埼玉県さいたま市を流れる芝川流域はこの辺りでも一番土地が低い場所であり、それゆえに昔から稲作が盛んで、この辺り一帯を指して見沼の田んぼなどと呼ばれている場所でもあります。
そのせいなのか分かりませんが、住宅地として不適だったのか芝川流域と見沼代用水の周りには大規模な公園が数多くあります。今回ご紹介する公園もその一つだったりしますが、遊具などは何もない公園なので、子供連れで出かけるならボールでもなんでもよいので遊ぶ物とレジャーシートは必ず持参して下さい。
コシタツからのお願いでした(笑)
見沼氷川公園
ちょっと分かりづらい位置にある公園で、遊具も何もないんですが、いつも誰かしら遊んでいたり、くつろいでいたりする不思議な公園です。
駐車場は20台と少な目なんですが、この公園のピークは4月のお花見時期だけなので、それさえずらせば駐車場で困る事はないと思います。
遊具は無い
越谷近郊の公園って、ガッツリと大型遊具のある公園と、本当になんにもない公園の2種類があるような気がします。駐車場の大きさの問題なのか、予算の問題なのかは分かりませんが子育て中のファミリーには気を付けないといけない問題です。
そんな見沼氷川公園なんですが、遊具は一切ありません。
大きな広場とお池
その代わりに大きな広場があります。さすがの子供達でも広場だけではスグに飽きてしまうので、ボールやバトミントンなどの親子一緒に遊べそうな遊具を持参する必要がありますね。
大きな広場の隣には大きなお池があります。
池を囲むようにして大きなお岩が配置されているので、勇気ある子供達はそれに飛び乗って移動して遊んでいます。ただ、落ちたら水没するし、ヘタすると溺れる可能性もあるので注意が必要です。
コシタツ家の子供達はちっとも岩に興味を示しませんでした(笑)
公園の奥の方は地面がぬかるんでいたりするので気を付けて下さい。この辺りは土地が低く、基本的に田んぼになるような湿地帯で水はけはそれほど良くない場所です。雨あがりは特に注意です。
春は桜とコブシ
公園の周りには100本ほどの桜が植樹されており、見頃には満開の花を咲かせてくれます。また公園内にはコブの大木もあり、桜より一足早く白く可憐な花を見ることができます。
一本足の案山子
公園で遊ぶ子供達やファミリーにはどうでもよい事だったりしますが、公園入り口正面スロープの先には案山子の銅像があったりします。
これはかつて明治の頃に、公園隣のある氷川女体神社に住んでいらした武笠三(むかさ・さん、1871年~1929年)が、見沼田んぼに実る稲穂と案山子をみて作詞した唱歌『案山子』の発祥の地だからです。
今時こんな歌を歌う子供達はいないので、時代の流れって恐ろしいですね。そろそろ、ゴダイゴのタケカワヒデユキが銅像になってもおかしくなさそうです。
子供達には近くの松芝公園がオススメ
ちょっと写真が無いのですみません。近いうちに撮影してきます。
見沼氷川公園から徒歩3分くらいの場所でさいたま市立芝原小学校の隣に「松芝公園」があります。
ここは小さ目な公園なんですが、ちょっとした遊具もあり夏になると公園内を水が流れジャブジャブ遊びが出来るんです。ただ、1つだけ問題がありまして駐車場がないんですね。路駐すると近隣の住宅に迷惑ですし、小学校の近くだけあってパトカーも頻繁に回ってますので、見沼氷川公園の駐車場に車を止めて遊びに行くのがベストです。
ただし、見沼氷川公園駐車場は時間きっかりに駐車場管理人が来て、クルマがあっても施錠して帰るので注意が必要です。
公園の場所
ちょっと分かりずらい場所にあります。国道4号線を挟んで東武線側の住民は無理していく必要のない公園だと思います。コシタツ個人的には先の松芝公園に行くときに利用するくらいですかね。
所在地 : 緑区大字見沼地内
問合せ先 : さぎ山記念公園
電話番号 : 048-878-3656
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