ここ最近、軽くゴホン・ゴホンと咳が続いていた長男。
ひと足先に次男3歳が季節の変わり目のせいからか風邪をひいていて、鼻水に咳が続いていたのでそれが感染ったようです。
次男は鼻垂れながらも元気で、最近は花粉症のような症状で鼻が詰まってしまい、滑舌が悪く何をしゃべっているんだか話半分くらいしか聞き取れません。
小学5年生の男の子の肺炎と症状
長男なんですが、38度くらいの熱が出るのと前後して乾いた感じの強い咳をし始めました。
すぐに近所のかかりつけ医にいったら風邪との診断。いつもの風邪なのでしっかり寝て体力を回復させれば治るはずなので、その日はそれで様子を見ることにしました。
次の日になると熱が39度にあがっており、ちょっと変だなと感じましたが、2日目に熱がピークになる事って結構あるんですよね。ただ、咳が酷くなっているような気が…
その日の食欲はほとんどなく、食べ物はウィダーのようなライトミールやリンゴ等の食べやす物を欲しがっていたので、その時は酷い風邪程度に考えていたのですが、夜寝る時に横たわるとゴホン・ゴホンと強い咳が止まらなくなって嘔吐する始末。
これはいつもの風邪とは様子が違うから、次の日にもう一度病院に行ってレントゲン撮影をすると肺に白いモヤモヤがあって肺炎との診断になりました。
症状的にマイコプラズマ肺炎の可能性が高い為、念のために採血もしたのですが、町のかかりつけ医に行ったので確定診断は後日土曜日になりました。
肺炎時の症状(小学5年生)の場合
- 熱が出る前に軽く咳が出ていた
- 38度以上の高熱が出て、乾いた感じの咳が続くようになる
- 一晩寝ても調子は変わらず、咳が続く
- 咳の感じが変わり、ゴホゴホ・ゲホンゲホンと深い咳が出る
- 横になると発作的な咳が出て、最悪嘔吐する
- 3日目を過ぎると熱は下がるが、食欲は無く咳は止まらず
一応長男の例なんで、個人差はあると思います。
インターネットで調べてみると、どうも次男から感染された可能性が高い事がわかりました。
乳幼児だとマイコプラズマ肺炎にかかっていても重症化することなく、普通の風邪程度で治ってしまう事がほとんどのようなんです。そういえば、次男もケホケホと咳きこんでいたような気がします。
それに、マイコプラズマ菌の潜伏期間て結構長くて2週間~3週間くらいあるんです。
そういえば次男の風邪が治ってからずいぶんたって長男の調子が悪くなったような気がします。ただコシタツ家には真ん中に長女がいるんですが、今のところ元気ですね。
ただ、潜伏期間って時限爆弾みたいなものなのでちょっと怖いです。
クスリと対症療法
今回処方された薬はジスロマック。
マクライド系抗生物質と呼ばれるもので、性感染症のクラミジアの治療薬としても有名みたいです。お世話になったことはないですよ。
ただ、最近では耐性菌なんて呼ばれる抗生物質に抵抗力をもった細菌も多くいるので、このジスロマックが必ず効くかどうかは分からないようです。
粒剤とカプセルをまとめて朝食後に1日1回服用します。
その他に咳が酷い時ようにリン酸コデインが処方されました。リン酸コデインは結構強い麻薬性の薬で、モルヒネと同様の働きをするようです。おお、ちょっと怖いですね。
咳が酷く寝付けない夜に飲んだのですが、素早い効き目で咳がほとんど出なくなったのにはおどろかされました。
それと湿度を60%くらいに保つと咳が出にくくなるらしいので加湿器をつけ、寝る時は無理して横にならずに布団を積み上げて、そこにもたれて眠ると楽なようです。
土曜日に経過診察の為に病院にいきます。
学校はお休み
とりあえず学校は1週間お休みになりました。経験者のママさんの話によると、長引く咳だと2週間休んだこともあるそうです。
かれこれ発症してから5日たちましたが、食欲がない為長男はやせ細り、咳はいまだ止まらず大変な目にあっています。
週末の楽しみにしていたイベントも全てキャンセルですが、なにしろしっかりと良くなってくれよ。
結局、2週間お休み
マイコプラズマ肺炎と診断されてから学校は1週間休みました。
その間、症状はずいぶんよくなったように感じたのですが、1週間後の検診に行くと肺のモヤモヤは消えておらず、さらに追加で1週間のお休みになりました。
結局、丸2週間休んだわけなんですが、すっかり症状の良くなった長男は『秋休みが来た!!!』なんて喜んでましたが、学校が始まったら遅れを取り戻すのに大変な目にあったわけです。
今ではすっかり良くなりましたが、聞き慣れない病気はちょっと心配になります。
これはコシタツ家の長男の例なので参考程度にして、いつもの風邪と様子が違う、なんか変だな?と感じたら必ず病院に行きましょう。もし、それでも納得いかなければ違う病院に行くのも手段です。
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