『大迫力!日本の妖怪大百科』。ジバニャンもコマさんもウィスパーも出てきませんが、秀逸です。

2014年の終わりごろから、ジバニャンやウィスパーが暴れまわる妖怪ウォッチが大人気らしいんですが、小学4年生である長男が買ってきたのがこれでした。

全然カワイクないですよ…

日本の妖怪大百科 山口敏太郎 を買ってきた
大迫力! 日本の妖怪大百科

いつもの事ですが、長男はサブカル志向が強いというか、メインストリームに乗れないというか、天邪鬼な性格なのか、なにしろマイナー志向が強いんですよ。

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総勢100匹の妖怪が収録

でも、この本を読んでビックリしてしまったコシタツなんです。そのイチバンの理由は…

オールカラーでイラストがきれいなことなんです。

イラストは10人ものイラストレーターの手で書かれており、画風が単調になる事なく最後まで楽しめます。

九尾の狐の説明文

妖怪のカテゴライズが面白い

大迫力! 日本の妖怪大百科『呪う、襲う、惑わす、戯れる』の4章から構成されています。

一章目の呪うですと、メジャー妖怪ですと九尾の狐や泥田坊、マイナー妖怪ですと寝肥などの妖怪です。12匹出てきます。

三章目の惑わすだと、ぬりかべや天狗、ろくろ首など一般的に知られた妖怪なんかが多く登場します。

別枠にある妖怪データで、その妖怪の別名やレア度、出現場所などが確認できます。別名は結構楽しくて、地域によって呼び方がいろいろある事が分かります。

大人も楽しめる内容

子供も大人も楽しめるように内容に工夫がされていて、小見出しの妖怪博士のレポートが秀逸なんです。

この小見出しの妖怪博士のレポート、別に知らなくてもぜんぜん問題ない話なんですが、知っているとよりいっそう妖怪の事が好きになりそうなうんちくが満載なんです。

例えば、野槌(のづち)の記事では、

妖怪博士のレポート

ツチノコ探検でお金持ちに!?

ツチノコをつかまえたら懸賞金がもらえる。たとえば、岡山県赤磐市では2013万円、岐阜県東白川村では125万円、今はなくなったが、兵庫県旧千種町ではなんと2億円のお金がもらえた。つちのこ探検でお金持ちになれるかもしれない。

これは最近の話ですが、他には歴史のはなしや、妖怪からの逃げ方や、妖怪にやられてしまった話など多岐にわたって記載されており、妖怪の説明と共に楽しめる内容になっています。

実はこの妖怪博士のレポートは小見出しの他にもしっかりと2ページにわたっての記事もあり、資料として貼付してある『画図百鬼夜行』とともに大人も、妖怪資料や読み物として楽しめます。

妖怪博士のレポート 雪女へん

一家に一冊の本

これは子供大百科事典と共に本棚に並べる価値のある一冊です。

半分以上が知らない妖怪ばかりでした。日本人として少し恥ずかしく思いましたね…。

子供が妖怪にであったり、襲われたときに読んだり、大人が妖怪探索に出かけたりする前に前知識として読んでおくのも一興だと思います。

けいた君もジバニャンもコマさんも決して出てきませんが、妖怪の基礎がよくわかる本になっています。逆に、これを読んでみてから、妖怪ウォッチを見るとまた違った楽しみ方があるかもしれません。

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