそうです。

      値段もこなれていますし、価格コムの作例を見る限りだとしっかり写ってるな~って印象なのでコスパは高いレンズだと思います。

  4. moukin より:

    コシタツさん、ご無沙汰です。
    自分の場合、運動会を撮影することはまったくなく、かつ本筋から逸れる内容で申しわけないのですが、
    最近、動画で撮っておけばよかったと思うケースが多々あり、4Kフォト機能のついた(となると限られた機種になってしまいますが)コンデジをちょっと見直すようになりました。
    mp4形式でビデオ撮影し、あとでその動画から静止画を写真として切り出せるので、運動会では一石二鳥ではないかと思うのですが…

    • コシタツ より:

      moukinさん、お久しぶりです。
      写真ブログは覗いてますよ!!!
      4K動画の切り出し機能は気になります。ただ、扱うデータ量が半端じゃないので作業に時間がかかりそうな気がします。
      今回の運動会でD5600のフルHD動画を撮影したのですが、ズーミングが手動なのと、ピント合わせの必要があるのでビデオカメラの様には撮影できませんでした。
      デジイチ動画は練習が必要かもしれません。

      • moukin より:

        コシタツさん、ありがとうございます。
        DSLR で動きものの動画を撮るのは、難儀します。最近は留まりものが多いので、もっぱら BORG なんですが動画はまずムリです。通常のレンズでも、(三脚使いは別として)液晶モニターにはやはり馴染めません。
        ちなみに、4K動画からの切り出しは、カメラ本体でも可能(コマ数が多いとちょっと面倒)ですが、PC専用アプリを使えば動画再生・コマ送りをしてボタンを押して切り出すだけなので意外に簡単にできます(ということに最近気が付きました)。

        • コシタツ より:

          moukinさん、こんばんは。
          BORGだと大変そうです。超望遠域だとちょっと振れただけでも画面がグワングワンするので、動画酔いしやすい映像になるんですよね…
          4K動画の切り出しって意外と簡単なんですね。
          4K動画搭載のD7500に行くか、D500にするか、今年中の発表する予定のミラーレスを見てからにするか、のんびり悩んでます。
          なにしろミラーレスの仕様が気になります。ミラーレスで置いてけぼり喰らうと、ちょっとニコンはやばそうです。

  5. しょう より:

    コシタツ様

    こんばんは、体を張っての体験まことにありがとうございます。

    この間、娘の運動会がありまして近場はコンテジに任せて 5DMarkⅢには「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD」KissX4には「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 」で挑んでみました。

     結果としましてはコシタツ様の言う通りでした。「全ては場所取りで始めて場所撮りで終わる」と言ったところでした。

    最大で使用したのがKissX4で記録上は298㎜ですので1.6倍で476㎜ですのでAPS-Cであればよかったのでここからカメラを「7Dや80D」を買い足すか「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM 」を買うかとなってきます(汗

    運動会用として考えるとプライスレスの子供たちの写真をフルサイズで格安で撮影するなら「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM 」となりますが考えてしまいます。

    7年前のレンズ。。。でもキャノンでも100-400㎜はⅡ型が出るまで16年間最前線で頑張ってきたレンズですので年数は極端に解像度には影響はしないのかな?と初心者の自分の目なら十分なのかなと考えてしまいます。さて今度はこのシグマさんのレンズかそれとも予算が同じぐらいのキャノンさんのⅠ型中古にするか予算が2倍以上跳ね上がるⅡ型にするか。。。このままでいくとシグマさんですかね?約2キロのレンズですので今からカメラの腕とともに筋力もつけねばならないかなと思う今日この頃です。(笑

    後、この間は甥の運動会で5DMarkⅢで 70-300で試し撮りを(失礼ですが)させてもらったのですがマンモス校で人数も多く、競技で徒競走も1年生という事もあり一周走るのではなくグランドの真ん中を一直線に走るだけの徒競走でしたがあの時は600mmは必要だなぁと感じました。でもそれだけの一発競技での購入はさすがに購入は考えませんよね(汗

    • コシタツ より:

      しょうさん、こんばんは。
      運動会での撮影お疲れ様でした。拙いアドバイスでしたがお役に立てたようで嬉しく思います。
      意外というか、APS-Cセンサーのカメラに300㎜の望遠があれば一般的な小・中学校くらいの規模なら問題無く撮影できちゃうんですよね。
      逆に運動会だと70㎜以下ってほとんど使いません。

      APS-Cカメラの購入か50-500㎜レンズかで楽しく?悩んでらっしゃるようですが、超個人的な意見としては50-500㎜を購入された方が幸せになれそうな気がします。
      理由は300mmは絶対それ以上の焦点距離にならないからです。
      室内撮りにも最適な「SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD」を持ってらっしゃるので、便利な超望遠が1本あれば撮影範囲が広がり撮影対象も増えると予想できます。
      50-500㎜の写りは価格コムなどでの作例を見る限りだと悪くないように感じますが、こればっかり実際に撮影して条件を見つけてみないと何とも言えないですよね…難しいです。

      たぶんKissX4もちょっと古い機種になってきているのでいろいろと悩ましい感じですね。
      ただ、運動会などのイベントは毎月あるわけではないのですし、まだまだ現役バリバリの5DMarkⅢがあるのですから、予算的な制約もありますが、レンズはこのカメラに合わせていけば良いような気がします。

      と、僭越ながらNikonD5000番マニアが申しております(笑)

  6. らきゅ より:

    コシタツさん
     
     運動会 望遠で検索したら辿り着きました。 ずいぶん以前の記事なのですけど、検証と図解が凄すぎです。
     私も経験的にAPS-Cで、300ミリがコスパの意味では一番良いかなと感じます。ボディはD7000でした。

     a6400 を購入後 Wズームキットの210ミリで撮影もしましたが、やっぱ物足りないです。

     ミラーレス機になってから、この300ミリ望遠レンズを買うのが価格的にめちゃハードル高くなってしまいまして、諦めるか・・、腹をくくるかで模索しています。
     運動会用レンズ的な安価で長い玉がほぼ無い状態です。

     ミラーレスが普及してきているなってのは親御さんたちのカメラみてると感じるのですが、
    この運動会レンズが無いのが悲しいですね。みなさんお金持ちなんだろうかと考える所です。

     その点、レフ機だったら AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR で、良いかなーと思いました。 
     

タイトルとURLをコピーしました