大雨で被害を受けた方へお見舞い申し上げます。
コシタツ家が住む地域は毎年水が上がる低地なので、河川の逆止弁、排水用ポンプ、大規模遊水地が設置されてますが、それでもピンチはたびたび訪れてます。
過去に床上大浸水し、激甚災害指定されて以来定期的に大雨対策はされてきた場所ですが、それでも水は上がります。
NHKの取材も来たことがあるような場所です。竜巻被害にもあいました…
いままで床上浸水しなかったのは運がよかっただけです。これからはどうなるか分かりません。
最近頻繁に起こる全国各地の大雨を他人ごとには感じられずにニュースを見ています。
道路の水位がヒタヒタと上がり、家に迫ってくるのは恐怖以外の何物でもないです。
罹災された方は後片付けなど大変な仕事が待ってます。
乾燥すると町全体の大気がかなり埃っぽくなり、衛生環境が悪化します。マスクなどでセルフディフェンスして作業してください。
止まない雨も引かない水もありません。
ただ、排水ポンプ施設が無い場所だと水が完全に引くのに数日かかる場合もあります。
なんと言っていいか分かりません。やりきれない気持ちでいっぱいだと思いますが、頑張りましょう。
近年のゲリラ豪雨や雨型台風のおかげで、年に数回は道路に水があふれ出して困っているコシタツです。
正直、この恐怖、不便さは実際に体験した人にしか分からないと思うんですが、ゲリラ豪雨や台風の大雨が日常化してきているので、今は問題なくてもこれからは分かりませんよ。
自宅の玄関の写真です。
床下浸水しています…
船で大海原に漕ぎ出せそうでしょ。まいどまいど…鬱ですよ。
道路に水があふれる前にやるべき事!!!!
大雨で道路に水があふれ出すまでには、雨量にもよりますがある程度の時間がかかります。
なので、水が上がって浸水する可能性のあるときは、その時間にいろいろとやらなければならないことがあります。
車を避難させる
まずやる事は、自家用車を避難させることです。
これは水が上がる前にやる事です。台風が直撃コースになるのが分かったら、素早く非難させます。もちろん水が上がってこない高台の駐車場に避難です。公園だったり、橋の上だったりします。
水が上がってきてから避難させていたら間に合いません。ゆっくりと水没していく愛車を指をくわえて眺めることになるでしょう。ただ、いきなりのゲリラ豪雨では間に合わない可能性もあります。
庭や駐車場、玄関にある物をしまう
水が上がって自宅に迫ってくると、駐車場や庭に置いてある軽い物や中身が空洞の物は水に浮かんで『ぷかりぷかり』と流されていきます。
重い物だから大丈夫だと思っていても浮力はバカにできません。水に流されてどこかに流れる前に、室内にしまっておきます。
自分の経験だと、作りかけの庭に置いてあった半畳ほどのウッドデッキが流され30mほど離れた場所に漂ってました…
逆に見慣れない漂着物が庭を漂っていることもあります。
1階の床にあるものを高い場所に移動
万が一に備える場合は1階の床に置いてある物を2階に上げたり、テーブルに載せたりして避難させます。本や絨毯、クッションなどの水が浸み込んだら完全に廃棄処分になるので、必ず避難させます。
床下浸水すると生活はどうなる???
これは実際に経験しないと分からないのですが、戸建て住宅のモデルケースになりますが参考にして下さい。
降水量と河川の水位は常に気にする
このサイトは絶対にブックマークして下さい。
大雨時は、国土交通省の川の防災情報サイトを常にチェックしています。それと、ヤフー天気の雨雲ズームレーダーも頻繁にチェックします。
使い方は以下の記事で詳しく説明しているので参考にして下さい。
総雨量と河川の水位がある程度分かれば、車の避難、庭の整理、人間の避難をするかどうかの判断がつきます。
下水が上がるので不衛生
大雨で水の排出が間に合わなくなると、ドブや下水管の水も満タンになり溢れてきます。
もちろんトイレの汚水が通る下水も、雨水と共に上がってくるので非常に不衛生です。大雨の水で薄まっているとしても気分が良いわけありません。
出来るだけあふれた水に触れないようにします。触れた場合はよく手を洗いましょう。
トイレが流れない
これは死活問題なんですが、道路が冠水して水位が上がってくるとトイレの水が流れていきません。簡単な水位の問題なのでしょうがないんですが、小の方はなんとかできますが、大の方はどうにもなりません。極力食べ物を控えます。
どうしても無理って時はトイレにします。絶対に流しません。流すと逆流してあふれる可能性があります。
正直、悲惨です。
お風呂も入れない
なにしろ水が流れないので、お風呂も流しも洗面台も使えません。
一度浸水途中にお風呂に入ったら排水できずにお風呂場に悲劇が訪れました…
台風が夜に直撃しそうな時は、早めに食事もお風呂も済ませてサッサと寝ます。
家から出られない
出られなくはないのですが、出たくありません。通常ですと家、庭、歩道、車道の順に低くなっていくので、歩道に到達する頃には普通の長靴ですと浸水します。
河川の氾濫などの緊急事態にならない限りは、食事もとらずにじっとしています。
簡単に水はひかない
ゲリラ豪雨程度の短時間の雨でしたら、大型の排水ポンプが稼働すればすぐに水が排出されますが、長引いた大雨ですと、町全体が水没するので簡単には水はひきません。
雨が降りやんで床下浸水からの回復となると、コシタツの住んでいる地域では4時間以上はかかります。
地域によっては半日。床上浸水するほどの低い土地ですと、まる1日はかかります。
もちろん排水ポンプはフル稼働です。
なので、その間もトイレはもちろんお風呂も流しも使えません。
水が引いた後もヒドイ
水がひいたら安心なんですが、その後の掃除が大変です。
駐車場や家の周りにはたくさんの泥汚れとともに、漂着物が残されています。
それを放っておくと乾燥して埃っぽくなるうえに、いつまでも残ります。なので、高圧洗浄機で洗い流します。これをやるやらないでは結構ちがいます。なにしろ汚水も上がってきているので、どんな細菌がいるか分かりません。
それほどナーバスにならなくても大丈夫だと思いますが、体が弱っている時は注意です。
ただ、町の至る所が泥汚れでヒドイので、乾いてくると町全体が埃っぽくなりますね。個人ではどうにもなりません。最低です。
雨が何回か降ってくれればキレイになるのでが、なかなか上手くはいかないです。
まとめ
本当に大雨は怖いです。今回の台風18号では常総市の鬼怒川が決壊しましたが、越谷市から20㎞程度の場所での出来事なので、他人ごとには感じられません。
もちろんコシタツ家の近所の川も、水位が上がると住宅地よりも高くなるので不安です。
今回の台風では、堤防を越えるあと1.5mくらいの場所まで水位が上がりました。
台風の大雨、ゲリラ豪雨の頻度が10年前よりも上がっているうえに、降水量が増えているので、いつの日か大惨事になりそうな気がします。
大雨時は自分自身で情報を吟味して、自治体の避難勧告を待つよりも、自主的に避難するなり、待機するなりの判断をしないといけません。
自分の身は自分で守りましょう。
コメント