【500㎜】超望遠ズームレンズでコスモス撮影してきて気付いた事など

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」の練習がてら、コスモスの撮影に出かけました。

近隣の公園ではコスモスが最盛期を迎えているはずです。天気はあいにくの曇り空のうえに、微妙に風が吹き続けている最低のコンディションですが、果たしてどんな撮影ができるか興味津々だったりします。

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

焦点距離:500㎜ 絞り:f/6.3 シャッター速度:1/250秒 ISO800 露出補正+0.7

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コスモス撮影

この時期、コスモスが盛大に咲き誇る公園に出かけたのですが何という事でしょうか!花の摘み取りが解禁されていて、見頃のコスモスで埋め尽くされているはずの花壇がスカスカピーになっています。

しかも畝の間に摘み取りの人々がウロウロしているので撮影しづらいし、ひとり妙に長いレンズを付けてうろつくコシタツが非常に場違いな感じがします。

まあ、普通はマクロレンズでの撮影ですよね。

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

焦点距離:200㎜ 絞り:f/5.6 シャッター速度:1/200秒 ISO800 露出補正+0.7

スカスカのコスモス畑を望遠の引き寄せ効果で密集しているようにしました。

超望遠は微ブレに注意

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

トリミング済み 焦点距離:500㎜ 絞り:f/6.3 シャッター速度:1/250秒 ISO800 露出補正+0.7

やっぱりですが、曇り空での撮影は難しいです。

シャッター速度をなかなか上げられないので、強力な手振れ補正機構があっても微妙にブレる確率が高いです。

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

トリミング済み 焦点距離:500㎜ 絞り:f/6.3 シャッター速度:1/100秒 ISO800 露出補正+0.7

どうも、シャッターボタンを押す瞬間に力を入れすぎてしまっている感じがします。

1脚も使ってなるべく安定させようとしているのですが、どうしてもグリップを持つ右手に力を入れてカメラをホールドしようとするみたいです。

自由雲台をフリー状態で撮影しているのがダメなような気がしますが、だからといって固定しちゃうと撮影しにくいし、手持ちだと余計に無理です。

撮影技術も機材も、もう少しなんとかしないとダメかもしれません。

微ピンボケに注意

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

トリミング済み 焦点距離:400㎜ 絞り:f/6.3 シャッター速度:1/200秒 ISO800 露出補正+0.3

撮影していて一つ重要な事に気付きました。

結構な枚数の微ピンボケ写真を量産していたのですが、これはシャッター半押しAF合焦でモジモジしていたせいですね。

モジモジしている間に、どうしても体が前後してしまいそれが微ピンボケ写真の量産につながっていたようです。

気付いてからは微ボケを防ぐ手段として、シャッター半押しAFでピントが合焦したら、すかさずシャッターを切るを心がけて撮影しました。

これが結構的を得ていたようで、微ボケ写真が劇的にとは申しませんが減った事は確かです。

超望遠はマクロではない

「Nikon AF-S NIKKOR200-500mm f/5.6E ED VR」で撮影したコスモス

トリミング済み 焦点距離:400㎜ 絞り:f/6.3 シャッター速度:1/320秒 ISO800 露出補正なし

ご覧のとおりトリミング済みの写真が多数あります。

最短撮影距離と最大撮影倍率の問題があるので、当たり前ですがマクロレンズのようには撮影出来ませんでした。

たしか、記事1枚目の写真が望遠端500㎜で最も近寄って撮影した写真になります。

個人的にはトリミングするのにあんまり抵抗感が無い人間なので、微ブレ微ボケが無くて、それなりの解像感があれば、むしろ積極的にトリミングした方が良いような気がしますが、素人の戯言かな?

まとめ

まだまだ全然使いこなせてませんし、今回の写真も撮影時の確認ではグッドだと感じても、自宅で等倍にすると「アレレ…」なんて写真がかなりありましたし、記事内の写真もアレレ?なのが数枚あります。

トリミングすると、縮小効果が得られにくいんで粗がよく見えます(笑)

レンズの手振れ補正機構は強力ですが、それ以前に人間が前後しない、シャッターボタンを丁寧に押すなどの、マクロレンズをMFで撮影するような繊細さが求めらるのが結果的に分かりました。

ただ、かなり重いし大きくいので、操作性も決して優れているとは言えないので、それをコントロールしながらマクロ的な精度を出すとなるとかなり難しいんではないかい?ってのが現在の感想ですね。

 

コメント

  1. しまる より:

    こんにちは。
    流石500mm背後のボケがハンパないですね〜
    私も超望遠欲しいとは思いますが、冷静に考えると、何を撮るんだってところが思いつかなくてw

    タムの旧150-600は自分のD5500に付けて試写した事はありましたが、いくら手ブレが強力とはいえ、手持ちは厳しかった覚えがありますね〜

    半押しでモジモジ…ってありますが、AF-Sだからで、AF-Cではないから…って事は関係ないでしょうか?
    まあ、普通は花の撮影ならAF-Cで撮る事はありえないでしょうけどね〜

    • コシタツ より:

      しまるさん、こんばんは。
      超望遠になると、ハッキリと撮影したい被写体がないと厳しいと思います。
      僕の場合でも使うのは、鳥、モタスポの2つくらいですし、なるべく手持ちはしたくありません。
      やっぱり、軽量300㎜ズームでブラブラ撮影して歩く方がお気楽かもしれません(笑)

      半押しモジモジはAF-Sですね。「ピピッ」っと鳴って、ピント面を確認している時に前後に揺れてるんだと思います。
      さっさとシャッターを切った方が歩留まりはよいのかもしれません。

  2. 日野 より:

    コシタツさん、こんばんは、超望遠あこがれますね、
    コスモスも、綺麗です、
    流石に、バイクレースの写真も、綺麗でした、
    A3くらいに、印刷して、額に、入れれば、かなり、かっこよく、なりそうですよ、
    ほくも、写真サークルで、文化祭に強制的に、掲示されますので、一枚、印刷してもらいましたが、見違えるような、できになりました。

    • コシタツ より:

      日野さん、ありがとうございます。
      超望遠撮影は楽しいんですが、重いし疲れるので、限られた被写体限定になりそうです。

      タムロンフォトコン向けにA4サイズにプリントしたのですが、プリントするとモニターで見るのとは違った印象になりますね。
      A3はかなり大きいので、しっかり撮影しないと粗ばかりが目立ちそうで怖いです。

      でも、A3額装ちょっと気になりますね(笑)

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