2015 世界報道写真展を見て感じた事。写真の背景を理解することが重要みたいです

イオンレイクタウンで開催されている『2015 世界報道写真展』を見に行ってきました。

見に行ったきっかけとしては、実はコシタツ自身それほど報道写真には興味はないのですが、2015年の初めから写真撮影をやり始めたこともあって、世界中の本物のプロフェッショナルが撮影する(ある種それでお金を稼ぎ生活している)本物の写真に一度くらい触れてみるのも悪くないと感じたからなんですね。

だって、いつも見ている写真ってSNSのGoggle+でのアマチュアカメラ愛好家の撮影した写真くらいしかないんですものね。そりゃこんな僕だって興味がわくのも当然でしょう。

2015 世界報道写真展

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2015 世界報道写真展

世界報道写真展とは、

1955年にオランダのアムステルダムで、世界報道写真財団が発足したことにより、翌年から始まったドキュメンタリー、報道写真の展覧会です。毎年、1月から2月にかけて前年に撮影された写真を対象にした「世界報道写真コンテスト」が開かれ、国際審査員団によって入賞作品が選ばれます。

十数人から成る審査員団は毎年メンバーを替えて、審査の中立性を保つ努力がなされています。今年の「第57回 世界報道写真コンテスト」には、132の国 と地域、5,754人のプロの写真家から、合計9万8,671点の作品が応募されました。1年を通じて、世界の45カ国約100会場で開かれる本展は、約 200万人が会場に足を運ぶ世界最大規模の写真展です。引用:世界報道写真展オフィシャル

2015 世界報道写真展 イオンレイクタウン

埼玉展の会場はイオンレイクタウンKAZE3Fのイオンホールで開催されました。入場料は大人600円で、イオンカードを提示すれば500円で入場できます。

感想など

ほぼ前知識ゼロで行きました。なので先入観もほとんどない状態での感想になります。

なんと申しますか、こんな事言っちゃっていいのか分かりませんが、半分ファンタジーの世界でした。紛争や内戦で人が殺されたりしている写真も何枚かあったんですが、『ああ、銃撃で人が殺されている。むごいな』とは感じるんですが、まるで別世界で起きた出来事のようにしか感じれなかったりしました。

自分が平和ボケなのか、イマジネーションが足りないのか分かりませんが、大きく引き伸ばされた写真を見ても『ふーん…(モヤモヤモヤ)』な感覚なんです。

ただ写真に収められているので、実際にこの写真を撮影したカメラマンの目前で起きた出来事なのはよく分かります。ただ、それ以上の何かを感じる事は出来ませんでした。

政治的な背景や、地政学的な知識がもっとあれば違った見方ができるのでしょうが、現状のコシタツは残念ながらそんな感じでした。

性同一性障害を扱った写真や、HIVに侵された貧困層の家族の写真もあるのですが、頭では分かるんですが感情移入するほどまでいかないんです。

唯一心に響いた写真

2015 世界報道写真展

引用:WORLD PRESS PHOTO

唯一この写真にはグッときました。背景が赤だってのもあったでしょうか?

世界の工場である中国の塗装工場での1枚です。1日12時間働いて月に4万円ほど稼ぐようです。休みはどの程度あるのか分かりません。

女性の右下に並んでいるのは、クリスマスに見たこともある人が多いであろう『サンタクロースの靴』が並んでいます。彼女はその靴に赤い塗料を吹き付ける仕事をしているのです。

換気システムは左上に見える換気扇だけなのでしょうか?マスクは1日6回交換するようです。よく見ると彼女はサンタクロースの帽子をかぶっています。帽子をかぶらないと、髪の毛に塗料がついてしまうそうです。

あのサンタクロースの赤い靴は、クリスマスシーズンになるとちょっとしたお菓子やおもちゃが詰め込まれて販売されています。クリスマスが過ぎればお役御免でゴミ箱行です。

なにかしらの製品があるとしたらそれを作っている人が必ずいるわけで、それを安く作るとなるとどうしてもこのような形になってしまうのも分かります。

誰かが作っているんですよね。

別に労働環境が…、資本者側の搾取が…なんての話ではなくて、誰かが作らないと製品って生まれないって話。

この真っ赤な壁(中国シンボルカラー)の背景にサンタクロースの靴。少し疲れた感じのまだ若いであろう女性と被っているサンタクロースの帽子の皮肉が、共産国ではあるが資本主義が生み出した歪んだ構図を写真の構図として表している様に感じました。

コシタツとしては、この写真を見れただけでも満足でした。

まとめ

やっぱり写真だけではよく分かりませんでした。

写真の背景にある物語(政治的な事、性的な事、犯罪、スポーツ、自然など)をある程度理解していないと厳しい気がしました。

ただ、実際にその瞬間を切り取ったカメラマンの眼前で起きていた事実である事には間違いないんですよね。

そこまで足を運ぶカメラマン。それを撮影するのを許す被写体。

その瞬間になにかしらの信頼関係が生まれているのでしょうか?よく分かりませんが。もちろん、カメラマンはその写真を報道各社に販売して生計を立てているわけで…。

今後の世界報道写真展

  • 2015/8/23(Sun) – 9/6(Sun) 【埼玉展】イオンレイクタウンkaze
  • 2015/9/9(Wed) – 10/4(Sun) 【京都展】立命館大学 国際平和ミュージアム
  • 2015/10/6(Tue) – 10/18(Sun) 【滋賀展】立命館大学 びわこ・くさつキャンパス
  • 2015/10/21(Wed) – 11/4(Wed) 【大分展】立命館アジア太平洋大学
  • 2015/11/7(Sat) – 11/18(Wed) 【広島展】イオンモール広島祇園

初めて行かれる方は、なるべく前知識なく見にいかれた方が楽しめると思います。

オフィシャルサイト   2015 世界報道写真展

受賞作品が一覧できるサイト WORLD PRESS PHOTO

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