エントリー一眼レフカメラで流し撮り。モータースポーツ「オートバイ編」

走り回って遊ぶ子供達や、競り走る車、重厚感たっぷりに走る電車などなど動きのあるものを撮影する時に、その躍動感を伝えるための撮影テクニックに流し撮りがあります。

コシタツも遊ぶ子供達の撮影時や、オートバイレースなんかを撮影する時に練習がてら頻繁に流し撮りをしています。

今回は新しく導入したNikon D5500での流し撮りの設定と自分なりの要点を書いてみたいと思います。流し撮りベテランの方は笑って読んで下さい。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

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D5500でモタスポ流し撮り

今回は栃木県茂木町にあるツインリンク茂木で行われた、ちょっと特殊なオートバイスポーツである「トライアル世界選手権」で流し撮りしてみました。

このモータースポーツは一般的なサーキットを走るロードレースとは違い、山の斜面や沢でオートバイを操るテクニックを競います。

絶対的な速度は他のモータースポーツに比べて低いのですが、その代り競技が間近で見られるため、撮影においてのメリットは特に焦点距離の長いレンズを必要としない事があげられます。

使用機材

  • Nikon D5500
  • タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)

カメラレンズ設定

  • シャッター優先オート シャッター速度 1/40~1/50秒
  • フォーカスモード AF-C ダイナミック9点
  • ISO感度 640固定
  • 測光モード 中央部重点測光
  • 記録方式 JPEG FINE Lサイズ
  • レンズは手振れ補正 OFF

今までの経験からこんな感じになりました。

撮影開始

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/14

とりあえず上手く撮影出来たっぽいのをペタリ。

これは左側から進んできてウィリーしながら大きな岩に登ります。本当はもうちょっと違う動作なんですが、簡単に説明するとこんな感じです。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/14

で、このトライアルの流し撮りの難しいところは、オートバイが縦方向に立体に動く事と、顔出しヘルメットの為、なるべく顔にピントを持っていきたいところなんです。

ちなみに。ライダーの体と車体中央はブレが少ないのに、前後輪のブレが大きく見えるのは、それは前タイヤと後ろタイヤの挙動がオートバイの進行方向に対して上下に動くからです。

AF-Cの使い方

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/16

カメラ低級者なので、人に教える程の撮影技術は持ち合わせていないのですが、オートバイ好きの気持ちは負けません??

AF-Cの使い方なんですが、ライダーが視界に入っている場合はシャッター半押しで常にフォーカスを顔のあたりに持っていきます。この際に親指フォーカスは使っていません。

で、ライダーのボディアクションに合わせてカメラを移動しながら連写です。

ダイナミック9点にしてあるのは、被写体を追いかけきれなくてもどっかでフォーカスが引っかかってくれていればOKな、おまじないみたいなものです。それでも、シングルポイントよりは成功率が高いような気がします。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/50秒  絞り f/18

これはあまり良くない写真なんですが、参考に。

この写真の左側には大きな木が写り込んでいます。この場合ですとどうしてもライダーにフォーカスを合わせ続けていても、カメラを振っている最中に木の部分を通過してしまいます。

こんな時は、木の手前からライダーにフォーカスを合わせるのではなく、木の右側のライダーが進入してくるあたりで置きピンしていると、ライダーが木の陰から出てきたときでもピントを外しにくいような気がします。

シャッター速度と連写

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/14

シャッター速度は1/30秒から1/50秒の間で変化させて撮影をしたのですが、1/30秒だとちょっと遅すぎで使いにくい感じでした。

1/50秒だと、これはこれで速すぎるようで、流し撮りの流しの部分がイマイチな少し止まった感じの写真になってしまいます。

今回の撮影でイチバン使い勝手が良かったのが1/40秒でした。

この辺りは被写体の動く速度、カメラを振る速度、被写体からの距離などの条件から最も撮影しやすいのを選べばよいと思います。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/16

連写撮影については、エントリー機であるD5500は毎秒5枚撮影でRAWデータ記録は出来なくはないのですが、バッファ速度やメモリーカードに書き込む時間が遅いため、基本的にJPEG FINEで記録しています。

これですと、シャッター押しっぱなしで概ね14枚程度は撮影できます。まあ、普通は5枚くらい連写すればベストポイントから被写体はいなくなってますけど…

レンズの手振れ補正

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

シャッター速度 1/40秒  絞り f/16

今回の撮影に使ったレンズ「タムロン SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)」なんですが、タムロン謹製の超強力手振れ補正機能はOFFにしてあります。

理由は簡単で、手振れ補正ONの状態でカメラを横に振ると、あえて流す(手振れさせる)方法で撮影しているのに、レンズがそれを手振れと捉えて補正をかけてしまうからです。

そんな理由で手振れ補正はOFFにしてあります。

個人的ベスト

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

今回の流し撮りの中でのベストショットです。

全日本トライアルIASクラス参戦中の柴田選手です。全日本では中堅どころとして活躍していますが、世界選手権では難セクションに果敢に挑戦する姿が印象的な選手です。たぶん、真面目な人なんだろうな~!

本当は世界のトップ選手たちも流し撮りしたんですが、あんまり上手く撮影できませんでした。撮影テクニックがもう少しあれば、もっと歩留まり良く撮影出来たと思います。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

一応貼っておきます。世界選手権10連覇を目指す絶対王者トニー・ボウ選手。

D5500で流し撮り トライアル世界選手権

今年は世界選手権ランキング3位返り咲きを狙う藤波貴久選手。

およそ400枚程度流し撮りして、使えそうな写真は30枚程度でした(笑)

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