【Nikon D5600】タイムラプス動画の設定から撮影方法。比較動画5本あり!!!!

Nikon D5600になってから追加された機能にタイムラプス動画機能があります。

個人的には要らない機能だな~なんて思っていたのですが、実際にタイムラプス動画を見てみたら意外と面白く、せっかくなら子供たちと何かできないかなって考えたら…

パズルが楽しそうだってなったわけです。

D5600でタイムラプス動画撮影

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タイムラプス動画の撮影方法と設定について

タイムラプス動画を簡単に説明すると、パラパラ漫画を実際の写真で作る感じになります。

もっと具体的に説明すると、1秒、2秒、5秒等と決められた間隔でシャッターを切ることでコマ送りのような動画になり、実際には長時間の撮影であっても再生すると非常に短時間で再生されます。

D5600での設定・撮影方法

タイムラプス動画の撮影方法は非常に簡単で、カメラのタッチ液晶画面から設定できます。ただ、その前に1つだけ注意点があって、

タイムラプス動画撮影は定点観測的な撮影になるので、カメラが動かないように3脚などでしっかり固定しておく必要があります。

D5600でのタイムラプス動画撮影は、カメラ背面の【MENU】ボタンを押し、画面が切り替わったら、カメラマークの撮影メニューをタップします。

D5600 タイムラプス動画撮影、設定方法

1番下までスクロールするとタイムラプス動画が出てくるので、タップします。

D5600 タイムラプス動画撮影、設定方法

この画面に切り替わったら撮影可能なんですが、その前に設定をしましょう。

  • 【撮影開始】は字のごとくタイムラプス動画撮影を開始します。
  • 【撮影間隔】とは、シャッターを切る間隔になり、最大は10分に1回、最小は1秒間に1回になります。
  • 【撮影時間】はタイムラプス動画撮影を完了する時間の事で、最大7時間59分、最小1分間撮影できます。
  • 【露出平滑化】は撮影中に明るさが変化しても自然な感じに調節してくれます。ただし、撮影モードMで撮影メニューが『ISO感度設定』の『感度自動制御』を『しない』にした場合は、露出平滑化は行いません。※露出の調節が不可能になるからです。

撮影途中で止める時は、【OK】ボタンを押せば中止できますが、再開は出来ないので注意が必要です。

次にカメラの撮影設定をします。

カメラの撮影設定は?

オートでも、プログラムオートでもシャッター優先でも絞り優先でもお好みのモードを使えば良いと思いますが、3脚を使って撮影するならMF(マニュアルフォーカス)が使い勝手が良いと感じました。

最初はAF-Sで撮影してみたのですが、子供の手にいちいち反応してピント合わせをするので、一定間隔でシャッターが切れなかったり、たまにピントを外して合わせ直したりとちょっと不安定です。

そこで、MFにしてパズル面のピントを合わせてから撮影したら非常にうまくいきました。

今回の設定は参考までにですが、

  • 絞り優先オート
  • MF(マニュアルフォーカス)
  • ISO感度自動調整

で撮影してあります。

動画の設定が超重要

設定が終わったらスグにでも撮影したいところなんですが、その前に超重要事項をひとつだけお伝えします。ってか、これを設定しないと超速動画になっちゃうので必ず設定して下さい。

上のメニュー画面で赤丸が付いてある部分に注目してください。

これは動画撮影のモードなんですが、タイムラプス動画撮影前にこの動画撮影モードを設定しておくことが重要です。

D5600 タイムラプス動画撮影、設定方法

この60p、50p、30p、24pってのはフレームレートになりまして、1秒間に何コマ画面を切り替えるかを表しています。

例えば60pですと1秒間に60コマ画面を切り替えるので、かなり滑らかな動画になりますが、24pだと1秒間に24コマしか画面を切り換えないので、滑らかさに乏しい動画になります。

ここで知っておいて欲しいのが、

D5600のタイムラプス動画の再生速度はフレームレートによって変化するって事です。

例えばタイムラプス動画撮影で300枚撮影したとします。

これをフレームレート60pで撮影していると約5秒で再生してしまいますが、フレームレート30pで撮影していれば倍の10秒で再生します。なので、

速く再生したければ高フレームレートを使い、ゆっくり再生したければ低フレームレートを使うのがポイントです。

これだけ分かれば後は撮影して遊ぶだけなので、子供たちを呼んで実際に試してみました。

タイムラプス動画のフレームレートと再生速度の違い

せっかくなので、フレームレートと撮影間隔を変えて撮影してみました。

簡単なパズルなのであっと今に終わってしまいますが、参考にして下さい。

フレームレート 60p 撮影間隔2秒 ぐでたま


子ども2人であーだこーだと協力?して組み立ててます。

再生時間がわずか2秒なので、120枚撮影したとして撮影間隔が2秒なので、組み立て時間は4分くらいでしょうか?

速すぎです。

フレームレート 24p 撮影間隔1秒 ぐでたま


フレームレートを最小の24pにして、撮影間隔を1秒にしてみました。

だいぶ再生速度が遅くなりました。

再生時間が7秒ほどなので、7×24で168枚撮影しています。組み立て時間は3分ほどでしょうか?

フレームレート 60p 撮影間隔2秒 ウサハナ

ぐてたまは簡単すぎたので、もうちょっと作るのに時間がかかりそうな大きめのパズルを選択です。

それでも4秒で再生してしまいます。

ぐでたまよりは再生時間は伸びましたが、ちょっぱやですね(笑)

スグ出来ちゃうパズルなんかでは、フレームレート60pは速すぎですね…

フレームレート 24p 撮影間隔1秒 ウサハナ


フレームレート24pでリトライです。

2度目の撮影になるので、子供たちも感を得たようでサクサク作っていきます。

それでも再生時間は8秒と2倍に伸びました。

動画もタイムラプス動画っぽいカクカクした感じで、イメージ通りに仕上がりました。

まとめ

別にまとめる必要は無いんで個人的な感想をいくつか。

3脚は必要です。ピントはマニュアルで置きピンが安心です。今回は暗い室内だったので絞り優先で開放ですが、動き物を撮るならシャッター優先でも良さそうです。

パズルの他にもブロックやお絵かきなんかの出来上がりの過程を撮影してみると楽しいかもしれません。

ありきたりですが、潮の満ち干きや雲の流れも楽しいと思います。

最後に、完成の過程ではなく、無くなっていく過程をご覧ください。

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