お月様を3脚を使わずに上手に撮影する方法【望遠ズームレンズ使用】

空気も澄み渡った冬の夜空にひと際輝くお月さま。

大都市東京からほど近い?場所に位置する埼玉県越谷市でもそれはハッキリと目にすることができます。

2016年12月14日は満月だったのですが、越谷市は生憎の曇り空でお月さまは見えずじまい。

そんな訳で12月15日のお月さまの撮影だったりします。

撮影場所は自宅ベランダからで、撮影時間は19時頃と21時頃になります。

画像はブログ用にリサイズしてありますが、写真をクリックすると大きな画像で見られるので、是非大きくして見て下さい。

Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VRで月を撮影する

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お月さまは3脚を使わずに手持ちで撮影できます

夜で暗いのにお月さまなんて撮影出来るの?フラッシュは使わなくていいの?なんて、カメラ初心者だとちょっと疑問に思うのが普通だと感じますが、これがかなり簡単に撮影出来ちゃうんです。

もちろんフラッシュは使いませんし、3脚も使いません。

手持ち撮影でイケちゃいますよ!!!!!

だから、冬は寒いけれども空気が澄んでキレイなお月さまが撮影できるので、とりあえず撮影してみましょう!!!

撮影機材はいつものD5500に超望遠ズームレンズの組み合わせになります。

  • Nikon D5500
  • Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR
  • 500㎜ズーム端で撮影
  • AF-S シングルポイントAF
  • RAW画像で現像

Nikon D5000番台はAPS-Cサイズセンサーを使用しているので、実際の焦点距離はレンズ焦点距離×1.5になるので、500㎜望遠端で撮影すると実焦点距離は750㎜になります。

お月さまはかなり明るい

Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VRで月を撮影する。画像処理前

焦点距離500㎜ シャッター速度1/800 絞りf/5.6 ISO1000 露出補正 -1.7

肉眼で見た感じの色味と明るさで撮影するとこんな感じになります。

実際のお月さまを見ればよく分かるんですが、お月さまってかなり明るい。

満月ならなおのこと明るいです。

夜なので周囲は暗いんですが、カメラをお月さまに向けるとカメラの自動露出計はかなり速いシャッタースピードを表示すると思います。

この写真はとりあえず絞り優先オート絞り開放f/5.6で適当にお月さまを撮影した写真です。

一応夜なので、ISO感度は1000で撮影したら白とびしたので、露出補正はマイナス1-2/3かけて暗めに撮影しています。

この時のシャッター速度は1/800秒になります(笑)

速いでしょ。

月の豆知識

月は地球の周りをおよそ27日間かけて1周します。

しかし、月の満ち欠けは29日周期になっています。

月はいつも同じ面を地球に向けています(よく言う、うさぎの餅つき)。これは月の自転周期と公転周期がまったく同じだから起こる事らしいです。

手振れ補正機能があれば手持ちでOK

Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VRで月を撮影する

焦点距離500㎜ シャッター速度1/320 絞りf/5.6 ISO100 露出補正 -3.3

クリックすると等倍画像になります。

この撮影に使っているズームレンズは500㎜までズームできるので、等倍画像ですとこの程度大きさになります。

この写真はISO100で撮影しています

最近のカメラ、レンズは手振れ補正機能が付いている物がほとんどなので、その機能を存分に使えば3脚を使わなくてもこの程度の撮影は出来ると思います。

ポイントは、手振れ補正機能が付いていてもシャッター速度はなるべく遅くし過ぎないように注意する事です。

経験的に300㎜レンズですと、出来れば1/125秒を切らないように、500㎜ですと1/250秒を切らないようにすれば歩留り(成功率)が良くなると思います。
もう1点、出来ればなんですが、体をどこでもよいので固定物にくっつけて撮影するとよりブレが少なくなります。僕はベランダの手すりにもたれて撮影しました。

もちろん10枚、20枚程度の撮影では上手くいかない可能性があるので、設定を変更して枚数は多く撮影した方が成功率は上がると思います。

3脚は意外と面倒なんです

もちろん3脚にしっかりカメラを固定して撮影すれば、より安定した撮影が出来るのですが、カメラ初心者には意外な落とし穴があったりします。

それは…月の移動が思いのほか速い…

そうなんです。

3脚に据え付けライブビュー画面でシングルポイントでピントを合わせていると、月が微妙に移動しているのを感じます。

まあ、トリミングしちゃえばいいんでしょうが、ピント面がズレて行くのってなんだか気になっちゃうんですよね。そのたびにいちいち雲台を弄っているくらいなら手持ちで撮影しちゃえと…

もちろん、3脚の性能にもよるんでしょうが、僕は安定の悪い安物3脚しか持ってませんです。ハイ…

RAW画像で保存して現像するとより楽しい!!!

Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VRで月を撮影する

JPEGで撮影するのもお手軽でよいのですが、RAW画像で撮影すれば撮影後に現像して遊べます。

先程のお月さまなんですが、光の加減のせいかちょっとノッペリとして立体感に欠ける気がします。

そこで、画像処理ソフト(ここではNikon純正を使用)で立体感を出してみました。

ヒストグラムを調整する

ほんのちょっとヒストグラムを変化させるだけで、ずいぶんと印象が変わったお月さまになりました。光の中に隠れていた無数の隕石の衝突跡が浮かび上がり、生々しい感じがします。

遥かかなた38万キロ先にあるお月さまなんですが、僅か500㎜程度のレンズで、しかも手持ち撮影でもこれだけ立体感がある撮影ができれば、ちょっと嬉しいですよ。

まとめ

最低でも300㎜の望遠レンズは必要かもしれませんが、もし手元にあるようでしたら1度試してみると良いと思います。

特に天体に興味なんかなくても、単純にカメラってすごいな、目に見えない部分までしっかり写しとれるんだって驚かされるはずです。

先程のRAW画像を現像した写真を子供に見せたら、これお父さんが撮ったの???って驚いていました。イェーイ!!!驚いてもらえればそれだけでハッピーですよ。

だから、天気の良い夜に試してみたください。

満月前後が明るくて狙い目です。

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