シャッター速度で写真のイメージを変える?動きを止めたり、動かしたりと楽しいですよ!!!

シャッター速度」とはデジタル一眼カメラで撮影するうえでの重要な要素の一つで、基本的にデジタル一眼カメラでの撮影は、シャッター速度絞りISO感度を変化させて肉眼で見たのと変わらない適正露出での撮影を目指します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

シャッター速度って何?

「シャッター速度」の前にまずはシャッターについて説明します。

シャッターとは、撮像センサー手前にある開閉式の幕の事であり、通常は撮像センサーを光から遮るように閉じています。シャッターボタンを押すと、シャッターが上下にスライドして撮像センサーが光にさらされます。

この撮像センサーが光にさらされる時間の事を「シャッター速度」と呼び、「露出時間」とも呼ばれます。

シャッター速度は基本的に適正露出になるような速度にカメラが自動で調節してくれますが、任意で選ぶことも可能です。

シャッター速度で変わる写真イメージ

同じ構図で、シャッター速度優先オートでシャッター速度だけを変化させて撮影してみました。

シャッター速度の変化だけで、ずいぶんと写真のイメージが変わるのが分かると思います。

1/30秒で撮影した噴水

シャッタ速度で変わる写真イメージ

シャッター速度1/30秒で撮影した噴水です。

噴水の吹き出し口の水流が連続して勢いよく噴き出している感じが伝わります。

1/1250秒で撮影した噴水

シャッタ速度で変わる写真イメージ

シャッター速度1/1250秒で撮影した噴水です。

1/30秒に比べて水滴のつぶつぶが見えます。噴水の吹き出し口はまだ連続して噴き出しているように見えますね。

1/3200秒で撮影した噴水

シャッタ速度で変わる写真イメージ

シャッター速度1/3200秒で撮影した噴水です。

水滴一粒一粒がかなりハッキリ認識できます。噴水の吹き出し口からの水流も止まって見えますね。

※1/30秒に比べるとかなり背景がボケて見えますが、これは適切な明るさで撮影出来るようにカメラが絞りを自動的に調節しているからです。

絞り値を一定でシャッター速度だけ変化させると、白く飛んだ写真になったり、薄暗く黒く潰れた写真になります。

今度は流れのある小川の小さな滝で比べてみたいと思います。

1/15秒で撮影した小さな滝

シャッタ速度で変わる写真イメージ

小さな滝ですが、流れのほとばしる感じが美味い具合に演出されています。渓流撮影などでよく見る手法ですね。

このくらいまでシャッター速度を遅くすると、手振れ補正機能搭載のカメラ、レンズでも手振れする可能性が高まるので、三脚を使うと上手く撮影できます。

1/500秒で撮影した滝
シャッタ速度で変わる写真イメージ

ジョボジョボした流れの滝に見えますが、同じ滝です。

最初の滝に比べると躍動感に欠けた感じがします。

シャッター速度を変えるだけで、写真の印象がずいぶん変わってしまうのがよく分かります。

なかなか難しいのですが、自分のイメージに合わせたシャッター速度を選べるようになりたいものですね。

シャッター速度で動きを作る

先ほどの実験で、シャッター速度をコントールすることで、写真の印象って簡単に変える事が出来きるのが分かりました。

ザックリとですが、動きのある被写体を止めて撮影するには1/250秒以上のシャッター速度が必要になります。

子供たちの予測不能な動きやスポーツなどの激しい動きの場合は1/500秒以上のシャッター速度で撮影すると失敗が少ないと思います。

夕暮れや室内などでシャッター速度が上げられない時は、ISO感度を上げることでシャッター速度を上げることが可能です。

シャッター速度を速くすると?

シャッター速度を上げて撮影する

モータースポーツ等の動きの速い被写体の一瞬を切り取れます。

写真はモトクロスのジャンプシーンですが、高速で移動中の一瞬を撮影しています。

シャッター速度が速ければそれだけ手ブレや被写体ブレに強く撮影がしやすくなる半面、撮影場所の暗さやレンズの明るさに影響を受けやすく、おのずとシャッター速度の限界が決まってしまいます。

シャッター速度を遅くすると?

シャッター速度を下げて撮影する

これはシャッター速度を極端に下げて被写体を追いかけながら撮影した流し撮りなんですが、上手く撮影できると動きを表現できたりします。

この写真ですと、1/30秒程度までシャッター速度を落としています。

シャッター速度を遅くすれば、手ブレ、被写体ブレの可能性が大きくなり撮影が難しくなります。あまり遅い時は3脚を使ってブレを防ぐ必要があります。

流し撮りは、この特性を逆手にとってあえてブラして撮影する方法です。

※実際の撮影は適正露出の関係上、絞りとの関係性があるので、シャッター速度の変化だけでは説明しきれないのですが、シャッター速度を変化させると写真の写り方にものすごい変化があると感じてもらえばいいと思います。

詳しくはコチラの記事を読んで下さい。僕でも分かるように書きました(笑)

デジタル一眼カメラの『絞り』と『ボケ』と『シャッター速度』の関係性。絞りを弄れば写真が変わる?
「絞り」とはデジタル一眼カメラで上手に撮影するための重要な要素の一つで、基本的にデジタル一眼カメラでの撮影は、この絞りとシャッター速度、ISO感度を変化させて肉眼で見たのと変わらない適正露出での撮影を目指します。 もちろん現在のデジタ...
『ISO感度』と『シャッター速度』と『写真ノイズ』の関係性をISO感度別で比較する
カメラカタログなんかを眺めていると『高感度特性がアップして暗闇でもノイズが少ない撮影ができる』なんて言葉を目にする機会が多いと思います。 しかもISO感度25600やら51200などと大きな数値が並ぶので、カメラ素人はなんだかよく分か...

シャッター速度の変化で明るさが変化する

適正露出を得るためには、基本的にシャッター速度と絞りを調節するのですが、一方的にシャッター速度だけを変化させると写真の明るさに変化が出ます。

シャッター速度が速い

撮像センサーにあたる光の時間が短くなるので暗い写真になります。

シャッター速度と明るさの関係性

シャッター速度が適切

適正露出で撮影できます。肉眼でみたのとほぼ同じ明るさです。

シャッター速度と明るさの関係性

シャッター速度が遅い

撮像センサーにあたる光の時間が長くなるので明るい写真になります。

シャッター速度と明るさの関係性

まとめ

写真を見てもらえれば理解できると思うんですが、自分でいろいろと変化させて撮影してみて改めてシャッター速度は難しいけど、ある程度理解できると表現方法に幅が出来て楽しさが膨らむことが分かりました。

どうしても絞り優先オートに比べると使い方が難しい感じがしますし、実際に使いこなせていませんが、流し撮りなんかは決まると非常に気持ちよいので是非チャレンジしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました