前々から欲しかったクローズアップレンズなんですが、Amazon冬のセールで安かったので、防湿庫と一緒に購入していたんです。
AFマクロレンズを持っていれば特に買うことは無かったんですが、生憎古いタイプのMFマクロレンズしか持っていないのです。
それほど期待してなかったクローズアップレンズだったんですが、いざ使い始めると物撮りに便利すぎてレンズに付けっぱなしになってます(笑)
Kenko クローズアップレンズが便利すぎて物撮りが捗る
フィルタータイプのレンズになるのでネジが切ってあって、簡単にレンズに取り付けられます。
今回購入したはKenko Tokinaから発売されているクローズアップレンズで、Nikon純正と違っていろんな種類の倍率が出ているので、使い方で選ぶ楽しみがあります。
ナンバリングが大きいほど近接撮影が可能になり、NO.1~NO.5、それとNO.10があります。
クローズアップレンズ単体では凸レンズになっており、ちょっと良質な拡大鏡な趣です。
試しに机にあったグラボを覗いてみました。結構大きく見えますね。
Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8Gに装着
クローズアップレンズ装着に選んだレンズは『Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8G』です。
理由はちゃんとあって、カメラやITガジェット類のブログ記事を書いていると記事を分かりやすくするために製品の写真を撮影するんですが、室内での手持ち撮影が多いためにどうしても明るいレンズの出番が多くなります。
しかし、『Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8G』の最短撮影距離は約30cm&最大撮影倍率が0.16倍と小さく、部分的にクローズアップした撮影が出来なかったんです。
取り付けは簡単で重ね付けもOK
レンズの取り付けてみました。
『Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8G』には傷防止用Nikon純正のNCフィルターを装着しているのですが、クローズアップレンズはその上からねじ込んで装着できます。
もちろん、フィルターを重ねると画質が…なんてことは考えません(笑)ブログ用ですし、手間をかけないことを優先します。
ちなみに、
もちろんレンズキャップもこのまま取り付けられます。
最近では『Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8G』は室内物撮り専用になっているので、クローズアップレンズ付けっぱなしで使ってます。
クローズアップレンズ作例
近くにあったグラフィックボードを使って撮影してみました。
比較用にクローズアップレンズある、なしで撮影したので参考にして下さい。
クローズアップレンズレンズ無し
『Nikon AF-S DX NIKKOR 35㎜ f/1.8G』の最短撮影距離での撮影です。これ以上近づいたらピントが合わないって距離です。およそ30cm弱。
【R47】にAFでピントを合わせてます。
クローズアップレンズ有り
クローズアップレンズNO.3を取り付けての撮影です。
これも、最短撮影距離で撮影しています。およそ20cm位でしょうか?
別にトリミングすればいいじゃん?って思いがちですが、トリミングと接写拡大ではなんとなく雰囲気が違うんですよね…
ちなみに最短撮影距離とはレンズ端面では無く、カメラボディにある距離基準マークから被写体までの距離になります。
位置を変えてクローズアップレンズレンズ無し
位置を変えてみました。
絞りはf/1.8と開放で撮影しています。かなりピント面が薄くなりますが、LEDライトの室内でもシャッター速度1/200秒は出ます。
位置を変えてクローズアップレンズレンズ有り
上の写真と同じ条件でクローズアップレンズを装着です。
明るさに影響がなく、シャッター速度が変わらないのはポイント高いです。
便利ですよ~。
クローズアップレンズでは遠景撮影はできません!!!!
こんなに便利なクローズアップレンズですが、遠景撮影はできません。
本当に全くできません。マクロレンズの代りには成れませんです。
参考にクローズアップレンズ装着での最遠撮影距離での作例です。
【R47】から40cm位は離れてるでしょうか?
これ以上下がると強烈にぼやけていき、撮影不可能になります。
ただ、レビュー用の物撮りなんかでは製品の全体がちょうど収まる距離になるので、使い勝手良いんです。
クローズアップレンズ無しで同じ距離からの撮影です。
やっぱり小さくなります…ていうか、これが本来のレンズの撮影倍率になるんですよね。
Amazonで超特価販売中なので使わなくても1つ持ってると便利だし、暇な時に遊べそうなフィルターです。
フィルター径によって値段が違いますが、今のところ50㎜前後で940円程度、82㎜で2,500円位です。
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