さぎ山記念公園は見沼自然公園に隣接する、子供が遊べて釣りができる公園です

さぎ山記念公園は見沼代用水を挟んで見沼自然公園のお隣に位置する兄弟のような公園です。

見沼自然公園は自然公園らしい人工物の少ない公園なんですが、さぎ山記念公園はしっかりと公園としての体裁がとられており、芝生広場に釣りの出来る大きな池、アスレチック広場にキャンプ場もあります。

さぎ山記念公園

かつては野田のサギ山としてサギの一大営巣地だったこともあり国の特別天然記念物に指定されていたのですが、浦和周辺の都市化に伴いサギが営巣しなくなった為に指定が解除され公園になってしまった経緯があります。

だけど、越谷市周辺は田んぼだらけなので至る所でサギが観察できますけどね。

エントランスから駐車場

入口はロータリーになっており、駐車場の真横から公園の芝生広場が始まるアクセスのよい公園です。駐車場が意外と狭く40台ちょっとしか停められません。満車の時はお隣の見沼自然公園の駐車場に停めて歩いてくるしかありませんが、結構遠いです。

右側に見えるのが芝生広場です。

芝生広場とお池

芝生広場です。大きくてフラットな広場なので遊びやすいですね。季節的に寒かったせいもあって遊んでいるファミリーは少なかったんですが、春、秋になると混雑します。

見沼自然公園とは対照的に無料で釣り放題のお池があります。

特に受け付けも無いので本当に勝手に釣りほうだいなんですが、小学生以下は保護者同伴で使うように指示してありますし、マナーを守って使いましょう。

釣り人達が好きな場所に陣取って釣りを楽しんでいました。お池はかなり広いので、釣り場が無くて困る事はなさそうです。

子供遊具もある

芝生広場から一段上がった丘の上にアスレチック広場があります。ちょっと細長い広場になり、無理やり後付けで作ったような感じです。

公園の作りからすれば少しションボリした感じになりますが、子供達が遊んでいました。どちらと言えば神社の境内なんかにある子供遊具に近いイメージです。

子供に大人気のターザンロープもあります。

もっと小さい子向けの遊具もあります。

となりは民家になるので、大きな公園で遊んでいる感じがあまりしませんね。独立した小さな公園のようです。

青少年野外活動センター

アスレチック広場から見沼自然公園に向かって進むと、青少年野外活動センターがあります。

利用期間は4月～11月までで、事前に申し込みが必要です。もちろん学習施設なので飲酒などはNGです。まあ、普通のキャンパーはこんなところは使わないですよ。たぶん林間学校などで使うんでしょうか？

中は意外と広くてテントサイト？はフラットな広場になっていました。ちょっと見ずらいのですが写真奥にはベンチとテーブルもあります。

キレイな炊事場とカマドです。

雨の日でも安心してご飯が作れます。

大きなテントもあります。雨天学習用なのでしょうか？

雨が降ったらこの下にテントを張りたいくらいの大きさです。

トイレです。閉鎖期間中なので、しっかりと施錠されていました。

思ったよりもキレイで使いやすそうなキャンプ場なので、当日申し込みで民間キャンプ場のように使えたら便利だと思うのですが。近くなんだから、子供連れで泊りに行くのになぁ。トラブったらスグに帰れるしね。

なにしろ利用申請が、利用希望日1月前の毎月10日（土・日・休日の場合は翌平日）午前9時より申請受付（市内在住・在勤に限る）なんで、やる気あんのかって感じです。

さぎ山記念館

さぎ山記念館もあります。無料ですので一度くらいは入っておきましょう。なかなか2度は無い記念館です。

中はサギについての資料が沢山ありますので、サギマニアの方には一度は来てほしいと思います。サギのはく製も展示してあります。

サギが描かれた日時計があります。公園を代表するオブジェです。日時計の時刻が結構正確なのにはビックリしますよ。

羽生結弦選手と浅田真央選手のサイン発見

見沼の田んぼに桜を沢山植樹して、桜の名所にしようとするプロジェクトに賛同しているようです。

左が羽生選手、右が浅田選手のサインですが、全然読めません。

二人のサインが入ったレリーフの隣には植樹された桜が咲いていました。

スケート好きな方はぜひ一度は足を運んで下さいね。

まとめ

お隣の見沼自然公園よりはレジャー向きな公園ですが、何しろ駐車場が狭いのが難点です。

春、秋はスグに満車になりますので早めに行くか、遠いですが見沼自然公園の駐車場に停めてお散歩がてら歩いてくるのも楽しいかと思います。

さぎ山記念公園

〒336-0973 埼玉県さいたま市、緑区南部領辻359−1

近くにある公園

大崎公園

見沼自然公園