「シャッター速度」と「絞り」の1段分と「手振れ補正」まとめ。カメラ初心者必見ですよ

はいハーイ!!!カメラ初心者必見ですよ。

レンズカタログや撮影テクニックについての本を読んでいると必ず出てくる「1段分」って言葉。理解してますか?

交換レンズ等では手振れ補正効果4段分とか、撮影テクニックですとよくある、絞りを1段絞ると見違えるようにシャープな写真になった。などなど…カメラ初心者には本当に意味不明なんですね。

はい!知ってますって人はこれ以上読まずに黙って違うページに行って下さい。馬鹿だなぁ(・∀・)ニヤニヤ、とかしながら読んではいけないですよ。

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カメラの目盛りは1段じゃない

カメラ液晶画面

でもさ、カメラを始めてから結構時間が経った人でも分かってない人ってかなりいそうですよね。

へへへ。僕も最近までイマイチ曖昧なまま撮影していました。別に分からなくてもなんとなく撮影出来てたし~。

なんたってカメラを始めてから半年くらいは、カメラにある目盛りの一つが1段だと思っていたんですからね。

これは露出補正用の目盛りになるんですが、実際はゼロから赤い矢印の部分で1段になります。途中の○○は1/3刻みになります。

恥ずかしいから記事にしないつもりだったんですが、僕のような勘違いをしている人がいるかもしれないので、恥を忍んで記事にしました。

絞り値の1段分

F1.4 F2 F2.8 F4 F5.6 F8 F11 F16 F22 F32

絞り値の1段分を表にしました。

えっ?カメラの表示にはもっと細かく出ているって?

それはカメラがもっと細かく適正露出を得られるように、1段分をさらに1/2段や1/3段に細分化しているんです。

実際はいろいろと面倒な計算式があるみたいなんですが、能書きでは写真は上達しないと思うので、この表を憶えてしまった方が面倒なく済むと思います。

もしくは、現在表示されている絞り値に√2をかければ1段分上がり、割れば1段分下がります。

これで絞り開放から1段分絞るの意味が分かったと思います。もしレンズの開放絞り値がf/2.8だとしたら、その1段分絞るとなるとf/4にすればいいんです。簡単ですね。決して、f/3.2ではありませんよ(笑)

シャッター速度の1段分

30 15 8 4 2 1 1/2 1/4 1/8 1/15 1/30 1/60 1/125
1/250 1/500 1/1000 1/2000 1/4000

シャッター速度の1段分を表にしました。単位は秒です。

絞り値と同様に1段をさらに細かく制御して撮影しています。

これまた難しい計算式があるんですが、基本的に2倍、1/2倍でシャッター速度の1段分変化するので、絞り値よりは憶えやすいと思います。

手振れ補正の段数

これで手振れ補正レンズに出てくる3段分補正や、2.5段分補正の意味が分かったと思います。

ニコンのエントリー一眼レフカメラのキットレンズである「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II」を例にとって説明すると、このレンズの手振れ補正効果は4段分になります。

薄暗い環境下での撮影ですと思ったよりもシャッター速度が上がりません。

この時のシャッター速度が1/15秒となった時、4段分の手振れ補正効果であるこのレンズを使うと、シャッター速度1/125秒で撮影したのと同程度の手振れ補正効果が得られます。

通常よく言われているものに、手振れが始まるシャッター速度は「1/焦点距離」があります。

さっきのレンズですと、望遠端の実焦点距離は55㎜×1.5で82.5㎜になるので、1/82.5秒が手振れボーダーラインになるのですが、4段分の手振れ補正を効かせることで、1/6秒までシャッター速度を遅くできるんですね。

 

実際は個人差がかなり出る部分なので理屈通りにはいきませんし、あんまりシャッター速度が遅いと被写体ブレしたりするので、何とも言えませんね…。

この表を見れば今までの説明が一目瞭然!!!
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なんだよってくらいに簡単に理解できますよ(笑)

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