25人に1人の年収1000万以上の皆さんが日本の所得税の半分を負担しているって知ってます?
ネット界では有名人の永江さんの記事なんですが、知らなかったです。
って事は、コシタツ父もコシタツ兄も日本の所得税の半分を負担していた?いる?って事ですか。半分想像ですが。
コシタツお前はどうなんだ?って問われると「ごめんなさい」と言うしかないですね。アハハ、すまん子供たちよ。
どうも日本って、「金持ちは優遇されている」「金持ちはずるい」的に左系のみなさんに洗脳されている人が多いように思うんですけど、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
記事の出だしからこんな感じなんですが、そんなことは無いですよ。左な人なんか自分の周りにはいやしませんよ。
しかも「金持ちは優遇されている」「金持ちはずるい」なんて思っている人もいませんよ。
貧乏人同士で呑みにいってもそんな話題なんて出やしません。納得済みの話です。
そもそも、サラリーマンで雇われていてお金持ちになんてなれませんし、ましてや、底辺製造業なんかで雇われていたらもう無理ゲーですよ。
努力だけではどうにもならんよ。底辺労働者
●高所得者は人より努力した
●高所得者は基本的に低所得者よりも必死に働いた
●高所得者はリスクを冒している
永江さん的には、高所所得者になる為の基本的なスタンスはこんな感じらしいのですが、コシタツ的には半分同意で半分はちょっと違う。
「高所得者は人より努力した」は理解できます。
実兄が学生の頃は常に机に向かっていた記憶があります。勉強していたのか定かではありませんが、おそらく努力していたのでしょう。成績も常に学年で上位だったはずです。
いまでも、常に学習して努力し続けています。
「高所得者は基本的に低所得者よりも必死に働いた」
実父がこれでした。地方から上京してきた職人だったので、人よりも働いていました。それこそ休みなく働いていました。それでも悲しいかな雇われ人なので、1000万円以上は厳しかったと思いますし、実際にそうだったと母から聞いています。
実兄も常に忙しく、日本各地や海外にしょっちゅう出張していますが、忙しさと年収を考えると割が合わない気がします。
「高所得者はリスクを冒している」
企業家や、経営者などはそれに当たるかもしれませんが、サラリーマン高所所得者には関係ない話ですよね。サラリーマンは基本的に会社に守られています。
まあ、起業して儲かっている人にしてみれば、年収1000万円程度で高所所得者といったら笑われちゃうんでしょうけど、リスクはとってないですよね。
単純に就職先の問題。まあ、高収入な職場に入るにも相当の能力が必要ですから、やっぱり有名な大学を卒業するなり、コネをつくるなりの努力は必要です。
底辺製造業でも年収2000万円以上なんて人もいたりはしますが、親の代からの会社だったりするから何ともいえません。まあ、それなりに働いていますが。
製造業でいちサラリーマンから工場を持つには、IT企業を興すよりも相当ハードルは高いと思いますね。工作機械が買えませんよ。工場立ち上げるのに普通に億単位のお金が必要です。
だから、半分は意外とすんなり同意できるが、リスクを冒しているにはイマイチ同意できませんね。所詮、雇われものです。
しかし、父も兄も頑張るマンだったのに、なんでコシタツだけダメなんだ。優秀な兄に比べて、ダメすぎるので、劣勢遺伝子の集合体だと本気で思った事もありましたよ。
貧乏人からお金を稼ぐ?
「金持ちは貧乏人から搾取して金持ちになった」って意識、ロシア革命以前だと思うんですけども。UNIQLOの柳井さんは貧乏人から搾取したの? 貧乏人が暖かくいられる服出してみんな助かったんじゃ?
秋元康もビートたけしもタモリも、普通のサラリーマンとは比較にならないくらい頑張っているし、秋元さんがAKBの初期に私財をなげうってヤバかったのは よく知られている。それだけリスク冒しているんだから、金持ちになれたわけですよ。貧乏人から搾取してって、オレオレ詐欺の元締めじゃあるまいしです。
こんな事も書いてありますが、秋元康にもビートたけしにもタモリにも頑張ったから成れるようなものでもないし、一体どう頑張ればちょっとでも近づけるのかも分からんし???です。
ユニクロにいたっては貧乏人から搾取した訳ではないだろうが、ターゲットはやはり低所得者で貧乏人。そいつら向けに安くてちょっと暖かい服を販売したら「わーい、ヒートテック、フリース最高」なんて売れちゃった。
だけど最近の高価格路線には、やはり貧乏人は敏感で以前ほど買わなくなっちゃった。だって高いんだもん。今までは3着買えたのが、今は2着しか買えないし。
そもそも、お金持っている人はアウターにユニクロなんて着てないしね。
AKB商法だって、どう見てもあんまり金なんて持ってなさそうな兄ちゃんをその気にさせて金を巻き上げているようにしか見えないし。どうしても貧乏人はそのあたりの判断がユルユルなのか、貧乏だからユルいのか?ユルいから貧乏なのかは分かりませんが、有り金を全部つぎ込んで握手券とか買っちゃう。
スマホゲームのガチャをコンプリートしようと躍起になるのも貧乏人。バカだから貧乏なのか、貧乏だからバカになるのか???
リスクを冒したからお金持ちになれたのは分かるが、メインのターゲットが貧乏層なのは事実な気がします。別に悪い事ではないですよ。そもそも、貧乏人は高い物は買えませんし、ガチャをグルグル回して20万も30万も使った方が幸せなのかもしれません。
そもそも、リスクを冒したからからと言って誰もが成功できるわけでは無いし、かつてのテレビ番組「マネーの虎」に出てきた、虎たちだって半分は廃業しています。博多とんこつのなんでんかんでんもリサイクル屋だって無くなっちゃった。
25人に1人の1000万プレイヤーよ頑張れ
永江さんのブログにも出ていた日経新聞のデータなんですが、スゴイっすね。年収1000万円以上になると所得税が半端なく高い。
これだけ取られても暴動を起こさない高所所得者たちは聖人君子ですよ。リッチだけが持てる、ゆとりなんでしょうか?
まあ、これだけ取られても全然問題ないくらいの収入なんでしょうが、貧乏人がなんとか400万円稼いだら税金で200万円持ってかれちゃったなんてなったら、暴動が起きそうです。それよりも、働く意欲がわかないし、生活保護でも…なんてなりそうです。
いま300万の年収の人から1000万の年収の人が数%出れば、収入比率の構成がだいぶん変わってきます。安月給に甘んじてないで、もっと稼ごうと考える人たちが増えて欲しいわけです。
で、こうなるわけなんですが、超努力して寝る間も惜しんで働き、さらに無一文になるかも首を括らなきゃならなくなるかもしれないリスクを冒して、やっと1000万円稼いでも所得税を100万円もとられ、社会保障費をたくさん払い、住民税もたくさん収めなくてはならないんですよ。
個人的には年収1000万円って全然金持ちの感覚がない。実家が裕福ならともかくも、東京に住んで子供をそこそこの大学にやって、家と車を買うと相当にカツカツです。
しかも、年収1000万円あっても住宅ローンを抱えて子育てしていると生活はカツカツ。
これだったら、独り身で年収400万円もらってユニクロ着てAKBを応援していた方が幸せなような気がします。もしくはDINKSでしょうかね。いざとなった時も、子供や債権者に責任が無いしね。お気楽です。
まあ、はっきりいいますが、人並み以上の努力をすれば年収1000万ってそれほどの高い障壁じゃないと思うんですよ。一生リスクを採らずに安月給で働くというのであれば、これは超えるのは難しいでしょう。
この際、学歴は関係ないとして、人並み以上の努力をするといわれても何をどう努力して良いのか分からない人が貧乏人で低所得者であるような気がするし、実際底辺企業に集まる人材は基本的に自分の頭で物事を考えるのが苦手な連中が多いから、なかなか困ったものだと思います。
仕事がらハローワークから来る底辺労働者をよく見る自分からすれば、自分自身も含めてどうすれば今の職場に務めていたままで年収1000万円が可能になるのか聞きたいくらいです。
ポテンシャルもキャリアも家柄、運勢も含めて、全てが貧乏人になるような仕様で作られている気がしてなりません。
転職なんてありえませんよ。底辺から上辺には行けないんです。ドロップダウンの一方通行です。それと、仕事内容です。製造業は潰しが効きそうで効きません。熟練労働者でも、大手企業のお抱え工場でもない限り安月給の世界です。
合言葉は「お前の代わりはいるんだよ」
最初の職種と就職先でほぼ未来が決まります。
人生半ばで努力するには遅すぎます。現状維持で精一杯です。
とりとめのない話になったんですが、結局これを書いている永江さんも中退はしていますが灘中に入ってリクルートにお勤め経験があり起業、買収された経験をお持ちの方。
底辺から見ればエリートですよん。
だから能力に優れた高所得者たちはさらに働いて、われら貧乏人の為にもっと税金を納めて下さい。
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